大学入試センター・エルソイ所長、高等教育機関試験に303万6945人出願
2024年03月12日付 Hurriyet 紙
大学入試センター(ÖSYM)のバイラム・アリ・エルソイ所長は、高等教育機関試験(2024年度YKS)に303万6945人が出願したと発表した。
ÖSYM所長のエルソイ所長は、書面による発表で6月8日、9日に予定されている2024年度YKSの出願に関する情報を公開した。エルソイ氏は、出願した全受験生が参加する6月8日土曜日の10時15分から行われる基礎習熟テスト(TYT)に303万6945人が出願したことを明かし、「6月9日日曜日10時15分からの第2試験の分野別習熟テスト(AYT)に198万3766人が、同日15時45分からの外国語テスト(YDT)には英語に21万8316人、アラビア語に5717人、ドイツ語に2849人、フランス語に1172人、ロシア語に760人の計22万8814人の受験生が参加する」と発表した。
◾️最年少受験生は15歳、最年長は85歳
2024年度YKSに出願した受験生のうち、158万984人が女性、145万5961人が男性だと発表したエルソイ所長は、「最年少の受験生は15歳、最年長は85歳である。試験に出願した受験生の最も多くは17~23歳である一方、50歳以上の受験生は2万6331人であった。34歳以上の女性受験者は11万8923人である」と伝えた。
◾️アナトリア高校からの受験生が最多
受験生の学校の種類と就学状況についての情報を発表したエルソイ所長は、「受験生のうちの97万4521人がアナトリア高校、71万7732人が職業高校、57万415人が通信教育高校、23万2967人がイマーム・ハティップ高校、9万6524人が科学高校、1万795人が社会科学高校、1万647人がスポーツ・芸術高校からの出願である。高校の最終学年の受験生の数は109万3697人、既卒でいずれかの高等教育課程にも在籍していない受験生は118万4189人であった。高等教育課程に在籍している受験生の数は31万6260人で、中等教育機関の最終学年で留年在籍している受験生の数は1万2652人、高等教育機関に在籍となったが[授業]登録を行なっていない受験生の数は5万8455人、高等教育課程を卒業している受験生は29万3925人、高等教育課程の在籍を取り消し試験に出願した受験生は7万7767人である。」と発表された。
◾️1万5821人の殉職者と戦争従軍帰還者・傷病者の親族が受験料免除に
エルソイ所長は、受験料の免除に関して、「試験に出願した戦争従軍帰還者・傷病者と殉職者の配偶者と子どもからは、受験料、出願手数料、および入学金を徴収しない。これにより2024年度YKSに出願した1万5821人の受験生が受験料を免除された。TYTに計1万2691人の障害のある受験生が、AYTに8171人、YDTには988人の障害のある受験生が参加する。障害のある受験生らの誰にも不自由が生じず、障害の状況が彼ら自身の不利益にならないよう慎重に対応する。彼らの苦労と努力の結果が得られるような環境を提供することが私たちの一番の願いである。」と語った。
2024年のYKSに出願した受験生のうち140万4156人は試験に初めて出願したと伝えたエルソイ所長は、「79万8409人の受験生は2回目の出願、44万2064人は3回目、21万9390人は4回目、17万2926人は5回目以上の出願になる状況である。試験に関わる手続きがきちんとに行われるようすべての段階で必要な作業に細心の注意を払い、対応を行う。関係各所との連携を継続し、今までの努力をお預かりしている私たちとして、受験生が最適な環境で試験に望めるように全力を尽くす。受験生の合格を祈っている。」と語った。
この記事の原文はこちら
翻訳者:佐藤はつみ
記事ID:57501