サルイェルの教会襲撃事件、さらなる判明事項
2024年01月29日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブルのサルイェルでサンタ・マリア教会に向けられた襲撃に関して新たな詳細が明らかになった。逮捕者が51人に上ったが、襲撃の実行犯のうちの一人が凶器が不発を起こすと、逃げたことが明らかになった。
サルイェルにあるサンタ・マリア教会に昨日11時40分ごろ日曜礼拝の最中にマスクをかぶった2人組によって襲撃された。
襲撃で52歳のトゥンジェル・ムラト・ジハンさんが死亡し、襲撃の実行犯は逮捕された。襲撃のすぐあと、事件への関与が特定された人々に関わる多くの場所に強制捜査が行われた。
■23人を強制送還
強制捜査と容疑者に関する新たな情報が明らかになった。逮捕されたのがタジキスタン人、ロシア人、トルコ人であることが明らかになった。150人の特別チームによって行われている捜査の中でまず容疑者の車が特定された。
車の足取りを追跡した捜査陣は、容疑者がバシャクシェヒルのギュヴェルジンテペ地区に行ったことが明らかにした。この時特定した住所付近でスノーマスクを発見した捜査陣は、特定した住所へ強制捜査を繰り広げた。
強制捜査では襲撃を実行したタジキスタン国籍のA・Kとロシア国籍の.D.Tとともに襲撃に関与したことを特定した51人が逮捕された。容疑者のうち23人を強制送還するために強制送還センターに引き渡す一方、28人の容疑者は警察で取り調べが続いている。容疑者たちが供述を始めたと伝えられた。
■車はポーランドから
他方、容疑者たちが事件で使用した車が1年前にポーランドからトルコに運ばれ、車がこの間全く使用おらず、事件当日に容疑者たちによって使われたと判明した。
■不発を起こすと怖くなって逃走
車を持ってきた人はというと、2日間滞在した後、戻ったことが判明した。さらに、事件当日、襲撃の実行犯の一人であるA.Kが不発を起こすと、容疑者たちがパニックになり逃げたことが明らかになった。
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翻訳者:新井慧
記事ID:57220