中央銀行総裁は取引におけるリヤールの支配の重要性に触れ、「オフショアリヤール計画の諸規定は中央銀行で策定されており、現在までに国内銀行の１、2行がこの計画の実施を開始している」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】モハンマドレザー・ファルズィーン総裁は、昨日デイ月7日［西暦12月28日］木曜日にマシュハド商工会議所で開かれた第111回民間部門対話協議会で、「私たちが今日この国の金融政策として中央銀行で追求していることは、経済の変動が事業者にとって予測可能な方向に経済を定めることである」と述べた。

　中央銀行総裁はさらに、「オフショアリヤール計画の諸規定は中央銀行で策定されており、現在までに国内銀行の１、2行がこの計画の実施を開始しており、まもなく国内の全銀行で導入される予定だ」と続けた。

　ファルズィーン総裁は、「わが国の取引におけるリヤールの支配性は、評価されるべき政策のうちの一つである。私たちは為替レートの変動を引き起こし、必要であれば必要な部門への外貨の配分を増やすことを試みた」と振り返った。

　同氏はさらに、「凍結されていた外貨資産の解除が多くの国で実現し、市場の落ち着きの一因となった。紙幣の分野でも落ち着きを見せ、両替所の整備を適切に行なった」と付け加えた。

　中央銀行総裁は、「現在、対外貿易は安定し外貨資産も増加しており、来年もこの政策を実施すべく取り組んでいる。リヤールの優位性は我が国にとって重要であり、国の通貨は我が国の国内取引において支配的であるべきだ」と述べた。

　ファルズィーン総裁は、外国人投資家を誘致するラザヴィー・ホラーサーン州の高い能力に言及し、「外国人投資家を誘致するための条件とその比率の緩和について、上述の会議においてラザヴィー・ホラーサーン州の担当者と合意に達した」と述べた。