ガザ:イスラエルが95人を超える大学学長、大学教員を殺害

2024年02月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルが95人を超える大学学長、大学教員を殺害

【ロンドン:本紙】

「欧州地中海人権モニター」は金曜日、「昨年10月7日から実行されている大量虐殺の裏で、イスラエル軍の組織的かつ広範囲に渡る大学や文化財に対する攻撃により、ガザの生活の最後の側面が破壊されている」と述べた。

同団体は、以下のことを明らかにした。「ガザ地区に対するイスラエル軍の継続的な攻撃の結果、あらゆる総合大学、ユニバーシティ・カレッジ、コミュニティ・カレッジにおける教育課程が中断されたが、悲惨な影響はそれだけにとどまらない」。

というのも、68人の教授を含む95人の学部長、教員と、3人の大学学長がイスラエルの攻撃によって殺害されたからだ。それと同時に、8万8千人の学生らが大学教育を享受し続ける機会を奪われ、555人の学生らが外国で奨学金を受けることが困難になっている」。

そして、以下のように説明した。「ガザ地区におけるイスラエルの継続的な破壊の深刻さをはかるためになされた最初の統計の結果によると、ガザ地区にある6校の大学のうち5校は、イスラエルの攻撃作戦によって完全に、もしくは部分的に破壊され、そのうちの3校は完全に破壊された」。

(後略)


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翻訳者:新藤花絵
記事ID:57370