■バグダード東部で車両が標的に...イラクの「ヒズブッラー」司令官の殺害に関する情報
【本紙】
治安筋はAFP通信に対し、「無人機は3発のミサイルで首都バグダード東部のマシュタル地区にあった四輪駆動車を攻撃した」と述べた。また攻撃の発生を確認した異なる治安筋によると、この車両には正規軍に取り込まれた武装諸勢力と同盟関係にある「人民動員隊」の司令官が乗っていた。
カターイブ・ヒズブッラーは、米国が主導した2003年のイラク侵攻を契機として設立され、イランにもっとも近いイラクの精鋭部隊のひとつとなっている。
同組織は「イラクのイスラーム抵抗」と呼ばれるもののなかでもっとも強力な部隊であり、ガザ地区に対する戦争が開始して以降、米軍に対する150以上の攻撃への関与を公表したシーア派武装諸組織を包括する上部組織である。
アブー・マフディー・ムハンディス氏は、2020年に米国による無人機攻撃によってイランのゴドス軍のカースィム・ソレイマーニー司令官とともにバグダード国際空港で殺害されるまで、カターイブ・ヒズブッラーを率いていた。
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