■国連はイスラエルが支援物資の輸送を妨害していると非難
【カイロ:本紙】
国連人道問題調整事務所(OCHA)は火曜日、イスラエルが2024年初めから救援隊のガザ地区への入境に対する制限を増大させ、このため健康面・環境面でのリスクが高まっていることについて警告した。
同事務所は声明で、1月の最初の2週間で、食料、医薬品、水、その他の生活必需品を輸送する予定であった29の救援隊のうち、目的地のガザ渓谷北部へ到達したのはわずか7隊でであったと明らかにした。
また大半のケースで、ガザ県および北ガザ県にまたがるガザ渓谷地区への、燃料、医薬品の配送拒否がなされたと付け加えた。
国連機関によるイスラエルへの非難は、世界食糧計画(WFP)によって「ガザで飢餓が広がっている」こと、つまり人々が食糧支援の到達していない場所で飢えていることに警鐘を鳴らすなかで行われたものである。
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