パレスチナ:パレスチナ人青年がイスラエル占領軍により銃殺
2024年01月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ジェニンでパレスチナ人青年がイスラエル占領軍の銃撃により負傷し、その後死亡
【ジェニン:諸通信社】
木曜日から金曜日にかけての夜、ジェニン市にあるイブン・シーナー病院の複数の医療筋は、同市北東に位置するダイル・アブー・ダイーフ村出身の青年、カッサーム・アフマド・アブドゥルカリーム・ヤースィーンさん(27歳)がイスラエル占領軍による銃撃で負傷し、その後死亡したと発表した。
パレスチナの『ワファー』通信によると、ヤースィーンさんは、占領軍が同村を襲撃したのちに起こった衝突で腹部を実弾で撃たれた。彼はその後重篤な状態で病院に搬送されたが、この負傷が原因で死亡したことが病院によって明らかにされたという。
同複数筋によると、占領軍がダイル・アブー・ダイーフを襲撃し同村の入口を封鎖したことで衝突が勃発し、兵士らがその際住民らに向けて実弾を発砲したという。
ヤースィーンさんの死亡の発表を受け、病院の前でデモが行われた。彼や、ガザ地区とヨルダン川西岸の人々に対する占領軍の犯罪を非難するスローガンが唱えられるなか、参加者らは彼の遺体を肩に担いだ。
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翻訳者:山崎陽生
記事ID:57212