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イスラエル:イスラエル予備役兵、12%が重度のPTSD症状で軍務復帰不能

◾️ガザ戦争後、イスラエルの予備役兵の12%が服務不適格   【エルサレム:アナトリア通信】      最近の調査で、ガザ地区での大量虐殺に参加したイスラエル予備役兵の約12%が重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状に苦しんでおり、軍務に復帰できない状態にあることが明らかになった。      イスラエルはアメリカの支援を受けて、19ヶ月にわたってガザ地区のパレスチナ人に対して集団虐殺戦争を続け、その結果、17万2千人以上が死亡または負傷し、その多くが子どもと女性であった。現在も1万1千人 全文をよむ

  • 2025-05-09
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルはこれまでにガザで2200の家族を根絶

■イスラエルは10万トンの爆薬を投下し、ガザで2200の家族を根絶した      【本紙】      ガザ地区の政府報道局は木曜、2023年10月7日の攻撃開始以来、イスラエル軍が10万トン以上の爆薬を同地区へ投下し、この地域における現代で最も残虐な戦争の一つの中で、6万2000人以上のパレスチナ人が死亡、または行方不明になったと発表した。      同局は、戦争開始から19ヶ月が経過したことに際して報告書を発表した。報告書によると、イスラエルは1万2000件以上の殺戮行為を行い、そのうちの1万 全文をよむ

  • 2025-05-08
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フースィー派、イスラエルへの「地を揺るがすような」報復を誓う

■フースィー派、「地を揺るがすような」報復を誓う:イスラエルは停戦合意の範囲外      【本紙】      フースィー派は、昨日早朝にオマーンが発表した、米国との停戦合意への言及を一切しないままに、イスラエルに対する「地を揺るがすような」報復を誓った。また同派のムハンマド・アブドゥッサラーム首席交渉官は、米国当局との停戦合意の範囲はイスラエルに対する作戦を含んでいないと述べた。      アブドゥッサラーム氏は水曜日、『ロイター』に対し以下のように述べた。「停戦合意にイスラエルは一切含まれてい 全文をよむ

  • 2025-05-07
  • al-Mudun紙

アルジェリア:オマーン国王が初のアルジェリア訪問、両国の戦略的パートナーシップ強化へ

■オマーン国王のアルジェリア訪問を盛大に歓迎、両国間で3億米ドル規模の合同政府系ファンド基金の設立が内定      【アルジェ:本紙】      アルジェリア当局は、同国を始めて訪問したオマーンのハイサム・ビン・ターリク国王を盛大に歓迎した。現在、両国政府の関係は著しい発展を見せており、投資を目的とした合同政府系ファンドの設立を目指す両国の願望がその表れとなっている。      アルジェリア大統領府の公式ページは日曜日、アブドゥルマジード・タブーン大統領がオマーン国王を出迎え、首都西部郊外の滞在 全文をよむ

  • 2025-05-05
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フダイダが空爆、イスラエル・米国関与に関する情報錯そう

■米国とイスラエルによるイエメンへの空爆:フダイダが標的に      【本紙】      イスラエルの複数の治安筋によると、月曜日夕方、イスラエルはイエメン国内の複数の標的への攻撃を開始した。一方フースィー派に属するメディアは、同国西部の紅海沿岸に位置するフダイダ市に対する「米・イスラエル」の空爆について報じた。      (イスラエルの)同複数筋は、これらの攻撃は、フースィー派が発射した弾道ミサイル1発がベングリオン空港内に着弾したことを受けて、イスラエル軍により実施されたと述べた。この着弾に 全文をよむ

  • 2025-05-05
  • al-Mudun紙

エジプト:「旧賃貸法」が議会で論争に

■エジプトの議員ら「旧賃貸法」について「憲法違反の疑いがあり、扇動を煽り、数百万人が退去の脅威となる」         【カイロ:本紙】         昨日月曜日エジプト議会の住宅開発委員会は、政府が提出した旧賃貸法案の討論会を、この法案に反対する複数の議員による激しい攻撃のなか続行した。      議会は声明で、市民との特別対話を行うために、議会の住宅・地方行政・立法の各委員会からなる合同委員会で、第2回会合を開催すると明らかにした。      一昨日、日曜日に開催された第1回会合では、アパ 全文をよむ

  • 2025-05-05
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:メクネスでガザ支援を訴えるデモに数千人が参加

■メクネスでパレスチナ人をガザから追放する計画に反対するデモ行進      【ラバト:本紙】      先週日曜日、モロッコ北部のメクネスで数千人がガザに連帯を示すデモに加わり、「パレスチナ人をガザから強制移住させる計画の中止」を要求した。      抗議者らは、ガザの住民を飢えさせるのをやめ、ガザ地区に対するイスラエルの虐殺を停止するよう要求するスローガンを叫んだ。      さらにデモ参加者らは、ガザ地区への全ての通行所が閉鎖され、支援物資の搬入が妨害されているために、飢餓が生じていることに 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ナスルッラー廟の建設費用をめぐるレポートが「党」支持者らの怒りを呼ぶ

■ナスルッラー廟の費用に関する報道をめぐり「マナール」と「ジャディード」の間で激しい論争      【ベイルート:本紙】      チャンネル「ジャディード」が、自局制作でなく、内容の制作者の署名もないままに放送した、「ヒズブッラー」の故ハサン・ナスルッラー書記長の霊廟についてのレポートが、「党」の支持者たちの怒りをかき立てた。9分間に及んだこのレポートでは、不動産の購入と霊廟の建設に数千万ドルという金額が使われた一方で、家を破壊された抵抗運動の支持者たちは依然として住居がなく、補償もないままで 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエルとトルコ、ダマスカス上空での対峙を回避

■イスラエルとトルコの戦闘機がシリア上空での直接対峙を回避      【本紙】      複数のメディアの記事は、イスラエルの戦闘機が木曜の夜、ダマスカスの大統領宮殿近くの複数の地点を空爆中に、ダマスカス上空でトルコの戦闘機との直接対峙を回避していたと報じた。      イスラエルのチャンネルN12がトルコの反政府系ニュースサイト「ソズジュ」から引用して伝えたところによると、イスラエル戦闘機の活動が活発になっている地域でトルコの「F16」型戦闘機が偵察飛行を行い、電子戦システムを通じてイスラエル 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • al-Mudun紙

エジプト:日本の文部科学大臣がエジプト訪問、教育分野におけるパートナーシップの強化と今後の取り組みを協議

■教育大臣:今年9月に15校の新たなエジプト日本学校が開校(写真)        【ウィサーム・アブドゥルアリーム】      エジプトのムハンマド・アブドゥッラティーフ教育・技術教育大臣は、日本の阿部俊子(あべとしこ)文部科学大臣のエジプト訪問を歓迎した。今回の訪問はムハンマド・アブドゥッラティーフ大臣の招待に応じたもので、阿部文部科学大臣として初めてのエジプト訪問である。教育に関する共同パートナーシップ「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP: Egypt-Japan Educatio 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • Al-Ahram紙

シリア:国外発のネット工作が宗派主義を「扇動」

■国外発のネット工作がシリアの宗派主義を「扇動」:直近の事件を背景に      【本紙】      2025年4月下旬にダマスカス郊外県のジャルマーナー市とサフナーヤー町でぼっ発し、スワイダー県まで波及した衝突を受けて、ネット空間、特に「X」(旧ツイッター)では、宗派主義的な言説がかつてないほどに噴出した。            ネット上で繰り広げられる工作は、シリアにおける紛争の新たな側面を浮き彫りにした。そこではもはや、戦闘は戦場だけで行われるのではなく、意識やナラティブのレベルで繰り広げら 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • al-Mudun紙

イエメン:フースィー派は、伝統的な愛国の歌を演奏した人気アーティストを拘束

■フースィー派は、人気アーティスト、ハリール・ファルハーンを、(彼が歌った)曲を理由に拘束。      フースィー派は、伝統的な愛国の歌を演奏したとして、イエメン人アーティスト、ハリール・ファルハーンを拘束している。      【本紙】      イエメンの親イラン武装組織、フースィー派は、「イエメン北部のザマール県で、伝統的な愛国の歌を地元の結婚式の宴会で演奏した」として、イエメン人アーティスト、ハリール・ファルハーンを拘束した。      報道機関や人権団体の情報によると、ザマール県のフース 全文をよむ

  • 2025-05-03
  • Al-Nahar紙

シリア:イスラエルがシリアで「2025年が始まって以来もっとも激しい」空爆を実施

■イスラエルがシリアを空爆:「2025年が始まって以来もっとも激しい」      【本紙】      イスラエルの複数の航空機は昨日金曜日の深夜、シリア領土の北部と南部および首都ダマスカスに対し連続的な空爆を行った。これにより民間人1人が死亡し、複数人が負傷した。この攻撃は今年が始まって以来、(イスラエルがシリアに対して実施した)もっとも激しい空爆の波である。      <民間人の死者>      シリア国営通信(SANA)は、ダマスカス東部郊外に位置するハラスター市周辺を狙ったイスラエルの攻撃 全文をよむ

  • 2025-05-03
  • al-Mudun紙

アルジェリア:「国家のアイデンティティを侮辱」したUAEの番組を非難

■「アマジグ性を中傷した」歴史家との対談番組の放送直後、アルジェリアの国営テレビがUAEを攻撃し、「倍返しの報復」を警告      【アルジェリア:本紙】      アルジェリア国営テレビは、UAEのチャンネル「スカイニュース・アラビーヤ」が、歴史学者ムハンマド・アミーン・ビルギース氏を特集する番組を放送したことを受けて、同国を激しく攻撃した。同氏はアルジェリア憲法によって国家のアイデンティティの構成要素とされるアマジグ性を「フランスのシオニズムによる創作物」であると主張した。      同チャ 全文をよむ

  • 2025-05-03
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ドゥルーズ派兵士らがシリアへの介入を要請

■数百人のドゥルーズ派兵士がイスラエル軍にシリアへの介入を要請      【本紙】      イスラエルのギドン・サール外務大臣が「少数派の保護」を主張しシリアへの国際的な介入を呼び掛けたことを受け、イスラエル軍のドゥルーズ派兵士数百人が、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防大臣に対しシリアへの介入を求めた。      <ドゥルーズ派の保護>      イスラエル公共放送協会は、数百人のドゥルーズ派兵士が、シリアにいる家族の保護を主張して、ネタニヤフ氏およびカッツ氏に対し同国への介 全文をよむ

  • 2025-05-02
  • al-Mudun紙

アラブ首長国連邦:スーダン軍への武器密輸を阻止し、グループのメンバーを逮捕したと発表

■アラブ首長国連邦、スーダン軍への武器輸出の試みを阻止し、グループのメンバーを逮捕したと発表      【ドバイ:AFP】      アラブ首長国連邦は、水曜日に、スーダン軍への武器および軍事装備を違法に輸出する試みを治安部隊が阻止し、仲介に関与したグループのメンバーを逮捕したと発表した。      国営のエミレーツ通信社(WAM)は、ハマド・サイフ・シャームスィー検事総長の発言として、「国の治安機関は、関係当局から必要な許可を得ずに、軍需物資を仲介・仲買・違法取引しようとしていたグループのメン 全文をよむ

  • 2025-04-30
  • al-Quds al-Arabi紙

アルジェリア:フランスの挑発行為に対抗措置も辞さない姿勢

■アルジェリアは「パリにあるアルジェリア大使公邸への挑発行為」に対抗して、アルジェのフランス大使館の面積を85%縮小すると脅かす      【アルジェ: 本紙】      アルジェリアは、パリのアルジェリア大使公邸への迷惑行為に対抗して、アルジェにあるフランス大使館の現在の面積を85%縮小する措置も辞さない構えだ。この措置が講じられると、両国の歴史上、前例のない危機の深さが確実となる。      アルジェリアで広く読まれているハバル紙は、情報筋の話として、「おそらくアルジェリアは尊重すべき相互主 全文をよむ

  • 2025-04-30
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ジュンブラート氏がダマスカス郊外での停戦合意の仲介に成功したと発表

■ジュンブラート氏は「ドゥルーズ派をイスラーム教徒に対する全面的な戦争に巻き込もうとする」計画について警告、ダマスカス郊外での停戦のための仲介に成功したと発表      【np:本紙】      レバノンのドゥルーズ派の政治的指導者であるワリード・ジュンブラート氏は水曜日、イスラエルがシリアのドゥルーズ派住民をイスラーム教徒に対する全面的な戦争に巻き込もうと試みていると警告した。この警告は(シリアの)サフナーヤー町アシュラフィーヤ区で、ドゥルーズ派の武装グループとシリア新政府の関係者らの間で激し 全文をよむ

  • 2025-04-30
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:「ドゥルーズ派を守るため」シリア国内で空爆

■イスラエル政府、「ドゥルーズ派を守るため」シリア国内で空爆…混乱への警告…ムワッファク・タリーフ師:イスラエルは傍観者であってはならない      【ナザレ:本紙】      予想されていた通り、イスラエルはシリアのいくつかの標的への攻撃に着手した。これはシリア国内の諸組織に向けられ、同国のドゥルーズ派への侵害を防止するための警告メッセージであった。またヘブライ語系の複数筋が水曜日に確認したところによると、イスラエルはこれと同時に、シリア政府に対し、ドゥルーズ派への侵害を防ぐための行動を期待し 全文をよむ

  • 2025-04-30
  • al-Quds al-Arabi紙

英米空爆、サナア南部のフースィー派施設を標的に

■サナア南部のフースィー派施設を標的に、英米が空爆      【中東通信社】      英国防省は水曜日、王立空軍が、米軍と共同で行った空爆作戦に参加し、イエメンのフースィー派軍事施設を攻撃したと発表した。これは紅海での国際航行に対するフースィー派の度重なる攻撃への対処の一環として行われたものである。      英国防省は同国政府発表の声明で、「この空爆は精密な情報分析を経て実施された。分析の結果、イエメンの首都サナアの南方約15マイルに位置する建物群が、紅海やアデン湾の船舶攻撃において使用され 全文をよむ

  • 2025-04-30
  • Al-Ahram紙

イラク:フサイン外務大臣がシリアに対する制裁の撤廃を要求

■イラクがシリアに対する制裁を撤廃し、シリア国民の苦しみを終わらせるよう求める      【バグダード:本紙】      イラクのフアード・フサイン副首相兼外務大臣は、自国政府と米国政府の間で、経済開発やエネルギー安全保障の問題に焦点をあてた新たな戦略対話ラウンドを開始する準備について明らかにした。同時にフサイン氏は、シリアへの制裁が同国国民にもたらした人道的苦難を理由に、米国および欧州の当局者らに対してこれを撤廃するよう求めたことを明らかにした。あわせて、シリアの統一と安定を確保し、同国の全て 全文をよむ

  • 2025-04-29
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:治安部隊が「虐殺に関与した」アサド政権時代の軍人を逮捕

■シリア治安部隊が虐殺に関与した旧政権の軍人を逮捕      【ダマスカス:アナトリア通信】      シリア北西部ラタキア県の治安部隊は月曜日、多くの県で「民衆に対する虐殺行為に加担したうちの1人」である、ムハンマド・ジャウダト・シャハーダと呼ばれる人物を逮捕した。      これはシリア国営通信(SANA)が「X」の公式アカウントを通して発表したものである。      同通信社は「ラタキア県治安局はアイン・バイダー村で犯罪者ムハンマド・ジャウダト・シャハーダを逮捕した」と指摘した。      全文をよむ

  • 2025-04-28
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:米軍による難民収容所の空爆でアフリカ国籍の68人が死亡

■イエメン北部の難民収容所に対する米国の爆撃により少なくとも68人が死亡      【本紙】      アンサールッラー(フースィー派)系のメディアが月曜日に報じたところによると、イエメン北部の同派の拠点であるサアダ市にあるアフリカ人難民収容センターに対する米国主導の爆撃により、少なくとも68人が死亡した。同メディアによれば、米国政府はイランに支援された同派を標的に、ほぼ毎日爆撃作戦を行っている。      フースィー派に属するマスィーラ・チャンネルは民間防衛隊の話として、「サアダ市にある不法移 全文をよむ

  • 2025-04-28
  • al-Mudun紙

イエメン:フーシー派がイスラエル軍の基地を24時間以内に2度攻撃

◾️フーシ派が、過去24時間で2度目となるイスラエルのネバティム基地への攻撃を発表   【イスタンブール:アナトリア通信】      イエメンのフーシー派は日曜日、イスラエルのネバティム空軍基地を極超音速弾道ミサイルで攻撃したと発表し、「目標を無事達成した」と述べた。      フーシー派軍のスポークスマン、ヤフヤー・サリーア氏はテレビ放送された声明の中で次のように述べた:「イエメン軍のミサイル部隊(同派に所属)は、極超音速弾道ミサイルで、占領地パレスチナ南部のネゲヴ地域にあるネバティム空軍基地 全文をよむ

  • 2025-04-28
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ラーミー・マフルーフ氏がアサド前大統領を「偽アサド」と評する

■アサド前大統領の従兄弟であるラーミー・マフルーフ氏がバッシャール・アサドを「偽アサド」と評し、シリア沿岸部で「エリート部隊」の創設を発表      【ダマスカス:本紙】      シリア前政権の大統領バッシャール・アサド氏の従兄弟であるラーミー・マフルーフ氏は、フェイスブックの個人ページでの投稿で、「エリート部隊」の傘下で計15万人の戦闘員からなる15個師団を編成したと発表した。この部隊は、約100万人を包摂する人民諸委員会の支援を受けているという。      マフルーフ氏は投稿で次のように記 全文をよむ

  • 2025-04-27
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ガザ地区での停戦に向けて、ハマース代表団とエジプト当局が協議

◼️ハマース代表団、エジプト政府高官との会議を終え、カイロを出発      【カイロ:諸通信社】      パレスチナのイスラーム抵抗運動(ハマース)の代表団は土曜日の夕方、エジプト政府高官との会談を終え、エジプトの首都カイロを発った。会談ではガザ地区での停戦と2023年10月から続く戦争の終結に向けた取り組みが話し合われた。      ハマースは声明を出し、「ハマース指導評議会のムハンマド・ダルウィーシュ議長率いる代表団は、エジプト政府高官と集中的な協議を行った。代表団は、停戦、(人質と)捕虜 全文をよむ

  • 2025-04-27
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:銃撃事件を受けて対シリア国境で「例外的な」治安措置

■レバノン軍:シリアとの国境における例外的な治安措置      【ベイルート:アナトリア通信】      レバノン軍は金曜日、前日木曜日にレバノン側からシリアに向けた銃撃が行われた結果、両国国境地帯で衝突が再発したことを受けて、当該地域で「例外的な治安措置」を実施すると発表した。      今年の3月中旬には、シリア国防省が、同省の構成員3人の誘拐・殺害についてヒズブッラーに嫌疑を向けたことを背景として、シリアとレバノンは国境での治安上の緊張を経験した。またこの疑いについては、ヒズブッラーの高官 全文をよむ

  • 2025-04-25
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:海軍は戦闘準備態勢強化のために地中海での軍事演習を実施

■モロッコ軍は海軍の戦闘準備態勢強化のために地中海での軍事演習を実施      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコ軍は、水曜日、王立海軍部隊の戦闘準備態勢を強化し、戦術能力を向上させることを目的とした、地中海での軍事演習の実施を発表した。      軍の声明によると、海軍演習「フロティクス2025」の第一回目が、4月14日から18日に、地中海上の北部海域で実施された。これは、海軍部隊の作戦能力と戦術能力を向上させるための取り組みの一環である。      同声明は、「この軍事演習は、空 全文をよむ

  • 2025-04-24
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエル軍による虐殺の死者が計51,305人に

ガザ保健省:イスラエルによる虐殺の死者数は合計51,305人に上る      【ガザ:本紙】      ガザ地区の保健省は水曜日、2023年7日以来イスラエルがパレスチナ人に対して犯している虐殺により、死者数が計51,305人に、負傷者は計117,096人に上ると公表した。      同省は、「イスラエル軍のガザ地区侵攻による死傷者数日時統計報告書」において、「直近24時間で、死者39人(そのうち1人は遺体回収例)、負傷者105人がガザ地区の複数の病院に搬送された」と述べた。      さらに 全文をよむ

  • 2025-04-23
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:ヨルダン政府はムスリム同胞団の活動を禁止すると発表

■ムスリム同胞団系議員が大量辞職へ?内務大臣が同胞団に対する一連の厳しい決定を発表。事務所や資産は「監視下」に。(動画あり)      【アンマン:本紙】      ヨルダンのマージン・ファッラーヤ内務大臣が、水曜日の午後の記者会見で発表した一連の決定と措置は、「法の権限」の範囲内で、慎重かつ結果をあれこれ予測せず、ヨルダン政府が最高水準の政治と統治の下で、ムスリム同胞団(以下『同胞団』という)と関係を断つ決定を下したことを示している。      この一連の決定は、ヨルダン政府と同国で最も歴史あ 全文をよむ

  • 2025-04-23
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:イスラーム主義者の逮捕を受け、国会でイスラーム主義系政党が糾弾される

■ヨルダン当局はイスラーム主義者からの電話に応じず..イスラーム主義系国会議員らは「国家が武器を独占するべきだ」と主張..議会では、ムスリム同胞団系の政党解散を求める声が上がる      【アンマン:本紙】      議会におけるイスラーム主義勢力の重鎮の一人であるディーマ・タフブーブ議員は、月曜日(21日)の白熱した議論で自身をはじめとするイスラーム行動戦線党(IAF)の議員らに対する強い圧力を和らげようと、「武器は国家の手にのみ限定されるべきだ」とのフレーズを繰り返した。      タフブー 全文をよむ

  • 2025-04-22
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:アメリカによる港への攻撃で死傷者多数ー政府は”虐殺”と非難

◾️イエメンでアメリカによる凄惨な虐殺:石油港を標的にした攻撃で少なくとも74人が殉教、171人が負傷   【サナア:本紙】      アメリカによる攻撃は、木曜の夜、イエメン西部のフダイダ県サリーフ地区にあるラス・イーサー石油港の施設を標的とし、民間人に対して凄惨な虐殺を引き起こした。アンサール・アッラー運動(フーシー派)系メディアによれば、この攻撃により港の労働者や職員のうち、暫定的な集計で74人が殉教し、171人が負傷した。      サナアの保健省は、「救急隊や民間防衛隊の救助チームが、 全文をよむ

  • 2025-04-19
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:アッバース大統領がヨルダン・シリア訪問に向けラマッラーを発つ

■パレスチナ大統領は金曜日のダマスカス訪問に先立ってアンマンへ向かう      【ラマッラー:本紙】      パレスチナ解放機構の高官は、マフムード・アッバース大統領が木曜日の夜にラマッラーからヨルダンの首都であるアンマンへと出発し、明日金曜日からシリアの首都ダマスカスの訪問を開始する予定であると述べた。      同機構執行委員会のメンバーであるアフマド・マジュダラーニー氏は『アナトリア』通信に対し、アッバース大統領は木曜日の夜にアンマンに到着し、金曜日にそこからダマスカスへと向かう予定だと 全文をよむ

  • 2025-04-17
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:イスラエル占領軍がヨルダン川西岸地区に侵入

■イスラエル軍がヨルダン川西岸内の複数の地域や町に侵入      【ラマッラー:本紙】      政府系メディアや複数の目撃者が伝えたところによると、イスラエル占領軍は火曜日の夕方、占領下のヨルダン川西岸のいくつかの地域や町に突入した。その際彼らはパレスチナ人住民に対する一連の襲撃を行い、住民の羊を奪ったという。      目撃者らは、イスラエル占領軍がブルドーザーとともにヨルダン川西岸北部のナーブルス市東部に侵入し、兵士たちを家々の屋上や通りに展開したうえで、複数の軍事検問所を設置したと語った 全文をよむ

  • 2025-04-16
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:アメリカによる継続的な爆撃で多数の市民が犠牲に

◾️イエメン:米軍の空爆で123人が殉教、その中にはサナアの陶器工場攻撃による市民7名が含まれる    【サナア:本紙】      アンサール・アッラー(フーシ派―)政府の保健省は、昨日月曜日、アメリカの空爆による死傷者数が370人に達し、そのうち123人が殉教者であり、子どもや女性も含まれていると発表した。3月16日から4月14日までの期間に発生した空爆による死傷者には、日曜夜に首都サナア西部の陶器工場を狙った空爆の死傷者も含まれ、子ども5人と女性1人が確認されている。      同省は声明で 全文をよむ

  • 2025-04-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルの攻撃で増え続ける犠牲者

◾️ガザ保健省:2023年10月7日以降、5万983人が殉教   【ガザ:諸通信社】      ガザ地区保健省は月曜日、2023年10月7日以降のイスラエルの侵略による殉教者数が5万983人、負傷者数が11万6,274人に上ったと発表した。      これは、ガザ地区でイスラエルがパレスチナ人に対して犯している大量虐殺による殉教者と負傷者の数に関する、日次統計報告の中で明らかにされた。      同省によると、「過去24時間でガザ地区の病院には39人の殉教者が搬送され、そのうち38人は新たに死亡 全文をよむ

  • 2025-04-14
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルがバプテスト病院を再び攻撃

■バプテストから聖ゲオルギオスまで…イスラエルがキリスト教徒に送るメッセージ      【本紙】      イスラエルは昨日、バプテスト病院を再び攻撃することで、2023年10月17日(ガザ地区で直近の紛争が勃発してから10日後)に同じ場所で引き起こした凄惨な虐殺を、世界に思い出させた。当時イスラエルの攻撃では、ガザ市にある主要な医療施設である同病院内に避難していた500人以上のパレスチナ人避難民が殉教した。      この病院は1882年に設立されたガザ地区でもっとも古い病院の一つであり、エル 全文をよむ

  • 2025-04-13
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:数百人の兵士が戦争終結を求める抗議署名に参加

■数百人の兵士が戦争終結を求める抗議署名に参加      【本紙】      イスラエルメディアは、8200諜報部隊の予備役数百人と教育局の職員約2,000人が、ガザ戦争の終結を求める抗議署名運動に参加したと報じた。      イスラエルの「チャンネル12」は、高等教育機関の学者らの声明として、「合意が人質の帰還の唯一の解決策であると述べ、軍の圧力はほとんどの場合彼らの死に繋がっている」と報じた。      また彼らは、現在の戦争は安全保障上の利益ではなく、政治的、個人的な利益のために行われてい 全文をよむ

  • 2025-04-11
  • al-Mudun紙

シリア:政府治安部隊とロシアの支援を受けていた第8旅団との間で激しい衝突

■シリア治安部隊と元親ロシア部隊の間で激しい衝突      【ダマスカス:本紙】      シリア南部のブスラー・シャーム市では、シリア政府に属する治安部隊と、アフマド・アウダが率いており、かつてロシア軍の支援を受けていた第8旅団との間で激しい衝突が起きている。      ダルアー県の情勢に通じた複数筋は次のように述べた「この衝突は、アフマド・アウダが率いており、いまだシリア国防省に合流していない第8旅団に属する兵士らが、アフマド・ドゥルービーという第8旅団の元司令官(現在シリア国防相に所属)を 全文をよむ

  • 2025-04-11
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルがラファフ市の包囲を完了したと発表

■イスラエルがラファフ市の包囲を完了し、イエメンからのドローンを迎撃      【ガザ:本紙】      ヘブライ語メディアでイスラエルが停戦への取り組みの一環として同意したエジプトの提案についての話題があったにもかかわらず、現地の情勢はイスラエル軍がガザ地区南部の戦略的な地域の支配を確立し、恒久的な占領について警戒させていることを示している。      占領軍は「ムラグ軸」全体の支配を完了し、ガザ地区南部のラファフ市を完全に包囲したと述べた。      イスラエル軍公式ラジオは、同軍が「ガザ地 全文をよむ

  • 2025-04-11
  • al-Quds al-Arabi紙

イラク:教師らが自らの抗議活動をめぐる議会セッションの開催を要求

■イラクの教師が抗議活動を学校内での座り込みに変え、国会での緊急セッションの開催を求める      【バグダード:本紙】      イラクの諜報機関が、今年中に国内の抗議デモが拡大するという警告を否定した一方で、講義活動に参加する教師らおよび教育スタッフは木曜日、当局からの介入を恐れて、抗議運動を学校内での座り込みというかたちに変更することを決定した。      抗議者らによると、当局は「抗議運動の流れを私的な利益のために歪曲しよう」としており、また教育を求めている人々から活動を純粋に教育的なも 全文をよむ

  • 2025-04-09
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:南部でイスラエルによる停戦合意違反が相次ぐ

■レバノン南部でイスラエルによる停戦合意違反が続く:複数の無人機が漁師や車両を追跡      【ベイルート:本紙】      レバノンでは毎日、イスラエルによる停戦合意違反が確認されており、直近ではイスラエルの無人機がラッス・ナークーラ村で「ラピッド」車を爆撃したが、運転手は救助された。また同国の無人機は、ナークーラ村にいた漁師らに対して爆弾を投下した。      イスラエル占領軍がマイス・ジャバル村の住民らに発砲したことで、住民2人が負傷し、マイス・ジャバル公立病院に搬送されたが、2人の容態は 全文をよむ

  • 2025-04-09
  • al-Quds al-Arabi紙

トルコ:シリアでの衝突回避のためにトルコとイスラエルが協議

■トルコはシリアを巡る緊張緩和のためにイスラエルと戦術的協議を開催   イスラエル高官は、イスラエルはシリアでのトルコとの衝突を望んでいないと表明      【本紙】      トルコのハーカーン・フィーダーン外務大臣は水曜日、シリアでの緊張を緩和するために、必要に応じて、トルコはイスラエルと戦術的協議を開くと発表した。      そして、「我々はシリアの不安定な情勢を傍観するつもりはない」と断言した。      この発言より前に、イスラエルの政府高官は、「イスラエルはシリアでのトルコとの衝突を 全文をよむ

  • 2025-04-09
  • Al-Nahar紙

イスラエル:予備役兵士、シャバク長官解任に抗議

◾️政府決定に反発…イスラエル軍、命令違反行為の阻止を試みる   【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエル公共放送局は火曜日、イスラエル軍の指導部が、パイロットを含む数百人の兵士がイスラエル総保安庁(シャバク)長官ロネン・バル氏の解任を含む政府の決定に抗議して兵役拒否を行うことを防ぐため、内部協議を主導していると報じた。      同局は、「イスラエル空軍のトメル・バー司令官は、パイロットらの兵役拒否書簡を阻止するため、ここ数日間、空軍の指導部と協議を行った」と述べた。      バ 全文をよむ

  • 2025-04-09
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:オルメルト元首相が「入植者らによる犯罪を支援」するネタニヤフ首相を批判

■オルメルト氏:ネタニヤフは入植者たちによるパレスチナ人に対する残虐な犯罪を支持している      【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエル元首相のエフード・オルメルト氏は火曜日、「ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、入植者らによるパレスチナ人に対する残虐な犯罪を支援している」と述べた。      同氏はイスラエル軍ラジオへの声明で、「ネタニヤフ首相は『ヒルトップ・ユース」がパレスチナ領内で犯している残虐な犯罪を支援している」とし、政府もそれを黙認していると語った。      「ヒルトップ 全文をよむ

  • 2025-04-08
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:高校卒業試験が無期限延長

◾️ガザ地区の高校卒業試験、戦争により無期限延期   【ガザ:本紙】      教育・高等教育省は、一般試験委員会が2004年度の高校卒業試験(2006年度タウジーヒー)の特別試験の実施を延期することを決定したと発表した。この試験は当初、今月4月13日に実施される予定だった。      同省はフェイスブックページに掲載した声明の中で、「この決定は現地の状況に関連している」と述べた。      また、試験の実施に向け、試験の一般管理部門のスタッフを通じて、特別なセンターで電子的に試験を実施する準備 全文をよむ

  • 2025-04-08
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト大統領とフランス大統領はエジプト・イスラエル国境を訪問

■スィースィー大統領とマクロン大統領はアリーシを訪問... 政権支持政党は一行を迎えるために数千人を動員      【本紙】      アブドルファッターフ・スィースィー・エジプト大統領とエマニュエル・マクロン・フランス大統領は北シナイ県のアリーシに到着した。      両大統領はアリーシ総合病院へ赴き、ガザから運ばれてきたパレスチナ人の負傷者および病人と面会した。      また訪問スケジュールには、占領軍の検問所の封鎖により支援物資が滞積しているシナイ北部のエジプトの赤新月社の倉庫の視察とラ 全文をよむ

  • 2025-04-08
  • その他紙

イスラエル:軍と入植団体が占領下にあるシリア領への観光ツアーを企画

■『ハアレツ』紙:イスラエル軍が占領下のシリア領への観光ツアーを企画      【テルアビブ:アナトリア通信】      イスラエルの『ハアレツ』紙が日曜日(6日)に報じたところによると、イスラエル占領軍とゴラン地域評議会は、国境フェンスの外側に位置する占領下のシリア領で、軍の承認のもとに開催される特別な観光ツアーへ参加する驚きの招待状をイスラエル国民に送ったという。      同紙は、イスラエル軍の北部軍および第210師団が企画するこの「観光ツアー」には、イスラエル、レバノン、シリア3か国の国 全文をよむ

  • 2025-04-07
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:300万人以上の子どもが栄養失調の恐れ

◾️ユニセフは、2025年にスーダンの子ども300万人が重度の栄養失調に陥る恐れがあると警告   【イスタンブール:アナトリア通信】      国連児童基金(ユニセフ)は日曜日、2025年にスーダンの5歳未満の子ども300万人以上が、重度の栄養失調に陥る恐れがあると警告した。これは、スーダン軍と即応支援部隊との激しい戦闘や避難の影響によるものである。      ユニセフは、Xアカウントへの投稿で次のように述べた:「暴力的な戦闘と避難の中で、栄養失調は依然としてスーダンの子どもたちにとって重大な脅 全文をよむ

  • 2025-04-07
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ダマスカスで物乞い行為の取り締まりキャンペーンが開始

■ダマスカスで数日内に大規模な取り締まり…増加する物乞い行為に当局が対応へ      【ダマスカス:本紙】      シリア全土では、昨年と比較して物乞い行為の件数が25%増加しており、これは首都ダマスカスを含む主要都市で顕著に見られるようになっている。これを受けて、シリア社会労働問題局のマフムード・ハティーブ局長は、警察と連携した取り締まりキャンペーンを今後数日以内に開始すると発表した。      ハティーブ氏は本紙の取材に対し、「首都の通りでは、信号待ちの場所や主要交差点に物乞いが目立つよう 全文をよむ

  • 2025-04-07
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエル軍が人道的任務にあたっていたパレスチナ人らを処刑

■ガザ政府:「イスラエル占領軍がラファフで医療従事者らと民間防衛隊の隊員らを残虐に処刑」      【ガザ:アナトリア通信】      ガザ政府メディア事務所は土曜日、イスラエル軍が3月23日、ガザ地区南部のラファフ市、タッル・スルターン地区で医療従事者らや民間防衛隊の隊員らに対して「残忍かつ前例のない」処刑を行ったと述べた。      同事務所の見解は、イスラエル軍がタッル・スルターン地区で、被害者らが人道的な任務を遂行している間に彼らを処刑し、その後「集合墓地で同僚14名とともに遺体で発見さ 全文をよむ

  • 2025-04-05
  • al-Quds al-Arabi紙

チュニジア:避難所を複数の地域に分散設置

◾️チュニジア、スファックスにある数千人の不法移民を収容するキャンプの撤去を開始   【チュニス:アナトリア通信】      チュニジア当局は金曜日、同国南部のスファックス県で数千人の不法移民を収容しているキャンプの撤去作業を開始したと発表した。      これは、内務省に所属する国家警備隊総局の報道官、フサームッディーン・ジャバーブリー氏が報告した。      ジャバーブリー氏は記者会見で、「スファックスのアームラとジュベニアナ地域でのキャンプ撤去作業は木曜日から始まり、約4,000人が収容さ 全文をよむ

  • 2025-04-05
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:イドリブ県で化学兵器虐殺による犠牲者の追悼式典が開催される

■イドリブ県が化学兵器虐殺による犠牲者を追悼…そしてシャイバーニー外相は加害者たちへの責任追及を約束      【ダマスカス:本紙】      イドリブ県の住民、活動家らは昨日金曜日、2017年に放逐されたアサド政権がハーン・シャイフーンで実行した化学兵器による虐殺事件の8周年となる追悼行事を行った。この事件では約100人が殺害され、その大多数は子供であった。この追悼行事はシリアのラーイド・サーリフ緊急災害担当大臣によって主催された。      シリアテレビによると、式典に参加した人々は正義の実 全文をよむ

  • 2025-04-04
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:学校への爆撃により死者・負傷者多数

◾️イスラエルが暴走:ガザ全域で虐殺   【ガザ:本紙/諸通信社】      パレスチナの民間防衛隊員たちは、地元のボランティアとともに、ガザ市東部シェジャイヤ地区のトゥルクマーン地域で、家屋の瓦礫の下から次々と遺体を回収するために懸命に作業を続けている。彼らは原始的な手段で迅速に作業し、救出可能な人々を助けようとしている。      回収された遺体のほとんどは瓦礫の下で圧死または窒息死した子どもたちだ。彼らは素早く遺体を調べ、その後それらを白い袋に入れ、その場にいる誰かが遺体を認識できた場合、 全文をよむ

  • 2025-04-04
  • al-Quds al-Arabi紙

アフガニスタン:ターリバーンが「西洋的な法律は不要」と表明

■ターリバーンの指導者が「アフガニスタンに西洋的な法律は不要である」と述べる      【カーブル:本紙】      ターリバーンの最高指導者ハイバトゥラー・アクンザダ氏は日曜日、アフガニスタンに西洋的な法律は不要であると述べた。また同氏は、イスラームのシャリーアが施行されているかぎり民主主義は終わりを迎えていると述べた。      同氏は、イード・フィトルに際して同国南部の都市カンダハールのイード・モスクで行った演説のなかでこの声明を発表した。声明は、ターリバーン政府のザビフッラー・ムジャーヒ 全文をよむ

  • 2025-03-31
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:暫定政府が発足、全閣僚の顔ぶれ

■シャルア暫定大統領がシリア新政府を発表      【本紙】      数十年にわたるアサド一家の支配後の移行プロセスにおける大きな進展や、西欧諸国との関係改善の一環として、移行期間中のシリアの暫定大統領であるアフマド・シャルアは土曜日(29日)、新政府の発足を発表した。      新政府では、ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ氏が財務大臣に、キリスト教徒のヒンド・カバワート氏が社会問題労働大臣に任命された。      一方、ムルハフ・アブー・カスラ氏は国防大臣に、アスアド・シャイバーニー氏は外務在 全文をよむ

  • 2025-03-30
  • その他紙

ガザ:ハマースがガザ停戦の仲介案に同意、イスラエルは代替案を提示

■ハマースが仲介各国によるガザでの停戦に関する新たな提案への同意を発表する一方、イスラエルは代替案を提示      【諸通信社】      ガザ地区のハマース運動の指導者であるハリール・ハイヤ氏は土曜日の夕方、同運動がエジプトとカタールから受け取ったガザ地区での停戦に関する新しい提案に同意したと発表し、この提案をイスラエルが妨害しないことへの希望を表明した。      一方イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は声明で、仲介各国が提出した提案をめぐって金曜日に集中的な議論を行ったとしつつ、米国と 全文をよむ

  • 2025-03-29
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエル軍により子ども一人を含む2人が負傷

■イスラエル軍の発砲により、ナブルス東部でパレスチナ人2人(うち1人は子ども)が負傷         【ナブルス:アナドル通信】         土曜日、ヨルダン川西岸北部のナブルスにあるベイト・フリク村でイスラエル軍による発砲により、パレスチナ人2人(そのうち1人は子ども)が負傷した。   パレスチナ赤新月社は声明で、「ナブルス東部のベイト・フリク村で占領軍が襲撃した際に、15歳の少年が太ももに実弾で負傷し、病院へ搬送された」と発表した。      また、別の声明で「31歳の若い男性がベイト・ 全文をよむ

  • 2025-03-29
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:米国によるフースィー派への空襲作戦が激化

■米国がイエメンの首都サナア市やサナア県、サアダ県、フダイダ県、アムラーン県、ジャウフ県を計38回攻撃      【サナア:本紙】      アンサール・アッラー(フースィー派)系のメディアによると、木曜日の夜から金曜日にかけて米国の空軍による空襲が激化した。攻撃は、サナア県サナハーン地区シャルジャーンを標的に4回行われ、その数時間後にも首都のサナア市やサナア県、北部のアムラーン県、西部のフダイダ県、北東部のジャウフ県を標的に34回行われた。      フースィー派のテレビ局「マスィーラ」による 全文をよむ

  • 2025-03-28
  • al-Quds al-Arabi紙

チュニジア:サイード大統領が不法移民の自発的帰還のための自国の努力を支援するよう呼びかけ

■サイード大統領は不法移民の自発的な帰還のためのチュニジアの努力を支援するよう呼びかける      【チュニス:アナトリア通信】 全文をよむ

  • 2025-03-26
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ネタニヤフ首相がシンベト新長官の任命に向けて始動

■ネタニヤフ首相、水曜日にシンベト長官候補者達との面接を始める      【エルサレム:アナドル通信社】      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は水曜日、彼とその内閣が解任を決定した国内安全保障諜報機関シンベトのロネン・バー長官の後任候補者達との面接を開始する。      前日火曜日、同国の最高裁判所(イスラエル最高司法機関)は、バー長官解任の閣議決定の差し止め撤回を求めるネタニヤフ首相の要請を却下した。      ところが、同裁判所は、ネタニヤフ首相にシンベト新長官任命プロセスの着手 全文をよむ

  • 2025-03-25
  • al-Quds al-Arabi紙

EU:EU外相が警告「イスラエルによるシリアとレバノンへの攻撃はさらなるエスカレーションの前兆」

■EU外相:ガザ合意の崩壊は人的被害をもたらす      【エルサレム:諸通信社】      カヤ・カッラス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は月曜日、エルサレムを訪問し、イスラエルによるシリアとレバノンへの攻撃がこの地域における「新たなエスカレーション」の前兆であると警告した。      カッラス代表は、イスラエルのギデオン・サーアル外務大臣との共同記者会見中で「軍事行動は均衡が取れていなければならず、イスラエルによるシリアとレバノンへの攻撃はさらにエスカレートする危険性がある」と述べ 全文をよむ

  • 2025-03-24
  • al-Quds al-Arabi紙

クウェート首長:反乱の扇動者たちは国籍問題を通じて国家を分裂させようとしている

■クウェート首長:反乱の扇動者たちは国籍問題を通じて結束を裂こうとしている      憲法のいくつかの条項の停止は、民主国家のからだを蝕み破壊した慢性疾患を治療するためだった      【本紙】      クウェートのミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ首長は日曜日の午後、国際原則の遵守と流血の停止を呼びかけ、「危険が我々を取り囲んでいる」ところ、時間を無駄にできないと加えた。      クウェート首長は、国家の安全保障を侵害し、国民の利益を傷つけようとするあらゆる者に立ち向かうと強調した 全文をよむ

  • 2025-03-23
  • Al-Nahar紙

東京:在日クルド人コミュニティがノウルーズ祭を祝う

■在日クルド人コミュニティと日本人が東京でノウルーズ祭を祝う      -在日クルド人コミュニティとその友人らが、首都東京北部の埼玉県でノウルーズ祭を祝う-      【東京:本紙】      クルド四大地域(シリア、イラク、イラン、トルコ)をはじめとする世界各地でノウルーズ祭(訳注:イラン暦の元日)の祝祭が続いており、東京でもクルド人コミュニティが日本人の友人らとノウルーズ祭を祝った。      クルド人と日本各地にいる彼らの友人らは今日(23日)、ノウルーズ祭を祝うために、東京北部の埼玉県に 全文をよむ

  • 2025-03-23
  • Al-Ahram紙

ガザ:イスラエルの攻撃で民間人犠牲者増加、国連職員も死亡

◾️ガザで数十人の殉教者…イスラエルが警告:これからがもっと厳しくなる   【ガザ:本紙/諸通信社】      イスラエルは昨日水曜日、ガザ地区で民間人への爆撃と空爆を続け、約60人が命を落とした。その中には国連の救援職員も含まれていた。      殉教者の中には子どもや女性も含まれており、火曜未明に占領軍が犯した虐殺の犠牲者に加えられた。       ガザの保健省は、これまでに436人の殉教者が病院に運ばれたと集計した。      イスラエルの虐殺を受けて、パレスチナの要請によりエジプトの首 全文をよむ

  • 2025-03-20
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエルの銃撃でパレスチナ人2人が負傷

■ナーブルス市東部でイスラエルの銃撃によりパレスチナ人2人が負傷(動画あり)      【ナーブルス:アナトリア通信】      水曜日夕方、イスラエル軍がヨルダン川西岸地区北部のナーブルス市東部にあるバイト・フーリーク町を襲撃した際、子どもを含むパレスチナ人2人が銃撃され負傷した。      パレスチナ赤新月社は連続する2声明のなかで、同社のスタッフらが、骨盤・大腿・膝そして脚を撃たれた男性(19歳)と、胸と脚を撃たれた子ども(16歳)を病院に搬送したと述べた。      パレスチナ通信社(W 全文をよむ

  • 2025-03-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:カタールの支援により電力供給時間が延長

■カタールのガスがシリアに到着:電力供給が4時間に延長      【本紙】      カタール国はヨルダン経由でシリアへ天然ガスの供給を開始した。これはカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長の指示のもとで、シリアの電力不足による窮状を、1日3時間から4時間(の供給)に改善することを目的とした措置である。      400メガワットの発電      シリア配電公社のハーリド・アブー・ディー社長は、カタールのガスがシリアのガス網に到着し始めており、タービンも稼働し始めていると述べ、2 全文をよむ

  • 2025-03-18
  • al-Mudun紙

チュニジア:自由憲法党党首の弁護団が裁判の公開および中継を要求

■アビール・ムースィー氏の弁護団、同氏に向けられた虚偽の告発を暴露するために公開裁判を要求      【チュニス:本紙】      チュニジアの自由憲法党の党首であるアビール・ムースィー氏の弁護団は、次回裁判を、メディアを通して中継することを要求し、同氏の拘束には法的にも現実的にも根拠がないと主張した。      弁護団は月曜日の声明で、首都チュニスにある第一審裁判所の刑事事件部門が、選挙管理委員会がムースィー氏に対して提起した裁判を2025年3月24日に決定したとした。この裁判は、自由憲法党が 全文をよむ

  • 2025-03-18
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ガザ停戦崩壊、フーシー派は報復措置

◾️イスラエルはガザでの戦争再開を受け、イエメンとガザからのミサイルに備える   【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエルは、停戦の崩壊とパレスチナ自治区ガザでの殲滅戦争の再開を受けて、ガザとイエメンからのミサイル攻撃再開の可能性に備えている。      イスラエル国営放送局は、「イスラエルは戦闘再開と停戦崩壊を受けて、イエメンとガザ地区からのミサイル発射に備えている」と報じた。      同放送局は、準備の内容についてこれ以上の詳細を明らかにしなかったが、準備には通常、ミサイル防衛 全文をよむ

  • 2025-03-18
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエルによる封鎖でガザの食料供給が危機に—WFPが警鐘

◾️世界食糧計画:イスラエルによる検問所の封鎖により、3月2日以降ガザへの物資供給は停止(声明)   【ローマ:アナトリア通信】      世界食糧計画は金曜日、イスラエルがすべての国境検問所を封鎖し、人道支援物資と商業物資の搬入が止まった結果、3月2日以来、ガザ地区に一切の食糧を輸送できていないと発表した。      今月初め、イスラエルはガザへのすべての検問所通路を再び封鎖し、人道支援物資の搬入を阻止した。これは、イスラエルがガザ地区での停戦合意を反故にした後、アメリカの無視と国際社会の沈黙 全文をよむ

  • 2025-03-15
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:国連安保理が暫定政権による暴力行為を厳しく非難

■安全保障理事会はラタキア県とタルトゥース県での民間人の殺害を非難し、差別なく全てのシリア人を保護するよう要請      【国連:本紙】      国連安全保障理事会は金曜、シリア西部で発生した民間人に対する虐殺を批判しつつ、暫定政権に対して民族的あるいは宗派的な帰属に関わりなく、「差別なく全てのシリア人」を保護するよう要請した。安保理議長のクリスティーナ・マルクス・ラッセン・デンマーク大使は、安保理が3月6日以降、ラタキア県およびタルトゥース県で発生した包括的な暴力、特に放逐されたバッシャール 全文をよむ

  • 2025-03-14
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:皇太子がプーチン大統領と電話会談、ウクライナ危機の解決策を模索

■ビン・サルマーン皇太子とプーチン大統領がウクライナ危機の解決策を模索      【本紙】      プーチン大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と電話会談し、そのなかでワシントンとの対話の機会を設けたサウジアラビアの仲介努力を称賛した。      サウジ国営通信は木曜日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナ危機の解決に向けた取り組みについて協議したと報じた。      同通信は、「会談では二国 全文をよむ

  • 2025-03-14
  • Al-Nahar紙

シリア:アフマド・シャルア暫定大統領とシリア民主軍が合意を結ぶ

■シリア政府とSDFの間で合意:シャルア暫定大統領が持つ政治的資本とクルド情勢の変化      【本紙】      米国の仲介と円滑化支援のもと、自治行政府とシャルア暫定大統領の双方の代理により2月に始まった一連の交渉を経て、「シリア民主軍」(SDF)とシリア移行政権の間での合意が突然発表された。      この合意およびその発表は、非常にセンシティブなタイミングで行われた。というのも署名がされた際は、シリア沿岸部で残虐なエスカレーションが起こったりと、政治的にも戦闘の場においても大きな問題の最 全文をよむ

  • 2025-03-12
  • Al-Nahar紙

レバノン:シリア沿岸部で激化する武力衝突にヒズブッラーの関与の可能性が浮上

■レバノン人ジャーナリストはシリア沿岸部での事件に「ヒズブッラー」が関与していると疑っているが、ヒズブッラーは関与を否定している。      【ロンドン:本紙】      レバノン人ジャーナリストで政治家のアリー・ハマーダ氏は、シリア沿岸部における最近の騒乱状態にヒズブッラーが関与しているという情報を暴露し、旧政府の元メンバーや高官がレバノンとシリアを移動し、沿岸部やヒムス県で起こっている軍事行動の実践的役割を担っていると指摘した。      ハマーダ氏はテレビのインタビューで、「シリア暫定政権 全文をよむ

  • 2025-03-10
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルが電力供給を即時停止すると発表、ハマースは反論

◾️イスラエルは戦争開始以来すでに遮断しているにもかかわらず、ガザへの電力供給を停止すると発表   【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエルは日曜日、ガザ地区への電力供給を「即時」に停止することを決定したと発表した。しかし同地区への電力供給は、実際には2023年10月の戦争開始以来すでに停止されている。      イスラエルの公共放送局は、エネルギー・インフラ大臣のエリ・コーヘン氏がガザ地区への電力供給を停止することを決定したと報じた。      同放送局は、コーヘン氏がガザ地区への 全文をよむ

  • 2025-03-10
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:政権批判や人権擁護を理由に300人の女性が投獄

■エジプト、300人の女性受刑者が、政権への反対または人権擁護のために投獄される      【カイロ:本紙】      シハーブ人権センターは、エジプトの刑務所には300人以上の女性が収容されており、彼女たちの一部は政権への反対や人権擁護活動を理由に拘束されていると報告した。      同センターは国際女性デーに際して発表した声明で、現在の政権がエジプトの統治を担って以来、エジプトの女性たちは国内の政治的紛争のために多大な犠牲を強いられていると指摘した。      さらにエジプト当局が、女性の扱 全文をよむ

  • 2025-03-09
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:イスラエルに対抗するため海上作戦の再開を警告

◾️フーシー派:我々の部隊はイスラエルに対する海上作戦を再開する準備ができている   【サナア:諸通信社】      イエメンのフーシー派は土曜日の夜、「イスラエルの継続的な暴政と大量虐殺への回帰を図る試み」への対応として、イスラエルに対する海上作戦の再開に向けて部隊の準備が整っていると発表した。      これはフーシー派政府(国際的に未承認)の閣議が発表した声明によるもので、同派の「サバ通信」が報じた。      閣議は、「イエメン武装勢力(フーシー派)は、イスラエルの継続的な暴政と大量虐殺 全文をよむ

  • 2025-03-09
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:アラブ諸国がシリア政府を支持、治安維持への連帯を表明

◾️アラブ諸国はシリアの安全保障への攻撃を非難… トルコは平和を脅かすいかなる挑発にも警告   【ダマスカス:本紙】      アラブ諸国は昨日金曜日、アサド政権残党によるシリア治安部隊への攻撃を非難した。一方、トルコは「平和を脅かすいかなる挑発」に警告を発し、ロシアは「沈静化」と「流血の終結」を呼びかけた。      ヨルダンのアイマン・サファディー外相は「X」に、「我々は、姉妹国シリアの安全、主権、平和を標的とするあらゆる試み、組織、外部からの干渉を非難する」と投稿した。      同氏はさ 全文をよむ

  • 2025-03-08
  • al-Quds al-Arabi紙

プーチン大統領が米国とイランの仲介を提案したと報じられる

■プーチン氏、米国とイランの仲介役を提案      【ジャズィーラ・ネット】      ロシア政府のドミトリー・ぺスコフ報道官は火曜日、ロシアがイランの「核兵器問題」の平和的解決の実現に向けた取り組みを支援する準備があると述べた。      ロシア国営チャンネル「ズヴェズダ」は今日早朝、プーチン大統領が核兵器に関しての会談で米国とイランを仲介することに同意したとするペスコフ氏の発言を報じた。      同様に、事情に精通した情報筋が『ロイター』に伝えたところによると、ロシアは米国とイランの仲介役 全文をよむ

  • 2025-03-04
  • その他紙

エジプト:ガザ再建計画、ハマスの周辺化と国際管理構想

◾️イスラエルの戦争再開の脅威の中、パレスチナのためのアラブ首脳会議が本日カイロで開催   【ガザ/西岸地区/ナザレ/カイロ:本紙】      イスラエルがガザ地区に対して行った大量虐殺戦争を再開するとの脅威が高まる中、アラブ諸国の首脳や指導者らは火曜日、カイロでパレスチナのための緊急首脳会議を開催する。      また、この首脳会議は、占領当局がガザ地区に対して全面的な封鎖を課しているのと同時に行われる。これは国際法に明らかに違反しており、アメリカの支援を受けて実施されているものだ。この封鎖は 全文をよむ

  • 2025-03-04
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フースィー派がイスラエルによるガザへの支援物資の搬入停止を非難

■フースィー派、イスラエルによるガザへの支援導入の停止を停戦合意への「明らかな違反」とみなす      【サナア:本紙】      イエメンのフースィー派(フーシ派)は月曜日夕方、イスラエルによるガザ地区への支援物資搬入の停止を停戦合意への明らかな違反とみなした。      同派は外務省(国際的には認められていない)による声明で、「我々は、敵イスラエルがガザへの支援搬入を停止し、同地区への通行所を閉鎖したことを、もっとも強い言葉で非難する」と述べ、この措置は停戦合意および国際人道法に対する明らか 全文をよむ

  • 2025-03-03
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:トランプ政権、イスラエルへの軍事支援を強化

◾️ネタニヤフ首相、トランプ大統領に「イラン軸」に対する「任務完了」のための武器提供に感謝   【テルアビブ/諸通信社】      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜日、アメリカのドナルド・トランプ大統領に対し、前政権が輸送を凍結していた弾薬の提供について謝意を表明した。ネタニヤフ首相は、それがイランとその同盟勢力に対する「任務完了」に貢献するだろうと強調した。      ネタニヤフ首相はビデオメッセージの中で、「トランプ大統領はホワイトハウスでイスラエルが持った最も偉大な友人だ」と述 全文をよむ

  • 2025-03-03
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ガザでの軍事作戦を強化へ、EUは停戦交渉再開を要求

◾️ハマース幹部:イスラエル人捕虜の解放は、合意された暫定合意に基づいてのみ行われる   【n.p./諸通信社】      イスラーム抵抗運動(ハマース)の幹部、マフムード・マルダーウィー氏は本日日曜日、イスラエルが要求しているガザでの停戦合意の第1段階の延長について、同運動は同意しないと述べた。      また、マルダーウィー氏はアルジャズィーラとのインタビューで、ハマースは既に合意された暫定合意の条件に基づいてのみ、残りのイスラエル人拘束者を解放すると付け加えた。      本日早朝、イスラ 全文をよむ

  • 2025-03-03
  • al-Quds al-Arabi紙

モーリタニア:ラマダーンの到来による日常生活の変化、大統領は広範な社会的プログラムを始める

■モーリタニアのラマダーン:神聖な雰囲気、習慣や優先順位の変化 ガズワーニー大統領は金銭を配り、簡便な食糧供給フェアを開催      【ヌアクショット:本紙】      ラマダーン月が寛大な訪問者としてモーリタニアに到来し、モーリタニア人の日常生活の送り方に根本的な変化をもたらしている。というのも、この高貴な月の規範に沿うように社会的習慣が変わり、優先順位が切り替わるからだ。      日中、首都ヌアクショットは静寂に包まれる。街での動きが少なくなり、多くの商店やレストランはイフタールの時間まで 全文をよむ

  • 2025-03-02
  • al-Quds al-Arabi紙

フーシ派:イスラエルは停戦を守らなければ戦火にさらされることになる

■フーシ派がイスラエルに警告:ガザに対して再び戦争を始めるならば、我々はあらゆる軍事的手段をもって介入する      【サナア:本紙】       イエメンのフーシ(フースィー)派の指導者、アブドゥルマリク・フースィー氏はイスラエルに対して、ガザ地区への戦争を再開すれば、イスラエルは「戦火」にさらされることになるだろうと警告した。      イエメンの国営「サバ」通信社が報じたところによると、フースィー氏はラマダーン月を迎える声明において、「我々はパレスチナ人及び、ハマースの軍事部門であるカッサ 全文をよむ

  • 2025-03-02
  • Al-Nahar紙

イスラエル:ウィットコフ氏の計画に同意、ハマースの動向次第

◾️イスラエル、ガザでの一時停戦に関するアメリカの計画に同意   【テルアビブ:諸通信社】      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相府は、イスラエルが、ドナルド・トランプ米大統領の特使であるスティーブ・ウィトコフ氏の提案を受け入れ、ラマダンと過越祭(ペサハ)の期間中にガザで一時的な停戦を実施すると発表した。      この発表は、先立って締結された停戦合意の第1段階が終了してから数時間後に発表された。      これはネタニヤフ首相が議長を務め、国防大臣、軍の上級幹部、交渉チームが参加し 全文をよむ

  • 2025-03-02
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエルによるラマダーンの妨害

■「聖なる月」ラマダーン…「アクサー・モスク」は検問所に取り囲まれ、礼拝者は妨害される      【エルサレム:本紙】      ヨルダン川西岸地区エルサレム県のメディア顧問であるマアルーフ・リファーイー氏は本紙のインタビューに対し、占領当局が「軍のプレゼンスを高め、都市の中心からパレスチナ人居住区を分離するために多くの検問所を展開」しており、「組織的民族浄化政策と集団的懲罰政策を具現化する光景のなかでパレスチナ人を凌辱する」ことに専念していると述べた。       これはアクサー・モスクのイス 全文をよむ

  • 2025-02-28
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:エジプト保証の下で捕虜交換合意、トランプ大統領はガザ構想を宣伝

◾️エジプトの保証の下で、620人のパレスチナ人捕虜を引き渡し、4人のイスラエル人の遺体と交換   【ガザ/西岸地区:本紙】      パレスチナ抵抗勢力とイスラエルは、昨日水曜日、占領政府の行動によって引き起こされた危機の解決に達した。この行動によって、土曜日に予定されていた停戦合意および捕虜・被拘束者交換の最終段階である第7回と第8回の実施が妨げられていた。これは、仲介者たちの努力の結果であり、ハマースは、エジプト側が交換の保証を提供したと述べた。      これは、イスラエルが合意の第2段 全文をよむ

  • 2025-02-27
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ハキーム氏、エジプトの地域安定への貢献とイラク支援を評価

◾️スィースィー大統領がハキーム氏と会談:パレスチナ人の強制移住や地域諸国の国家安全保障への脅威となる提案を拒否   【バグダード/カイロ:本紙】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は昨日火曜日、パレスチナ問題を抹消しないために、また地域諸国の国家安全保障への脅威を回避するために、パレスチナ人民の強制移住に関する提案を拒否すると強調した。これは、国家勢力連合の指導者、アマール・ハキーム氏(イラクの政治家)を迎えた際の発言であり、ハキーム氏はパレスチナ問題を支持するエジ 全文をよむ

  • 2025-02-26
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:欧州理事会は一部制裁を一時停止し、エネルギー・輸送分野で協力強化

◾️ヨーロッパの対シリア制裁の一時停止…クドス・アラビー紙へのアナリストの見解:経済回復プロセスを加速させる   【ダマスカス:本紙】      欧州理事会は昨日月曜日、シリアに対する複数の制裁を一時停止することを決定し、特にエネルギー、銀行、輸送、復興に関連するものが対象となった。これは、包括的な政治移行プロセスの支援、経済回復の加速、復興の推進、そして安定の実現を目的とした取り組みの一環である。理事会は、制裁の一時停止の継続的妥当性を保証するため、シリア情勢を監視し続けることを確認した。   全文をよむ

  • 2025-02-25
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:国民対話会議、暫定政府の発足時期未定

◾️ダグハイム氏:シリア暫定政府は国民対話の終了まで延長される可能性   【ダマスカス:本紙】      シリアの将来を築く支援を目的とした「国民対話」会議の準備を担当する委員会のスポークスマンであるハサン・ダグハイム氏は昨日金曜日、会議が新政府の発足前か後に開催されるかは未定であると述べた。      同氏はAP通信に対し、時期については「国民によって議論される問題だ」と明かした。      さらに、「もし国民対話会議前に暫定政府が発足すれば、それは自然なことだ」とし、「一方で、暫定政府発足は 全文をよむ

  • 2025-02-22
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フーシー派指導者らの逮捕・引き渡しをレバノンに要求

◾️イエメンの大臣がベイルートに対し、ハサン・ナスルッラー前書記長の葬儀に参列するフーシー派の指導者たちを逮捕するよう要求   【ロンドン:本紙】      イエメンの情報大臣、マアマル・イルヤーニー氏はレバノン政府に対し、レバノンの「ヒズブッラー」の故ハサン・ナスルッラー書記長の葬儀に参列するためにサナアからベイルートへ向かったフーシー派民兵の指導者の一団を逮捕するよう求めた。      イルヤーニー氏は「X」プラットフォーム上で投稿を行い、その中で次のように述べた。「これらのテロ指導者たちの 全文をよむ

  • 2025-02-21
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル: ハマースに対し、軍事力無力化と指導者追放を要求

◾️ネタニヤフ首相はパレスチナ自治政府のガザ復帰を拒否し、交渉に新たな条件を課す   【ガザ:本紙/諸通信社】      占領国家イスラエルは、ガザ地区における緊張緩和合意の条項を履行するための交渉に参加するため、交渉団をエジプトの首都カイロに派遣したにもかかわらず、軍事面および公共サービス面の両方で引き続き合意を違反し続けた。      これは、イスラエルがガザ地区に対する虐殺戦争の再開を脅かしているタイミングで起こっている。      これに伴い、占領政府はパレスチナ抵抗運動にさらなる譲歩を 全文をよむ

  • 2025-02-18
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:イスラエルに米国の重量級爆弾到着、停戦合意下で軍事補給強化

◾️イスラエルがガザで警官3人を殺害、アメリカはイスラエルに致命的な1トン爆弾を供与   【ガザ:本紙】      アメリカからイスラエルへの新たな重量級爆弾の輸送が明らかになった。一方で、占領軍は再び停戦合意を破り、援助物資の警護にあたっていた警察部隊を標的にし、新たな虐殺を引き起こした。これにより3人が殉職し、停戦の重大な違反となった。      イスラエル放送局は、以前アメリカのジョー・バイデン前政権が供給を一時停止していた重量級の空爆用爆弾の輸送がイスラエルに到着したと報じた。これには、 全文をよむ

  • 2025-02-17
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:ガザで新たな捕虜交換、イスラエル政府はさらなる解放を検討

◾️ガザ:本日、新たな捕虜交換… 占領軍が重機の搬入を阻止   【ガザ:本紙】      イスラーム抵抗運動「ハマース」は、本日土曜日、アメリカ国籍を持つサジ・ディケル・チェンを含む3人のイスラエル人捕虜を解放する。一方、イスラエルは、終身刑を宣告された36人のパレスチナ人捕虜と、10月7日の事態後に逮捕されたガザの捕虜333人を解放する予定だ。      ベンヤミン・ネタニヤフ首相官邸は声明の中で、ハマースから送られたイスラエル人捕虜のリストは「受け入れ可能」であると述べた。      その後 全文をよむ

  • 2025-02-15
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:ヘブロン市近郊でパレスチナ人男性がイスラエル軍に銃撃される

■続く侵略…イスラエル軍がヨルダン川西岸地区南部でパレスチナ人男性を銃撃      【ヘブロン:本紙】      木曜日の夕方、占領下ヨルダン川西岸地区南部のヘブロン市付近でパレスチナ人男性がイスラエル軍に銃撃された。      パレスチナ新月社は声明で、同社のスタッフらが「ヘブロン東のバニー・ナイーム町で脚に実弾を受け、怪我を負った若い男性(28歳)を処置した」と述べ、彼が「治療のために病院へ運ばれた」と述べた。      目撃者らによれば、男性はバニー・ナイーム町の入り口でイスラエルの軍事検 全文をよむ

  • 2025-02-13
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ラピド氏、政府がハマースの攻撃に関する調査を「埋葬」したとして非難

■イスラエル野党勢力、政府が10月7日の攻撃に関するあらゆる調査を「埋葬」していると非難      【エルサレム:本紙】      イスラエルの野党は月曜日、政府が2023年10月7日の攻撃に関する調査委員会の設置を「埋葬した」として非難した。政府がこの件の要請に応じなかったためだ。      イスラエル野党勢力のトップであるヤイル・ラピド氏は議会前での演説で以下のように述べた。「政府は昨日、この委員会を葬り去るためにあらゆることをした。政府は我々に、首相(ベンヤミン・ネタニヤフ)が諜報機関の勧 全文をよむ

  • 2025-02-10
  • al-Quds al-Arabi紙

カタール:トランプ大統領がガザ合意の実現におけるカタールの役割を称賛(2)

■トランプ大統領がガザ合意の実現におけるカタールの役割を称賛      【ジャズィーラ・ネット】      ・カタールにとって重要な国      その役割について、人質問題担当大統領特使であるアダム・ボーラー氏は、カタール国は中東に平和を据えるために重要な役割を果たすことができると述べた。      さらに同氏はジャズィーラ(アルジャジーラ)によるインタビューで、ガザ合意においてカタール政府が行った重要な役割を強調した。また自国が、多くの域内紛争の解決のためにスイスが果たしているような役割の実行 全文をよむ

  • 2025-02-05
  • その他紙

カタール:トランプ大統領がガザ合意の実現におけるカタールの役割を称賛(1)

■トランプ大統領がガザ合意の実現におけるカタールの役割を称賛      【ジャズィーラ・ネット】      米国のドナルド・トランプ大統領は、ガザ地区での停戦合意を実現するうえでのカタールの役回りを賞賛した。同時にアダム・ボーラー人質問題担当同大統領特使は、カタール政府に、多くの域内紛争の解決のためにスイスが果たしているような役割の実行能力があると表明した。      トランプ氏はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相をホワイトハウスに招いた際に、「カタールは困難な状況下で支援を提供するために最 全文をよむ

  • 2025-02-05
  • その他紙

シリア:意図的な破壊にもかかわらず…アサド体制下における犯罪の証拠は多くが「無傷のまま」(2)

■国連:アサド支配下における拷問に関する証拠は..無傷のままである      【ベイルート:本紙】      さらに同氏は、自身が実施したダマスカスの複数の刑務所への訪問に関する説明のなかで、バッシャール・アサドが放逐され、人々が様々な刑務所や拘置所に殺到したために、「多くの証拠は...毀損もしくは破壊された」ことを認めた。      調査委員会のあるメンバーは「シリア体制への反対勢力に対する数々の残虐行為を象徴するような、数々の超法規的処刑や拷問行為が行われてきた悪名高いサイドナーヤー刑務所で 全文をよむ

  • 2025-02-01
  • al-Mudun紙

シリア:意図的な破壊にもかかわらず…アサド体制下における犯罪の証拠は多くが「無傷のまま」(1)

■国連:アサド支配下における拷問に関する証拠は..無傷のままである      【ベイルート:本紙】      国連調査官らは金曜日、「追放されたバッシャール・アサド元大統領の支配下で、シリアにおいて行われた数々の犯罪に関する『多くの証拠』は、文書やその他の証拠(の多く)が破壊されたにもかかわらず、今もなお無傷のままである」と述べた。      国連調査委員会のメンバーであるハーニー・マジャッリー氏は「シリアは証拠であふれている。正義を実現するにあたって、我々が大きな困難に直面することはないだろう 全文をよむ

  • 2025-02-01
  • al-Mudun紙

イエメン:アンサール・アッラー「政治的解決には外国勢力の排除が必要」

■アンサール・アッラー「政治的解決には敵対的な外国勢力の排除が必要」      【サナア:本紙】      「アンサール・アッラー」は、国際的に承認されたイエメン政府のシャーイウ・ズィンダーニー外務大臣による、「イエメンにおける唯一の解決策は軍事的ではなく政治的なもの」だとする最近の発言に対しコメントした。      アンサール・アッラーはこれに対し、サウジアラビア・UAE連合に言及しつつ、「こうした解決には、敵対的な外国勢力との関係を断ち切ることが不可欠である」と述べた。      同派の政治 全文をよむ

  • 2025-01-31
  • al-Quds al-Arabi紙

チュニジア:真実・尊厳委員会前委員長の釈放を要求

■チュニジアの政党や団体は真実・尊厳委員会前委員長の釈放を要求      【チュニス:本紙】      政党や市民団体を含む幅広い連合体であるチュニジア権利・自由ネットワークは、真実・尊厳委員会の前委員長の健康状態が勾留中に悪化したことを受け、同氏の釈放を訴えた。      同ネットワークは水曜日の声明で、「スィハーム・ベン・スィドライン氏は、16日前に自身の人間的な自由と尊厳の権利を守るためのハンガーストライキを開始した。そして健康状態が悪化したことにより、身体的・精神的に危機的な状況で病院に 全文をよむ

  • 2025-01-30
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:パレスチナ人被拘束者110人が今日釈放へ

◼️100人以上のパレスチナ人被拘束者が今日釈放へ      【ガザ:本紙】      イスラエル占領軍は今日、1月19日に発効したガザ地区における停戦と捕虜交換の合意の一環として、終身刑や重刑を宣告された受刑者、未成年者30人を含むパレスチナ人被拘束者110人を釈放し、一方抵抗勢力は拘束していたイスラエル人の人質のうち3人を釈放する予定である。      「イッズッディーン・カッサーム旅団」は、交換協定の第一段階として、終身刑を宣告されたパレスチナ人被拘束者32人、重刑を宣告された被拘束者4 全文をよむ

  • 2025-01-29
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:パレスチナ外務省が強制移住計画の拒否に関して謝意を表明

■パレスチナ外務省がパレスチナ人の強制移住計画を拒否した国々や諸機関に謝意を表明      【ラーマッラー:アナトリア通信】      パレスチナ外務省は火曜日、パレスチナ民の強制移住計画を拒否した国家、機関、地域的、国際的、あるいは国連関連の組織に感謝の意を表明した。      同氏は声明で「我々は、我々の民をその祖国たる大地から移住させることを拒否した国家、機関、地域的、国際的、あるいは国連関連の組織に感謝し、あらゆる強制移住の形態を拒否する彼らの立場を歓迎する」と述べた。      パレス 全文をよむ

  • 2025-01-28
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:ハマースが停戦合意履行の第一段階として計8人の遺体を引き渡す

■ハマース、合意の第一段階として拘束されていた計8人の遺体を引き渡す      【エルサレム:諸通信社】      イスラエル政府のデビッド・メンサー報道官は月曜日、ガザ停戦合意の第一段階としてハマースが、数週間以内に釈放される被拘束者のうち8人の遺体を引き渡す予定であると述べた。      メンサー報道官は記者会見で「遺族は子女たちの状況について知らされている」と述べたが、(遺体となった人々の)具体的な名前について言及することはなかった。      ハマース側は、第一段階でいまだ26人の被拘束 全文をよむ

  • 2025-01-27
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエルの無人機がバラータ難民キャンプを爆撃

■イスラエルの無人機がヨルダン川西岸北部のバラータ難民キャンプを爆撃      【ラーマッラー:アナトリア通信】      イスラエル占領軍は日曜日、同軍の無人機1機が占領下のヨルダン川西岸北部ナーブルス市の東にあるバラータ難民キャンプで集まっていたパレスチナ人らを爆撃したと発表した。   イスラエル軍はプラットフォーム「X」上で、「先ほど、無人機1機がバラータで爆撃を行った」と投稿し、攻撃の目的が「武装者らを含む集会を解散させること」であったと主張したが、これ以上の詳細については明らかにしなか 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト: イスラエルの刑務所から釈放されたパレスチナ人囚人の一部はエジプトに追放、その後、隣国へ送還

◼追放された囚人たちがカイロに到着、アルジェリアやチュニジアなどへの送還の準備が進む‐ビデオと写真      【カイロ:本紙】      パレスチナのハマースは、対イスラエル奇襲攻撃「アクサーの大洪水」作戦の停戦合意の一環として、イスラエルの刑務所から釈放されたパレスチナの囚人70人が土曜日、エジプトの首都カイロに到着したと発表した。      ハマースの幹部、パレスチナ各派のリーダーたち、そして囚人の家族らが彼らを出迎えたということだ。      それとは別に、「シューラー評議会」のムハンマド 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:人権団体が政府に人権活動や市民社会運動の犯罪視を止めるよう求める

■国連での審査を前に、人権問題でエジプト政府を批判      【カイロ:ターミル・ヒンダーウィー、本紙】      エジプトの複数の人権団体は、来たる1月28日の国連人権理事会(UNHRC)での普遍的定期審査(UPR)を前に、政治犯を擁護するキャンペーンや、同国の人権状況を批判する報告書の提出を行った。      UPRは、各国連加盟国の人権に関する記録を見直すことを目的としており、審査後、各国には自国の人権状況を改善し、人権の享受を妨げる課題を克服するために取った措置を報告する機会が与えられる 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:アブドゥッラー2世がトランプ氏との電話会談で中東和平推進における米国の役割を強調

■ヨルダン国王、トランプ氏との電話会談で中東和平推進における米国の役割を強調      【アンマン:アナトリア通信】      ヨルダン国王アブドゥッラー2世は土曜日、中東の平和と安定の達成に向けて関係諸国を後押しするうえでの米国の役割について明らかにした。      ヨルダン王室の声明によると、アブドゥッラー2世の発言は、同国王とドナルド・トランプ米大統領との電話会談に際してなされた。      声明によると、国王は「トランプ氏の米国大統領就任を祝福し、その職務の成功を祈る」と述べたという。  全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:ハマースによって解放されたイスラエルの人質の発言に報道陣が困惑

■ハマースによって解放されたイスラエルの人質の発言に報道陣は困惑      ヘブライ語チャンネルを困惑させた「サルサビール」という名の人質の話とは?      【ターヒル・タウィール】      ヘブライ語チャンネルの異例の報道陣向けインタビューで、「停戦」合意の一環としてハマースによって解放された2人のイスラエル人の人質が、視聴者の予想とはまったく異なる話をした。ジャーナリストはインタビューにて、別世界のフィクションかと思うような詳細を彼らから聞き、唖然としたようだったが、彼らは冷静かつ現実的 全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル軍、 停戦期限内にレバノン南部国境から撤退するのか?(2)

■停戦の終了まで数時間...イスラエルの脅威とヒズブッラー:重大な事実      【レバノン:本紙】      〈仏のマクロン大統領とレバノンのアウン大統領〉      国際的な取り組みとして、ジョセフ・アウン・レバノン共和国大統領とエマニュエル・マクロン・フランス大統領との電話会談が伝えられた。マクロン大統領は「停戦を維持し、停戦合意の履行を完了させるための協議を行っている」と述べた。一方、アウン大統領はフランス側に対して、レバノン南部の安定を維持し、イスラエルによる相次ぐ違反行為を止めさせる 全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Mudun紙

パレスチナ囚人クラブ長が40年ぶりにイスラエル刑務所から釈放

◾️パレスチナ囚人クラブ長ムハンマド・タウスが40年ぶりにイスラエルの刑務所から釈放      【ラマッラ:本紙】      パレスチナ囚人クラブは土曜日、イスラーム抵抗運動(ハマース)との交換協定の一環として、イスラエルが同国で拘束されている最年長のパレスチナ人囚人であるムハンマド・タウスを釈放し、他の囚人69人とともにエジプトに移送したことを確認した。      イスラエルは土曜日、ガザ地区でハマスに拘束されていた女性兵士4人と引き換えに、パレスチナ人囚人200人を解放した。      タウ 全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル軍、 停戦期限内にレバノン南部国境から撤退するのか?(1)

■停戦の終了まで数時間...イスラエルの脅威とヒズブッラー:重大な事実      【レバノン:本紙】      イスラエルとレバノンが合意した60日の停戦期限は、日曜日午前4時に終了する。予測が状況を左右する。イスラエル軍が完全撤退を実行しなければ、数日中に危殆に瀕する懸念が高まっている。レバノン南部の住民たちは、制止を振り切って自宅への帰還を試みた。そこには彼らの命にも代えがたい、生きる術がある。彼らの土地やオリーブの木々がある。長い間待ち焦がれた時がやってきた。イスラエル人によって破壊し尽く 全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Mudun紙

パレスチナ:イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区の難民キャンプを相次いで攻撃

■ヨルダン川西岸地区:ヘブロンのアルーブ難民キャンプでイスラエル軍の銃撃を受け、パレスチナ人が負傷      【ガザ:アナドル通信社】      金曜日の夕方、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ヘブロン北部のアルーブ難民キャンプで、パレスチナ人青年がイスラエル軍に銃撃された。      パレスチナの赤新月社は声明で、「ヘブロン近郊のアルーブ難民キャンプで若者が実弾で脚を撃たれ、病院へ搬送されている」と伝えた。      目撃者たちの証言によると、イスラエル軍は多数の軍用車両でアルーブ難民キャン 全文をよむ

  • 2025-01-25
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル軍が停戦合意に違反しレバノン南部に侵攻

■イスラエル軍がレバノン南部のバニー・ハヤーン町に侵入し、家屋を焼き払う      【ベイルート:本紙】      昨日木曜日の深夜、イスラエル軍がレバノン南部のバニー・ハヤーン町に侵入し、同町内で複数の民家に放火した。      レバノン国営通信(NNA)によると、深夜、イスラエル軍がレバノン南部バニー・ハヤーン町に侵入し、機関銃を用いた捜索活動を行った。同町の周辺地域では銃声が聞こえ、イスラエル軍はさらに同町内で複数の民家に放火した。      イスラエル軍は今朝に至るまで同町の周辺地域に展 全文をよむ

  • 2025-01-24
  • al-Quds al-Arabi紙

デンマーク:トランプ大統領、グリーンランド問題でデンマーク首相と「激しい」電話会談

■トランプ大統領、グリーンランド問題でデンマーク首相と「激しい」電話会談      【ワシントン:本紙】      ドナルド・トランプ米大統領は、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相と、米国のグリーンランド支配が米国の国家安全保障に不可欠であるという大統領の主張をめぐり、「激しい」電話会談を行ったと報じられた。      ファイナンシャル・タイムズ紙によると、欧州の高官たちは、先週トランプ大統領とフレデリクセン首相が交わした45分間の電話会談が対立に発展したという。当時次期大統領だったトランプ 全文をよむ

  • 2025-01-24
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエルがパレスチナ人の未来を脅かしている

◾️パレスチナ:イスラエル右派が我々の世代の未来を脅かしている      【ラマッラ:諸通信社】      パレスチナ外務省は金曜日、政権を握るイスラエルの右派が、パレスチナの人々が自ら望んでいない区域に彼ら押しやり、彼らの世代の未来を脅かしていると述べた。      同省は声明で、「イスラエルの右派政権が、国際法、人権、国際的正当性、そしてその決定における前例のない国際的崩壊の下に隠れながら、我々のパレスチナ国民を彼らが望まない区域に押しやり、彼らの世代の未来を脅かしている」と述べた。     全文をよむ

  • 2025-01-24
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:カタールで亡命生活を送るパレスチナ人ジャーナリストの告白

『ル・モンド』:ガザの悲劇を体現するジャーナリスト、ワーイル・ダフドゥード、彼はこのように苦しい亡命生活を送っている      【パリ:本紙】      フランスの『ル・モンド』紙は、「ガザの悲劇を体現するジャーナリスト、ワーイル・ダフドゥードの苦い亡命」という見出しで、「ジャズィーラ」(アルジャジーラ)のガザ支局長が1年前に重傷を負い、家族の大部分を失ったのちにカタールに避難したと報じている。だフドゥード氏はそれ以来、彼はパレスチナの同胞の悲劇を糾弾し続けており、今日では、1月19日に発効した 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:シャラア氏は新政権が国内に外国人戦闘員の存在を容認しないと明言(2)

■シャラア氏:シリアにおける「外国人戦闘員グループ」の存在は容認できない      【ダマスカス:本紙】      さらに同氏は、また、人民防衛保護部隊(YPG、シリア民主軍自衛隊の主要構成部隊)が武装解除の要請に応えていない唯一の主体当事者であることを強調し、た。「PKKは私的な利益を得るためにイスラーム国自らの利益のためにISの問題を利用している」と述べた。      またイスラエル占領軍の侵攻については、「シリア領土におけるイスラエルのシリア領土への進出は決して受け入れられるものではない」 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:シャラア氏は新政権が国内に外国人戦闘員の存在を容認しないと明言(1)

■シャラア氏:シリアにおける「外国人戦闘員グループ」の存在は容認できない      【ダマスカス:本紙】      シリア新政権のリーダーであるアフマド・シャルア氏は木曜日、国家管理外の武装グループの存在を拒否したうえで、シリア国内での「外国人戦闘員グループ」の存在を容認しないと述べ、さらに「新政権はクルディスタン労働者党(PKK)によるトルコに対するテロ攻撃を許さない」と強調した。      同氏はトルコのテレビチャンネルによるインタビューで、シリア政権は国家の管理外のいかなる武装グループの存 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:トランプ大統領が復帰、西サハラ紛争における米国の支援の復活に期待高まる(3)

■トランプ大統領がホワイトハウスに復帰:西サハラ紛争における米国のモロッコ支援復活への期待      【ラバト:本紙】      さらに『ル・モンド』は、モロッコは、紛争の最終的解決は国際連合の決議に基づくと認識しているが、この地域における自国の正当性を強化するため、「領事館外交」として知られるものを採用しており、その範疇においてアフリカ13か国が「ポリサリオ戦線」との関係を断絶・停止したと加えた。      そして同紙は、モロッコ外交がブルキナファソやコートジボワール、トーゴのようにモロッコの 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:トランプ大統領が復帰、西サハラ紛争における米国の支援の復活に期待高まる(2)

■トランプ大統領がホワイトハウスに復帰:西サハラ紛争における米国のモロッコ支援復活への期待      【ラバト:本紙】      同紙は、「西ヨーロッパのほとんどの首都を雲と寒気が覆っている一方で、ラバトでは太陽が暖かく輝いている。モロッコ王国では米国の元大統領の復帰によって楽観主義の波が生じている」と続けた。      また『ル・モンド』によると、2020年12月、トランプ大統領は「X」を通じて、「今日、西サハラに対するモロッコの主権を承認する宣言に署名した」と書き、この大胆な外交的措置の結果 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:トランプ大統領が復帰、西サハラ紛争における米国の支援の復活に期待高まる(1)

■トランプ大統領がホワイトハウスに復帰:西サハラ紛争における米国のモロッコ支援復活への期待      【ラバト:本紙】      ドナルド・トランプ大統領がホワイトハウスに復帰したことで、同大統領の2期目における米国のモロッコに対する外交政策の方針について疑問が生じている。歴史的に、また特にトランプ大統領の1期目を通じて、両国の関係は重要な発展を遂げてきた。米国が2020年12月に西サハラに対するモロッコの主権を承認したことは、両国間の外交における顕著な転換となった。      トランプ大統領は 全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:国連安全保障理事会がパレスチナの子供たちに関する緊急会合を開催

■議長国アルジェリアとロシアの要請により、安全保障理事会がパレスチナの子供たちに関する緊急会合を開催      【国連:本紙】      国連安全保障理事会は2025年1月の議長であるアルジェリアのアンマール・ビン・ジャーミウ大使とロシアのワシーリー・ネベンジャ常駐代表の要請により、木曜日の午後3時に緊急会合を開催する。そこではパレスチナ人児童をめぐる問題、特にガザ地区、東エルサレムを含む占領下ヨルダン川西岸地区といった諸地域で彼らが占領軍の手によってさらされている人権侵害が主題となる。     全文をよむ

  • 2025-01-23
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:サウジアラビア外務大臣が15年ぶりにレバノンを訪問

■サウジアラビア外務大臣が15年ぶりにレバノンを訪問      【ベイルート:本紙】      サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣(王子)は木曜日、レバノンを訪問する。これはサウジアラビアの最高位外交関係者として15年ぶりのベイルート訪問となり、レバノンでイランの影響力が低下するなかで、サウジアラビア政府が自国の影響力を強化しようと試みていることを背景に、レバノンから「改革に向けた誓約」を引き出すことを目的としている。      ビン・ファルハーン大臣の訪問 全文をよむ

  • 2025-01-22
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:占領軍がヨルダン川西岸地区での攻撃を拡大

■占領軍がヨルダン川西岸地区での攻撃を拡大…ジェニン難民キャンプへの攻撃により死傷者が発生      【ダマスカス:本紙】      ガザ地区での停戦開始から2日も経たないうちに、イスラエル占領軍は占領下のヨルダン川西岸地区に自らの戦争要員を向けた。イスラエルの評論家らは、この動きは、停戦合意に反対しているにもかかわらずイスラエルの与党連合から離脱しなかった過激派のベザレル・スモトリッチ財務大臣への褒賞だとみている。      占領軍はジェニン難民キャンプに対して前例のない攻撃を開始し、占領地で 全文をよむ

  • 2025-01-21
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ペデルセン氏が再びダマスカスを訪問、新政権の幹部らと面会

■再びダマスカスを訪れたペデルセン氏…アナリストら、「新政権は国連が非介入的かつ諮問的な役割を担うことを望んでいる」      【ダマスカス:本紙】      ゲイル・ペデルセン国連シリア問題担当特別代表は月曜日、アサド政権崩壊後2度目のシリア訪問として、ダマスカスを訪れた。ペデルセン氏はこの訪問に際して、同国新政権の最高指導者アフマド・シャルア氏およびアスアド・シーバーニー外務大臣と会談した。      シリア国営通信『サナ』は、両者が会談を行ったと報じたものの、会談の内容などの詳細については 全文をよむ

  • 2025-01-20
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:人道支援物資を積んだ552台のトラックがガザ地区に到着

■停戦初日…552台の救援トラックがガザ地区に到着      【ガザ:アナトリア通信】      イスラエルによる15か月にわたる大量虐殺に続く、停戦合意の実施初日にあたる日曜日、552台の人道支援物資を積んだトラックがガザの検問所を経由してガザ地区に入ってきた。      ガザ地区内務省の情報筋は、「日曜日の朝から、人道支援物資を積んだトラック552台がガザ地区の各通行所を通過して入ってきており、そのうち242台はガザ地区北部を目的地とするものだ」と語った。      同筋によると、それらのト 全文をよむ

  • 2025-01-19
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ抵抗勢力がイスラエル人捕虜の居場所を秘匿しようと計画

■抵抗勢力が捕虜交換前にイスラエル人捕虜の居場所を秘匿する計画を立てる      【ガザ:本紙】      ある特別な情報筋は、パレスチナ抵抗諸派が計画を立て、ガザ地区に複数存在しているイスラエル人捕虜の隠し場所から捕虜を移送する作戦を隠蔽・偽装しようとしていると述べた。      その情報筋によると、過去の一定期間捕虜を隠し続けることができた抵抗勢力は、国際赤十字委員会の代理人に捕虜を引き渡す前に、捕虜の移送場所を隠し続けようと試みている。      計画では、解放予定の捕虜の名前のみ発表し、 全文をよむ

  • 2025-01-19
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ジョゼフ・アウン大統領が南部からのイスラエル軍撤退を要求(3)

■レバノン大統領、イスラエル軍が1月26日までに南部から撤退することを要求      【ベイルート:本紙】      停戦合意では、イスラエルが2025年1月26日までに、南レバノンで侵入した各領域から撤退することが定められている。また2006年に採択された国連安保理決議第1701号の履行、すなわちヒズブッラーが国境地帯から撤退することのほか、レバノン国内の全武装勢力の武装を解除し、武装をそれが法的に許された勢力のみに限定することも定められている。      グテーレス氏はまた、UNIFILが「 全文をよむ

  • 2025-01-18
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ジョゼフ・アウン大統領が南部からのイスラエル軍撤退を要求(2)

■レバノン大統領、イスラエル軍が1月26日までに南部から撤退することを要求      【ベイルート:本紙】      ヒズブッラーとイスラエルの間では2024年11月27日以降、米仏の仲介により、それまで1年間にわたって続いていた衝突を終結させる停戦が発効している。また合意の履行メカニズムを監督する委員会には、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)も含まれている。      グテーレス国連事務総長は自身がベイルートに到着した翌日にあたる金曜日、ナークーラ町にあるUNIFIL司令部を訪問し、「イスラエ 全文をよむ

  • 2025-01-18
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ジョゼフ・アウン大統領が南部からのイスラエル軍撤退を要求(1)

■レバノン大統領、イスラエル軍が1月26日までに南部から撤退することを要求      【ベイルート:本紙】      レバノンのジョゼフ・アウン大統領は土曜日、イスラエルに対し、1月26日までに南レバノンから撤退するよう求めた。この日付は、ヒズブッラーとイスラエルの間で昨年11月に締結された停戦協定の諸条件を履行するための期限である。      レバノン大統領府が発表した声明によると、アウン大統領は、アントニオ・グテーレス国連事務総長に招かれた際に、自国が「昨年11月27日に達成された合意によっ 全文をよむ

  • 2025-01-18
  • al-Quds al-Arabi紙

ジャーナリストであるズウビー氏の残りの懲役刑期が社会奉仕活動に置き換えられる

■ジャーナリストのアフマド・ハサン・ズウビー氏の残りの刑期が社会奉仕活動に置き換えられる。      【アンマン:本紙】      ジャーナリストのアフマド・ハサン・ズウビー氏の家族と弁護団がソーシャルメディア上で発表したところによると、ヨルダンの司法当局は木曜日、同氏に対する残りの懲役刑を社会奉仕活動に変更した。      風刺的な文面とジャーナリスト的見解で知られるズウビー氏は、自宅に木曜夜に戻り、そこでヨルダンで施行されている法律と規則に則った代替刑罰に服することとなっている。また出回って 全文をよむ

  • 2025-01-16
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:「ガザ政府」が地区内避難民らの自宅帰還を促進するための計画を発表(2)

■「ガザ政府」:避難民によるガザ県と北部県への帰還を促進するための計画を発表      【ガザ:アナトリア通信】      ガザ政府広報局のデータによると、200万人以上がガザ地区内で避難を強いられている。      避難民らは水や食料が不足し、病気がまん延するなかで、学校やテント、路上で厳しい状況に置かれている。      カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン外相は水曜日の夜、エジプト、カタール、米国の仲介が、ガザ地区における停戦協定に到達することに成功したと発表した。さらにこの停 全文をよむ

  • 2025-01-16
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:「ガザ政府」が地区内避難民らの自宅帰還を促進するための計画を発表(1)

■「ガザ政府」:避難民によるガザ県と北部県への帰還を促進するための計画を発表      【ガザ:アナトリア通信】      「ガザ政府」は木曜日、ガザ地区中部および南部から、避難民らがガザ県や北ガザ県にある自宅に帰還することを促進するための「計画」を発表しようとしていると明らかにした。この動きはイスラエルによるジェノサイドが15か月以上にわたって続いたのちに、日曜日の停戦発効が近づいている状況にともなったものである。      ガザ政府広報局のイスマーイール・サワービタ局長は、以下のように述べた 全文をよむ

  • 2025-01-16
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:新大統領府の報道官にジャーナリストのシャラフッディーン氏が任命

■ユニークな動き…レバノン新大統領府の報道官が任命      【ベイルート:本紙】      ジャーナリストのナジャー・シャラフッディーン氏が、近年まれに見る動きとしてレバノンの報道官に任命された。この役職はレバノンのジョゼフ・アウン新大統領のもとで新設された。      ジャーナリストのナジャー・シャラフッディーン氏は、ハッサーン・ディヤーブ内閣においてナビーフ・ビッリー国民議会議長によって選任されたガーズィー・ワズニー元財務大臣の妻である。シャラフッディーン氏は故ラフィーク・ハリーリ元大統領 全文をよむ

  • 2025-01-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルとハマースの間で停戦合意が実現(4)

■15か月におよぶガザ地区でのジェノサイドの後で...停戦および捕虜交換の合意が発表      【本紙】      そして同組織は、「この合意は、誉なガザ地区で耐え忍ぶ民衆に対して、シオニストによる彼らへの攻撃を停止し、彼らが直面している流血、虐殺、ジェノサイド戦争に終止符を打つために負っている我々の責任に端を発するものである」と述べた。      同組織は、「ガザ地区に連帯し、我々の民衆の側に立ち、占領の非難と攻撃の停止に貢献したアラブやイスラーム、および国際的な、公的ないしは民間のすべての当 全文をよむ

  • 2025-01-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルとハマースの間で停戦合意が実現(3)

■15か月におよぶガザ地区でのジェノサイドの後で...停戦および捕虜交換の合意が発表      【本紙】      トランプ次期大統領はバイデン氏による公式の発表に先立って合意の実現を称賛し、自身の陣営による努力を称えた。      トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」上のページで、「我々は、中東での人質に関する合意に至った。彼らの解放は近く行われる予定だ。ありがとう!」と綴った。      トランプ氏は就任日が近づくにつれ、合意締結を急ぐよう繰り返し要請した。また同氏はたびたび、もしイ 全文をよむ

  • 2025-01-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルとハマースの間で停戦合意が実現(2)

■15か月におよぶガザ地区でのジェノサイドの後で...停戦および捕虜交換の合意が発表      【本紙】      この合意は、エジプトとカタールが米国による支援の下で仲介した断続的な交渉が数か月続いたのち、ドナルド・トランプ次期米大統領が1月20日に就任する前に締結された。      ジョー・バイデン米大統領はカタールによる発表後、イスラエルとハマースがガザ地区での戦闘終結や、パレスチナの民間人に向けた人道支援の増加に関して合意に至ったと述べた。      バイデン大統領はホワイトハウスで、「 全文をよむ

  • 2025-01-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルとハマースの間で停戦合意が実現(1)

■15か月におよぶガザ地区でのジェノサイドの後で...停戦および捕虜交換の合意が発表      【本紙】      カタールは水曜日(15日)、ガザ地区で15か月間にわたってジェノサイド戦争が続けられたのち、イスラエルとハマースが同地区における停戦と捕虜交換にかかわる合意に達し、これは1月19日に発効する予定だと発表した。      カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相が水曜日に自身の事務所で、ハマースの交渉人らおよびイスラエルの交渉人らとそれぞれ個別に会談を開 全文をよむ

  • 2025-01-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:虐殺開始以来のジャーナリストの死者数が204人に増加

■「ガザ政府」:虐殺開始以来、ジャーナリストの死者数は204人に増加      【ガザ:アナトリア通信】      ガザ政府広報局は火曜日、イスラエル占領当局による大量虐殺が始まってから16か月が経過し、死亡したパレスチナ人ジャーナリストの数は204人に達したと発表した。      同局は声明で次のように述べた。「パレスチナ通信(SAFA)の編集者として働くジャーナリストのムハンマド・バシール・タルマス氏の死亡が発表されたことで、ガザ地区での集団虐殺戦争が始まって以来、死亡したジャーナリストの数 全文をよむ

  • 2025-01-14
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:リヤドでシリアの支援を話し合う国際会議が開催(2)

◼シリアに関するリヤド会議、ダマスカスへの制裁解除を求める(動画)      【リヤド:諸通信社】      本日出された声明によると、会議は2部に分かれており、第1部にはアラブ諸国の閣僚らが出席する。一方、第2部にはゲイル・ペデルセン・シリア担当国連特使、カヤ・カッラス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表、ジョン・バス米国国務次官など西側諸国の高官が出席する。      بدء الاجتماع الوزاري بشأن سوريا بحضور وزير الخارجية السوري 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:新大統領の選出を受けて国連事務総長がレバノン訪問を決定(2)

■グテーレス国連事務総長、国連の新大統領への連帯を示すためにレバノンを訪問      【国連:本紙】      リダー氏は、今回の新たな資金割り当ては、被害を受けたインフラのもとへ帰還しようとする人々、そしていまだ避難状態に置かれている人々の双方に支援を提供するための、重要な生命線を供給するものだと述べた。      ステファン・デュジャリック国連事務総長報道官は、国連事務総長はシリアの新たな指導部に接触を図るつもりか、あるいはシリアを訪問する意図があるかという本紙の質問に対して、「現状において 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:新大統領の選出を受けて国連事務総長がレバノン訪問を決定(1)

■グテーレス国連事務総長、国連の新大統領への連帯を示すためにレバノンを訪問      【国連:本紙】      国連のアントニオ・グテーレス事務総長は今週末、ジョゼフ・アウン氏がレバノン新大統領に選出されたことをうけて、レバノンに対する国連の連帯を確認するために同国を訪れる。      このことは今日日曜日の朝、事務総長の広報オフィスが出した声明によって明らかにされた。さらに声明は、今回の訪問はグテーレス事務総長、ジョゼフ・アウン新大統領、ナジーブ・ミーカーティー首相との電話会談を受けて決定され 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:中部のガソリンスタンドで大規模爆発、約80人が死傷

◼フースィー派:イエメンのバイダー県でガソリンスタンドが爆発、15人が死亡、数十人が負傷      【ロイター通信】      イエメンの武装組織フースィー派は日曜日、イエメン中部バイダー県のガソリンスタンドで起こった爆発で15人が死亡、数十人が負傷したと発表した。      ロイター通信は土曜日、医療関係者と地元当局者の話として、イエメンのバイダー県でガソリンスタンドとガス貯蔵タンクが爆発し、8人が死亡、50人が負傷したと伝えた。      国際的に承認されていないフースィー派政権の保健省は日 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:リヤドでシリアの支援を話し合う国際会議が開催(1)

◼シリアに関するリヤド会議、ダマスカスへの制裁解除を求める(動画)      【リヤド:諸通信社】      シリア問題を話し合うリヤド会議は日曜日、ダマスカスに課せられている制裁を解除し、シリア難民を自国に帰還させる条件を整えるよう呼びかけた      サウジアラビアのビン・ファルハーン外相は声明で、「この会議の目的は、シリアを支援するための努力を調整し、シリアに課せられている制裁の解除に向けて取り組むことだ」と述べた。      そして、会議の出席者に、シリアに対する一方的で国際的な制裁を解 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

UAE:UAEがレバノンからアブドゥッラフマーン・カラダーウィー氏の身柄引き渡しを受ける

■UAEがレバノンからアブドゥッラフマーン・カラダーウィー氏の身柄引き渡しを受けたと発表      【ジャズィーラ・ネット】      UAE国営通信(WAM)が金曜朝に報じたところによると、UAEはレバノンの関係当局から故ユースフ・カラダーウィー氏の子息であるアブドゥッラフマーン・カルダーウィー氏の身柄引き渡しを受けた。      同通信は、カラダーウィー氏の身柄引き渡しは、同氏が公共の治安を刺激し混乱させたとして、アラブ内相評議会の犯罪追跡・データ管理部門が同氏について発行し、UAEの管轄当 全文をよむ

  • 2025-01-10
  • その他紙

レバノン:ジョゼフ・アウン新大統領が武器の国家独占と積極的中立主義を宣誓(2)

■レバノン新大統領、武器の国家独占と他国との積極的中立を誓約      【ベイルート:本紙】      さらに、「レバノンは歴史の夜明けから存在しており、我々の特徴は勇気であり、我々の力は適応にある。我々はいかに違いがあっても、困難な時には互いを支え合う。我々のうち一人が壊れれば、全員が壊れるのだ」と述べた。      さらにアウン氏は「レバノンにおける政治的パフォーマンスは変革されなくてはならない」と明言し、「彼らがどこにいようと、全てのレバノンの人々に向けて私は宣誓する。全世界に、レバノンの 全文をよむ

  • 2025-01-09
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ジョゼフ・アウン新大統領が武器の国家独占と積極的中立主義を宣誓(1)

■レバノン新大統領、武器の国家独占と他国との積極的中立を誓約      【ベイルート:本紙】      レバノンの新大統領であるジョゼフ・アウン少将は今日木曜日、国会議事堂で憲法に基づく宣誓を行い、就任演説を行った。アウン氏はこの演説のなかで、これから必要な変革をともなう現状の課題を明確化しつつ、レバノン国民に対し「武器携帯の専属にかかわる国家の管理と権利を拡大する」ことを約束した。      アウン新大統領は「南部の国境を確保・強化し、東部と北部の国境を画定するために軍への投資を行い、テロリズ 全文をよむ

  • 2025-01-09
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:イスラエルが領土の1%を占領

■アサド政権崩壊後、イスラエルはシリアの1%を占領した      【ダマスカス:本紙】      イスラエル軍は山頂からレバノン、パレスチナ、ヨルダン、シリアを見おろすハーモン山東部を占領した後、シリアの南部にあるゴラン高原の制圧地域を拡大した。同様にシリア南部の国境沿いのいくつかの町にも進行し、インフラ設備や軍事施設を破壊した。もっとも最近では、水曜日に同軍がバアス市を部分的に制圧する中、クナイトラ県郊外、具体的には「トゥルール・フムル」地点に侵攻した。本紙の軍事筋によると、失脚したアサド政権 全文をよむ

  • 2025-01-09
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:トゥーバースとナーブルスで3人のパレスチナ人が犠牲に

■イスラエル占領軍がトゥーバースとナーブルスでパレスチナ人3人を殺害      【西岸地区:本紙】      占領軍がナーブルスとトゥーバースで行った突入、逮捕、衝突によってパレスチナ人3人が殉教し、イスラエル兵1人が負傷した。一方同軍はヨルダン渓谷での「軍事作戦」を実施したと発表した。      パレスチナ保健省と公式筋によると、トゥーバース県タンムーン村に対して無人航空機(ドローン)による爆撃が行われた結果、パレスチナ人2人が犠牲になった。彼らのうち1人は占領軍が遺体を収奪したために身元は不 全文をよむ

  • 2025-01-07
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:軍がイエメン国内から発射されたミサイルを迎撃したと発表(1)

■イスラエル占領軍がイエメンから発射されたミサイル1発を迎撃したと発表      【エルサレム:諸通信社】      エルサレム:イスラエル占領軍は日曜日、国内の各地で警戒サイレンが鳴った直後、イエメンから発射されたミサイル1発を迎撃したと発表した。      占領軍はテレグラムに投稿した声明のなかで「先ほどテルミ・エリエゼルで警戒サイレンが鳴ったのち、イエメンから発射されたミサイルがイスラエル領内に到達する前に迎撃された」と述べた。      イスラエル占領軍は金曜日にも、イエメンから発射され 全文をよむ

  • 2025-01-05
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア人の終わらぬ戦い(3)

■国際的な突進を受けるシリア人:民主的な反対勢力による「新政権」の修正      【ダマスカス:ムニール・ラビーウ】      シリアの活力や、彼らがすでに過ぎ去ったと表現する時代への逆行に対するシリア人の拒否は、政治勢力の均衡を回復しうる強い圧力勢力の形成を促しつつある。新政権はこれによって多くの決定の撤回を余儀なくされ、教育カリキュラムの変更の不実施を明言することはもとより、それがいまだ明確な成熟化プロセスを要するという事実を裏付けるかのように、シリア国民対話を呼びかけるための方法や、この対 全文をよむ

  • 2025-01-03
  • al-Mudun紙

エジプト:一時滞在許可証の所持者を除くシリア人の入国を禁止

■エジプトは一時滞在許可証の所持者を除くシリア人のエジプト入国を禁止      【カイロ:本紙】      エジプト当局は同国内で営業している旅行会社や航空会社に対し、観光目的以外の一時滞在許可証を所持する人を除き、エジプト行きのフライトにいかなるシリア人を搭乗させることを許可しないように通告した。       この決定は、反政府勢力が首都ダマスカスを制圧し、バッシャール・アサド氏がモスクワに逃亡してから1か月以内にエジプト当局が発表した2度目のものとなる。      エジプトは2週間前、事前に 全文をよむ

  • 2025-01-03
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア人の終わらぬ戦い(2)

■国際的な突進を受けるシリア人:民主的な反対勢力による「新政権」の修正      【ダマスカス:ムニール・ラビーウ】      シリアの革命の勝利は、多くの競争や、この勝利を享受しうる当事者をめぐるより多くの対立への扉を開いた。最終的にはシャーム解放機構が軍事的勝利を採用し、革命的勝利を奉じて、それを自己単独で独占することを選んだ。あまつさえ、シャーム解放機構の一部の高官については、勝利における自らの功績を指摘しながらも、シリアの全ての国民が取り組んだ努力の集積体を認めようとはしなかった。同様に 全文をよむ

  • 2025-01-03
  • al-Mudun紙

シリア人の終わらぬ戦い(1)

■国際的な突進を受けるシリア人:民主的な反対勢力による「新政権」の修正      【ダマスカス:ムニール・ラビーウ】      シリア人は革命に勝利してもなおインティファーダ(蜂起)を継続している。彼らはインティファーダが止まることはなく、むしろそれが新しく、非常に繊細かつ挑戦的な段階に入ったことに気付いている。彼らは長年にわたって状況や情勢を統制することに成功し、数十年もの間抑圧や独裁という状況に屈することなく順応してきた人々である。革命の数年間も、彼らは虐殺や強制移住、そして拘束に耐え忍んで 全文をよむ

  • 2025-01-03
  • al-Mudun紙

サウジアラビア:大麻密輸で有罪判決を受けたイラン人6名の死刑を執行

■サウジアラビアが大麻密輸で有罪のイラン人6名を処刑 イランは駐テヘラン・サウジ大使を召喚      【リヤド:本紙】      サウジアラビア当局は今日(水曜日)、サウジアラビア王国への大麻密輸で有罪判決を受けた6人のイラン人に対する死刑を執行した。      サウジアラビア内務省は今日の声明で、「ジャーセム・モハンマド・シャアバーニー、アブドルレザー・ユーネス・タンガースィリー、ハリール・シャヒード・サーメリー、モハンマド・ジャヴァード・アブドルジャリール、メフディー・カナーン・ガーネミー、 全文をよむ

  • 2025-01-01
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:大麻密輸で有罪判決を受けたイラン人6名の死刑を執行

■サウジアラビアが大麻密輸で有罪のイラン人6名を処刑 イランは駐テヘラン・サウジ大使を召喚      【リヤド:本紙】      サウジアラビア当局は水曜日、同国への大麻密輸により有罪判決を受けていたイラン人6名に対する死刑を執行した。      サウジアラビア内務省は水曜日の声明で、「ジャーセム・モハンマド・シャアバーニー、アブドルレザー・ユーネス・タンガースィリー、ハリール・シャヒード・サーメリー、モハンマド・ジャヴァード・アブドルジャリール、メフディー・カナーン・ガーネミー、ホル・モハンマ 全文をよむ

  • 2025-01-01
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル軍がレバノン南部の一部地域からの撤退を示唆(3)

■米国との調整下で...イスラエル軍が(レバノン南部)西側地区からの撤退に備える      【本紙】      2024年中のイスラエル軍の総支出が同国にとって重荷となっており、同国メディアは今日(1日)、新年の訪れとともに同軍が直面している数々の課題について指摘しつつ、この話題について議論した。      その一環として『マアリヴ』紙は、「ガザ地区やレバノンでの戦争の継続、イランとの直接衝突、シリア情勢、西岸地区での激しい戦闘を停止する試みなど、2024年は特に嵐のような年だった」と報じた。ま 全文をよむ

  • 2025-01-01
  • al-Mudun紙

レバノン:イスラエル軍がレバノン南部の一部地域からの撤退を示唆(2)

■米国との調整下で...イスラエル軍が(レバノン南部)西側地区からの撤退に備える      【本紙】            イスラエル公共放送協会は、「この決定は、レバノン軍を国境地帯全体に再展開させることを含む米国(主導)のメカニズムに応じた調整のもとで行われた」と報じたうえで、治安筋を引用し、「現時点でイスラエル軍は、停戦合意で定められた残りの期間が終わるまで、その他の地域に残留し続けるための準備をしている」と伝えた。            『イスラエル・ハヨム』紙は同国の複数の軍事筋を引用 全文をよむ

  • 2025-01-01
  • al-Mudun紙

レバノン:イスラエル軍がレバノン南部の一部地域からの撤退を示唆(1)

■米国との調整下で...イスラエル軍が(レバノン南部)西側地区からの撤退に備える      【本紙】      イスラエルは、停戦合意発表による停戦が失効するまでの1か月という期間を、国境沿いのインフラを強化するために利用した。イスラエルメディアが伝えたところによると、これは「アクサーの大洪水」攻撃から得られた教訓の一部であり、メトゥラ入植地をはじめとする国境沿いのすべての入植地の前線にイスラエル軍の基地あるいは軍事拠点が築かれるという。      しかしイスラエル公共放送協会が、イスラエル軍が 全文をよむ

  • 2025-01-01
  • al-Mudun紙

シリア:新政府のハッターブ総合諜報局長官がシリア治安機関の再編成を発表(2)

■シリア新総合諜報局長官:「シリア治安機関はすべての部門の解散・再編ののちに再構成構成される」      【ダマスカス:アナトリア通信】      ハッターブ氏は「治安機関については、全ての部門の解散・再編が行われたのち、我々の国民とその犠牲、そしてウンマ建設における長年の歴史に適したかたちで再構成される」と明らかにした。      シリア新政府は木曜日、国家の重要な機関の再編成の一環としてハッターブ氏をシリアの総合諜報局長官に任命したことを発表した。      シリアの諸派閥は、その他の諸都市 全文をよむ

  • 2024-12-28
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:パレスチナ自治政府が国連安保理決議2735の履行を強く要求

■パレスチナ:占領国は国連安全保障理事会の失敗をまんまと利用して、ガザ市民への虐待を続けている      【ラーマッラー:諸通信社】      パレスチナ外務・移民庁は土曜日、「イスラエルは、国連安全保障理事会(以下、安保理)がガザ地区に対する法的責任を果たせなかったことに乗じて占領を続けている」と非難した。      そして、ガザ地区を「人が暮らせない焦土」と化すための大量殺戮が14ヶ月以上続いていると断言した。      同庁は声明を出し、「占領国は安保理が法的責任を果たせなかったことに乗じ 全文をよむ

  • 2024-12-28
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:新政府のハッターブ総合諜報局長官がシリア治安機関の再編成を発表(1)

■シリア新総合諜報局長官:「シリア治安機関はすべての部門の解散・再編ののちに再構成構成される」      【ダマスカス:アナトリア通信】      シリア新政府のアナス・ハッターブ総合諜報局長官は土曜日、治安機関は全ての部門の解散・再編が行われたのちに、再構成されると述べた。      これはシリア国営通信『サナ』がプラットフォーム「X」のアカウントを介して報じた内容によるものである。      ハッターブ氏は「あらゆる階層のシリア国民が、前体制(アサド政権)による、様々な治安機関を用いた不正と 全文をよむ

  • 2024-12-28
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:アサド政権の崩壊を受けて約1万8,000人のシリア人が帰国したことが明らかに(2)

■ヨルダン内務大臣:アサド政権崩壊以来、約1万8,000人のシリア人が帰国      【アンマン:本紙】      アンマンの西約80キロメートルにあるジャービル・ナスィーブ国境通行所は、現在ヨルダン・シリア間で稼働している唯一の通行所である。      シリアとの375キロに及ぶ陸上国境を有するヨルダンは、アサド政権崩壊の2日前にあたる今月6日、シリアの「治安状況」を理由に同通行所の閉鎖を決定した。      しかし同通行所は先週金曜日、商用トラックと帰国するシリア人らのために再開された。   全文をよむ

  • 2024-12-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:アサド政権の崩壊を受けて約1万8,000人のシリア人が帰国したことが明らかに(1)

■ヨルダン内務大臣:アサド政権崩壊以来、約1万8,000人のシリア人が帰国      【アンマン:本紙】      ヨルダンの内務大臣が木曜日に明らかにしたところによると、シリアでバッシャール・アサド政権が崩壊して以来、約18,000人のシリア人がヨルダン国境を越えて自国に戻った。      マーズィン・ファラーヤ内務大臣は国営チャンネル「マムラカ」に対し、「2024年12月8日にバッシャール・アサド政権が崩壊してから、今日木曜日までに1万8,000人近くのシリア人が帰国した」と語った。     全文をよむ

  • 2024-12-26
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:部族連合がハドラマウト保護軍の結成を発表

◼️イエメン:「部族連合」がハドラマウト保護軍の結成を発表      【サナア:本紙】      7月以来、ハドラマウト包括会議とともに地元当局とイエメン政府に対する政治的緊張拡大を主導してきたハドラマウト部族連合は、水曜夜、「ハドラマウト保護軍」と名付けられた独自の部隊の結成を発表した。      連合のトップであるアムルー・ビン・ハブリーシュは、連合のフェイスブックページに掲載された声明で、「公共の利益が求めるもの、安全と安定の確立、テロや邪悪な破壊勢力への対処、国家とその資源の保護を考 全文をよむ

  • 2024-12-26
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:国境なき医師団が声明、「南ダルフール州には援助が足りている人はいない」(2)

■国境なき医師団: 飢餓と死の危険が南ダルフールの住民全員を脅かしている- (ブログ)      【ハルツーム:アナトリア通信】      国連のトム・フレッチャー人道問題担当事務次長は火曜日、スーダン国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」による紛争で、数百万のスーダン人の命が飢餓の脅威にさらされていると警告した。      同氏はXに「スーダンでは飢饉が広がっている。紛争は激化している。数百万人もの命が危険にさらされている」と投稿した。      そして、「統合的食料安全保障レベル分類(I 全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:国境なき医師団が声明、「南ダルフール州には援助が足りている人はいない」(1)

■国境なき医師団: 飢餓と死の危険が南ダルフールの住民全員を脅かしている-(ブログ)      【ハルツーム:アナトリア通信】      国境なき医師団(MSF)は水曜日、スーダン南西部の南ダルフール州で、飢餓と栄養失調による死の危険が「今や全ての人を脅かしている」と述べた。      MSFは声明を出し、子ども、妊産婦、授乳婦が最も栄養失調に陥りやすいと指摘した。      そして、「南ダルフール州では、栄養失調による飢餓や死の脅威から逃れている人はごくわずかにすぎない」と付け加えた。     全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

アルジェリア:大統領がSNS上のキャンペーンを批判

◾️アルジェリア大統領、「マーニーシュ・ラーディー」キャンペーンに対し暗に返答:「ハッシュタグでアルジェリアを食い物にできると思っている者は間違っている」      【アルジェ:本紙】      アルジェリアのアブドゥルマジード・タッブーン大統領は、アルジェリアのメディアがモロッコの勢力によるソーシャルメディア上の扇動と批判する「マーニーシュ・ラーディー」キャンペーンに対し、「『ハッシュタグ』を通じてアルジェリアを傷つけようと考える者は間違っている」と暗に返答した。      タッブーン大統領は 全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:下院議会がストライキ関連法案を承認

■モロッコ:物議を醸したストライキ関連法案が下院議会を通過      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコ下院議会は、火曜日の午後遅くに、物議を醸しているストライキ関連法案を賛成多数で可決した。      下院本会議では124人の議員が賛成票を、41人が反対票を投じた。      また、総議員395人のうち、250人が投票を棄権した。      ユーヌス・スクーリー経済統合・雇用大臣は、約10時間に及んだ会議の中で、「ストライキ法案は、労働者と企業を保護し、組合の自由を拡大することを目 全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フーシー派がアメリカへ脅迫メッセージ

◾️フーシー派、地域のアメリカの利益を「制限なしで」攻撃すると脅迫−(ビデオ)   【イスタンブール:アナトリア通信】      イエメンのフーシー派は火曜夜、もし同国に対する「侵略」が続くなら、中東におけるアメリカの利益を「制限なしで」攻撃すると脅迫した。      これは、同派の政治評議会のメンバーであるムハンマド・アリー・フーシー氏が、「X」プラットフォームを通じて放送したビデオメッセージで述べた内容だ。      フーシー氏は、「我々はアメリカ人に対して、イエメンを標的にしないよう警告す 全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:交渉決裂の場合、イスラエル軍はさらに1個部隊を投入か

■イスラエルの報道機関は、交渉決裂の場合にもう一部隊がガザ地区に侵攻できるよう準備をしていると報じる      【テルアビブ:アナトリア通信】      ヘブライ語報道機関は月曜日(23日)夕刻、イスラエルの3個部隊がガザ地区で活動しており、さらにもう一部隊がハマースとの捕虜交換交渉が失敗した場合に侵攻する準備を整えていると報じた。      イスラエル軍は2023年10月27日にガザ地区への侵攻を開始したが、同軍の諸声明によると、同月7日のジェノサイド開始以降の死者数821人のうち389人が将 全文をよむ

  • 2024-12-24
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:カッサーム旅団が「ゼロ距離」からの攻撃によりイスラエル兵らを殺害したと発表

■ガザのパレスチナ抵抗勢力、「ゼロ距離」からの攻撃によるイスラエル兵3人の殺害を発表      【ガザ:本紙】      パレスチナ抵抗勢力諸派がガザ地区で複数の武装攻撃を実行し、その過程でイスラエル兵数名を殺害したことを明らかにした。      ハマースの軍事部門である「カッサーム旅団」は、複数の複雑な軍事作戦を遂行したと発表した。その作戦で、同旅団の活動家らは、別の(イスラエル軍)部隊が立てこもっていた建物を警護中のイスラエル兵3名を刺殺したという。さらに同旅団は、活動家らが、ガザ北部バイト 全文をよむ

  • 2024-12-23
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ヨルダン外相がダマスカスを訪れシャルア総司令官と会談

■ヨルダンのアイマン・サファディー外相がシャルア総司令官に面会し、シリア人民に対しシリアを支持すると強調      【ダマスカス:本紙】      ヨルダンのアイマン・サファディー副首相兼外相は月曜日(23日)、シリアの首都ダマスカスを訪問し、シリア新政権のアフマド・シャルア総司令官と面会した。      シリアの『ワタン』紙によると、サファディー外相はダマスカスで、新政権のシャルア総司令官と包括的な会談を行ったという。      同外相は、「我々は、シリアが自由で安定した国となるよう、国家の再 全文をよむ

  • 2024-12-23
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:フースィー派、米空母艦載機F-18戦闘機を紅海上で撃墜と声明

■フースィー派、米空母「トルーマン」を攻撃し、「F-18」を撃墜したと発表した。      【サナア:本紙、アフマド・アグバリー】      イエメンの武装組織「アンサール・アッラー」(通称:フースィー派)は日曜日、「米空母(USSハリー・S・トルーマン)と護衛のための駆逐艦(空母打撃群)を攻撃し、空母艦載機F-18戦闘機を撃墜した。これにより、米・英軍によるイエメンへの攻撃を防ぐことに成功した」と発表した。      米中央軍(CENTCOM)は本日、米海軍F-18戦闘機が味方の誤認射撃で撃墜 全文をよむ

  • 2024-12-23
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:米司法当局がシリアでの戦争犯罪人の引き渡しを要求(3)

■インターポール、レバノンに対しシリアでの戦争犯罪人の引き渡しを要求      【本紙】      同複数筋によると、公安当局は将校のうち1人から11万から12万米ドル相当の金銭を、また他の1人からも6万7千米ドルを押収したという。      さらに公安当局はアッカール地区でシリアの諜報機関の構成員数十人を逮捕し、さらにレバノンへ不法入国しようとしていたイニシャル「H.M.」のシリア軍退役司令官(シリア軍のダルアー地区管轄師団司令官)を逮捕した。この退役司令官は逮捕当時、10万米ドルと大量の金を 全文をよむ

  • 2024-12-21
  • al-Mudun紙

レバノン:米司法当局がシリアでの戦争犯罪人の引き渡しを要求(2)

■インターポール、レバノンに対しシリアでの戦争犯罪人の引き渡しを要求      【本紙】      本紙が過去のレポートで伝えたように、シリア政権が崩壊しアサド大統領が逃亡したのち5,000人以上のシリア人がレバノンに入国した。彼らのなかには、シリアでの逮捕や殺害を恐れてレバノンに逃亡し、またレバノンには不法に入国したのちに他の場所へ出発した集団も含まれる。      複数の治安筋が本紙に伝えたところによると、20~30米ドルの安値で自らの銃を販売した第4師団のメンバーらはレバノンで逮捕されたの 全文をよむ

  • 2024-12-21
  • al-Mudun紙

レバノン:米司法当局がシリアでの戦争犯罪人の引き渡しを要求(1)

■インターポール、シリアでの戦争犯罪人の引き渡しをレバノンに要求。      【本紙】      国際司法裁判所は、シリアでの政権崩壊後に逃亡した「アサド派の男たち」を逮捕し、処罰するための第一歩を踏み出した。特別検察は米司法当局から、崩壊したアサド政権下でシリア空軍情報部長を務めていたジャミール・ハサン少将の引き渡し要請を受けた。      米司法当局は国際インターポールを介して電報を回付し、ハサン氏の逮捕を求める要請を発表した。これは人々に樽爆弾を投下することによってシリア国民に対して行った 全文をよむ

  • 2024-12-21
  • al-Mudun紙

シリア:アサド政権の崩壊はパレスチナ国家樹立に向けた一歩となるか?

■「シリアの反政府運動」の成功…パレスチナ国家樹立という夢の実現を後押しするか?      【ベイルート:アナドル通信社】      13年間にわたる(反体制派に対する)殺害、拷問、強制失踪の末、シリアのバッシャール・アサド政権(2000年~2024年)が崩壊した。「叶わぬ夢」と思われていた権利を手に入れ、多くのシリア人が安堵のため息をついた。アサド家による53年の統治を含めて61年に及んだバース党政権は終焉を迎えた。      12月8日、(バッシャール・アサド)政府軍が公共機関や街頭から撤退 全文をよむ

  • 2024-12-21
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト・トルコ両国大統領:パレスチナ独立国家の樹立は必要

■エジプト・トルコ両国大統領:パレスチナ独立国家の樹立は地域の安定に必要      【エジプト:本紙】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「1967年6月4日の国境を基に、東エルサレムを首都としたパレスチナ独立国家を樹立することは、地域の平和と安定を実現するための土台だ」と確認した。      これは、新行政首都で開催されたD8経済協力機構の首脳会議の際に、両大統領の会談で述べられた。      エジプト大統領府公 全文をよむ

  • 2024-12-20
  • Al-Nahar紙

シリア:アサド氏がロシア亡命前にイスラエルと協力か(3)

■デイリー・メール紙:「アサド氏はシリアからの逃亡前にイスラエル人と協力していたのか?」      【ロンドン:本紙】      アサド氏による最後の脱出の試みは、フマイミーム空軍基地から発進した専用機を用いたもので、この飛行機はトランスポンダー・システムを操作して追跡を避けたという。フライト追跡サイト「フライトレーダー24」によると、アサド氏を乗せたものと思われる飛行機は12月8日早朝にダマスカス国際空港を離陸し、地中海上空へ向かったのち、突然進路を変え、レーダーから姿を消したことを記録してい 全文をよむ

  • 2024-12-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:アサド氏がロシア亡命前にイスラエルと協力か(2)

■デイリー・メール紙:「アサド氏はシリアからの逃亡前にイスラエル人と協力していたのか?」      【ロンドン:本紙】      同記事によると、アサド氏がモスクワに到着して数時間後、イスラエルは広範囲にわたる爆撃作戦を開始し、シリア国内の数百におよぶ軍事目標に精密な爆撃を実施した。      アサド氏が直近に犯した卑劣な行為に関連するこの驚くべき主張は、トルコの著名なジャーナリストであるアブデュルカディル・セレヴィ氏の発言に基づく。同氏はトルコの日刊紙『ヒュッリイェト』において、複数の信頼でき 全文をよむ

  • 2024-12-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:アサド氏がロシア亡命前にイスラエルと協力か(1)

■デイリー・メール紙:「アサド氏はシリアからの逃亡前にイスラエル人と協力していたのか?」      【ロンドン:本紙】      『デイリー・メール』紙は、シリアの独裁者バッシャール・アサド氏が、シリアから脱出する許可を受ける見返りとして、イスラエルに武器庫やミサイルシステムの位置を提供したと主張する記事を公開した。これらの情報により、イスラエル軍がシリア国内の軍事設備に対する一連の空爆を実行することが可能になったという。      デイビッド・アヴェレル氏とエレナ・サルボーニ氏は記事のなかで、 全文をよむ

  • 2024-12-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:米国防省はシリアに2,000人の米兵が駐留していると発表(2)

■米国防総省「シリアには2,000人の米軍兵士がいる」      【ロイター通信】      米国は過去数年間にわたって、シリアに900人の自国兵士が駐留しており、現地勢力と協力してイスラーム国の再興を防ぐ役割を果たしていると主張してきた。同組織は2014年にイラクとシリアの広大な地域を占拠したが、のちに敗北を喫していた。      ジョー・バイデン政権は米軍がシリアに留まらせる方針を示している。しかしドナルド・トランプ次期大統領は、1月20日の就任後に軍を撤退させる可能性がある。      ト 全文をよむ

  • 2024-12-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:米国防省はシリアに2,000人の米兵が駐留していると発表(1)

■米国防総省「シリアには2,000人の米軍兵士がいる」      【ロイター通信】      米国防総省(ペンタゴン)は木曜日、シリアに現在2,000人の自国兵士が駐留していると発表した。この数は以前に公表されていた900人という数字を大きく上回るものである。      同省は、これら追加の兵士らが、過激派組織「イスラーム国」との戦いを支援するために派遣された一時的な部隊であると説明している。      ペンタゴンの広報官であるパット・ライダー准将は記者団に対し、2,000人という   数字がい 全文をよむ

  • 2024-12-19
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:シリア新政権の報道官による「女性差別発言」が論争を呼ぶ

■シリア新政権の報道官による「女性差別発言」が論争の的に      【ダマスカス:本紙】      シリア軍事作戦総司令部政治問題局の公式報道官であるウバイダ・アルナーウート氏の発言が、SNS上で新政権下のシリアにおける女性の役割について、激しい批判と論争の波を巻き起こした。同氏が、女性の生物学的および心理学的な特性は「国防省(内のポスト)のような特定の職務に適していない」と述べたためである。      これに対し一部の女性活動家らは、同氏の発言が「女性に対する差別的な発言」であり、政府内の特定 全文をよむ

  • 2024-12-18
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:予備役を招集するも目標数には達せず

■イスラエル占領軍は1万5千人の新たな予備役の招集に失敗      【テルアビブ:諸通信社】      イスラエル占領軍が火曜日(17日)夕刻、予備役兵士の負担軽減のために、5旅団からなる新部隊を設立すると発表したが、ヘブライ語メディアは、占領軍が部隊に必要な人数を招集することができなかったと明かした。      ヘルツィ・ハレヴィ参謀総長はテレビ放送で、「我々はこの戦争で、厳しい状況や長期戦に対処するなかで、イスラエル軍を拡張する必要があるということを学んだ」と述べた。      米国の支援下 全文をよむ

  • 2024-12-18
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:イラン外務省が在ダマスカス大使館の再開には「準備が必要」と発表

■イラン外務省:状況が「適切」になれば、在ダマスカス大使館を再開する      【本紙】      イラン外務省は火曜日、バッシャール・アサド政権の打倒をもたらした武装勢力による攻撃の際に在ダマスカス大使館が破壊されたことを受け、イラン政府が同大使館をただちに再開させることはないだろうと発表した。      イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官は、「ダマスカスの大使館の再開には準備が必要だ(中略)我々は、セキュリティの面で適切な状況が整い次第、この作業を続けるだろう」と述べた。      さら 全文をよむ

  • 2024-12-17
  • al-Quds al-Arabi紙

ソマリアとタンザニアが軍事協力の強化について協議

■ソマリアとタンザニアが両国間の軍事協力の強化について話し合う      【中東通信社】      ソマリア軍司令官のオドワー・ユースフ・ラーゲ少将は、現在ソマリアを訪問中のタンザニア軍副司令官サルム・ハジ・オスマン将軍と会談し、軍事訓練の領域における協力強化、専門技能の交換、共通の安全保障上の課題に直面するにあたっての努力の連携の方法について討議した。      ソマリア国営通信社(SONNA)が火曜に報じたところによると、両国軍の防衛力強化を目的としたソマリア軍とタンザニア軍の共同演習実施の 全文をよむ

  • 2024-12-17
  • Al-Ahram紙

ヨルダン:アブドゥッラー2世がシリアにおける「全体的な」政治移行プロセスへの支持を表明(2)

■エジプト、ヨルダン両首脳がシリアにおける「全体的な」政治移行プロセスへの支持を表明      【アンマン:アナトリア通信】      パレスチナ・ガザ地区での進展について、両首脳は「イスラエルのガザに対する戦争を直ちに停止し、民間人を保護するための国際的な努力を強化する」よう訴えた。      声明によると、ヨルダン国王は「活動的な国々と国際的な救援団体」に対し、「ガザ地区の人々が苦しんでいる人道的大惨事への対応を強化するための努力を結集するよう」求めた。      スィースィー大統領とアブド 全文をよむ

  • 2024-12-16
  • al-Quds al-Arabi紙

ヨルダン:アブドゥッラー2世がシリアにおける「全体的な」政治移行プロセスへの支持を表明(1)

■エジプト、ヨルダン両首脳がシリアにおける「全体的な」政治移行プロセスへの支持を表明      【アンマン:アナトリア通信】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー(シーシー)大統領とヨルダン国王のアブドゥッラー2世は、バッシャール・アサド政権打倒から1週間後、シリアにおける「全体的な」平和的政治移行プロセスへの支持を確認した。      ヨルダン王宮府の声明によると、これはアブドゥッラー2世が月曜日にエジプトを短期訪問した際に、カイロでシーシー大統領と行った会談のなかで言及さ 全文をよむ

  • 2024-12-16
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:バッシャール・アサド前大統領の声明文(全文)

■シリア脱出に関するバッシャール・アサド大統領の声明      【モスクワ:2024年12月16日】      2024年12月7日(土)夕刻、テロ勢力が首都ダマスカスに到達したのを受けて、大統領の運命とその所在に関する疑問が浮上し、事実とかけ離れた物語や噂話が氾濫するなか、国際テロ勢力による「シリア解放革命」確立のプロセスを支えることになった。      国家の歴史における重要な転機となる瞬間において、真実を伝える場がなくてはならない。簡潔な声明を通じて説明すべきことがあったが、このような状況 全文をよむ

  • 2024-12-16
  • その他紙

ヨルダン:アブドゥッラー2世がエジプトのスィースィー大統領と会談

■ヨルダン国王がカイロへ向かい、エジプト大統領と会談      【本紙】      ヨルダン王宮府は今日月曜日、国王アブドゥッラー2世が実務訪問としてカイロに向かったと発表した。ヨルダン国営通信『ペトラ』によると、王子ファイサル・ビン・フサイン殿下が閣僚団の出席のもとで、ヨルダン国王代理として憲法宣誓を行った。      アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領とヨルダン国王アブドゥッラー2世は、現在中東地域で発生している進展、特にガザ地区に対するイスラエルの戦争や、バッシャール・アサド大統領 全文をよむ

  • 2024-12-16
  • Al-Nahar紙

シリア:アサド政権崩壊に対するアーティストたちの反応(3)

■シリアのアーティスト業界における新たな革命... 反体制派の勝利とバッシャール支持者たちの「手のひら返し」      【ダマスカス:本紙】      カーリース・バッシャールは革命とダンスする      女性アーティストのカーリース・バッシャールは、ダマスカスの中心部でデモ参加者たちと共に居合わせることを望み、彼らとともに勝利を祝いながら、踊り歌った。そして彼女は自身のページで「永遠の自由」とコメントした。      一方、俳優のワーイル・シャラフ(ムウタッズ・バーブ・ハーラ)は自身のこれまで 全文をよむ

  • 2024-12-15
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:アサド政権崩壊に対するアーティストたちの反応(2)

■シリアのアーティスト業界における新たな革命... 反体制派の勝利とバッシャール支持者たちの「手のひら返し」      【ダマスカス:本紙】      ムナー・ワースィフ:私の武器は祖国に残ることである。      反体制的な立場を示してきたことで知られる女性アーティストのムナー・ワースィフは「CNN」による短時間の電話インタビューのなかで、「ダマスカスで現在の光景を目の当たりにして安堵している」と述べた。ダマスカスでは、50年以上続いた圧政のすえに倒れた政権に対する盛大な祝宴が起こっている。  全文をよむ

  • 2024-12-15
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:アサド政権崩壊から1週間、シリア国内外の動き

◼バッシャール・アサド政権崩壊から1週間 (速報)      【n.p.:本紙】      シリア政権が崩壊し、バッシャール・アサド大統領がモスクワへ逃れてから1週間が経った。シリアでは異例の事態が続いている。      「シャーム解放機構(HTS)」のアフマド・シャルウ(通称アブー・ムハンマド・ジャウラーニー)指導者は、暫定政権を立ち上げ、暫定首相を任命して政権の運営にあたらせた。一方、バース党支配時代のアサド政権下の刑務所で秘密裏に行われていた拘束者たちへの壮絶な拷問の実態に、世界は固唾を呑 全文をよむ

  • 2024-12-15
  • Al-Nahar紙

シリア:アサド政権崩壊に対するアーティストたちの反応(1)

■シリアのアーティスト業界における新たな革命... 反体制派の勝利とバッシャール支持者たちの「手のひら返し」      【ダマスカス:本紙】      シリアのアーティスト業界は独特な動きを見せている。旧体制の支持者であったスターたちがこぞって革命家 や政治家らへの支持を表明し、つい昨日まで擁護していた暴君の体制への攻撃を始めたのだ。      そのうちの一人がドゥライド・ラッハームである。彼は追放されたバッシャール前大統領をもっとも強く支持していたアーティストのうちの一人であったが、現在は前大 全文をよむ

  • 2024-12-15
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:ヒズブッラーはアサド政権崩壊によりシリアを介した物資補給経路を喪失

■ヒズブッラー書記長:「我々はアサド政権崩壊後シリアを介した物資供給経路を失った」      【ベイルート:諸通信社】      レバノンのヒズブッラーのナイーム・カースィム書記長は土曜日、シリアで1週間前に反体制派による総攻撃によってバッシャール・アサド大統領が打倒されたことで、ヒズブッラーが同国を介した物資供給経路を失ったと発表した。      カースィム師はテレビ放送された演説のなかで、アサド氏について言及はしなかったが、ヒズブッラーが「シリアにおける情勢が安定するまでは、新政権について判 全文をよむ

  • 2024-12-14
  • al-Quds al-Arabi紙