シヴァスの水需要をまかなう9月4日ダムで渇水と降雨量が不十分であることを理由に警鐘が鳴り始めた。

シヴァスの水需要の大部分をまかなう9月4日ダムは去年渇水点に到達し、町では水問題が発生した。解決策としてプサト-オゼンダムと9月4日ダムが結び付けられ、町の水問題が解決されていた。

9月4日ダムでは去年貯水率が上がったが、今年水位は再び下がり始めている。気温が季節の基準よりも高く推移し、降水量が少なかったため、ダムに警鐘が鳴り始めている。

水位が約1キロ後退しダム内に小さな島が形成され始めた。島では釣り人が釣りをする一方で、水が引いた部分に「ダムへの立ち入りは危険ですので禁止」という標識が設置され注目を集めた。

■「春のように全く雨が降らない」

ヒュセイン・ダル氏は、ダムや周辺が降雨を得られていないと指摘し、「去年も旱魃であったが、今年はさらにである。もう1キロダムの水位が後退することを予想している。現在、山には雪も降水もありませんが、雨は全く降らず、まるで春のような天気です。これがあと1年続けば、ここから市内に水が供給されることが難しくなる。ダムの水位は危険なレベルまで低下している」と述べた。

■「30年間このような天候は見たことがない」

イルハン・エルディンチ氏は、ダムの水量がこれほど下がったのは初めてだと述べ、「以前この場所は遠くにある水車まで水が満ちていた。残念ながら、ここでは水が完全に後退し、ダムの3/4が消失してしまった。今年は例年とは全く異なる気候で、冬がなかった。ダム周辺では雨が降っていない。このような天候は今年が初めてで、このような天候はここ30年間で見たことがない。残念ながら、私たちの川もユルドゥズ川やクズルルマク川と同じ状況にあり、水も残らない。 「以前はこの頂上から釣りをしていたが、今では小島に来て釣りをしている」と言った。