シャンルウルファのノールーズの祭りで逮捕者15人

2024年03月23日付 Cumhuriyet 紙
シャンルウルファで、人民の平等と民主主義の党(DEM党)が主催したノールーズの祭りで、いわゆる「クルディスタン」などと書かれたTシャツを着た者およびテロ組織を支持するスローガンを掲げた者15人が私服警官によって逮捕された。

シャンルウルファで、DEM党が4月11日スタジアム公園敷地でノールーズの祭りを開催した。お祭りに来た人々は、チェックポイントで警察による身体チェックが行われた後に入場した。

混雑の中、ハライを踊っていた何人かがテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)とその首謀者であるアブドゥッラー・オジャランを支持する違法なスローガンを掲げ、そしてその幾人かがいわゆる「クルディスタン」などと書かれたTシャツを着た疑いで、警戒していた私服警察官が、逮捕し、その数は15人であった。

DEM党の共同党首トゥンジェル・バクルハンは、クルド人問題が民主主義的に解決される必要があると明らかにしたうえで、以下のように述べた。

「トルコの未来は、クルド人三千百万人の意志とクルド人問題の民主主義的かつ平和的な解決にある。そのため、あなた方に対話と交渉のテーブルについて欲しい。しかし、彼らは何をしているのか。クルド人が住むあらゆる場所を『テロリスタン(テロ国家)』と呼称する。議会でクルド語を僅かに話すと、議員はそれを遮り、『知られざる言語』と呼称する。テロ国家の概念と知られざる言語の定義を直ちに放棄してくれ。」

スピーチの後、[統一地方選挙での]DEM党の自治体首長候補者が紹介され、ノールーズの火が灯された。


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翻訳者:山口晴夏
記事ID:57551