レバノン:ビント・ジュバイル村を走る車両が攻撃を受けヒズブッラー関係者1人が負傷
2024年02月12日付 Al-Nahar 紙
■南部でのエスカレーション…「ヒズブッラー」の砲撃がイスラエルの攻撃に対抗
【本紙】
レバノンでは域内を走行する車両を標的とした集中的な攻撃作戦を伴ったイスラエルのエスカレーションが続いており、土曜日(10日)にジャドラー村で車両を狙った空襲はその作戦の最後ではない。
今朝(12日)の新たな攻撃では、イスラエルの無人機がビント・ジュバイル村で政府系病院の付近にあった車両1台に対しミサイルを発射した。
初期の情報によると、この攻撃は南部の「ヒズブッラー」の地域責任者を標的とするものであったという。
一方「ムスリムスカウト」の民間防衛センター作戦本部は、「ビント・ジュバイル村に対する空襲ののち、隊員らが救助活動に着手し、負傷者1人を域内の病院に搬送した」と発表した。
これと時を同じくして、イスラエルの戦闘機はマールーン・ラース町、ハイヤーム町のほか、タイバ村に面するアウィーダ丘陵に対して一連の空襲を実施した。またこれ以前にはタイルハルファー町に対しても空襲を行った。
同様に伝えられたところによると、リーハーン山やタファーフ地域で聞こえたイスラエルの爆撃音は、マルジャアイユーン地区での空襲が原因である。
さらに日曜日(11日)の早朝以降、イスラエルの偵察機がスール、ビント・ジュバイル両地域の上空を低空飛行している。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:57333