地方選挙まであと4日、棄権の罰則は?

2024年03月27日付 Cumhuriyet 紙
約6100万の有権者の投票が見込まれる3月31日の統一地方選挙まで、残るところ4日となった。298号の選挙基本規定と有権者登録名簿に関する法律の第25条によれば、トルコ共和国では投票が義務付けられている。では、投票の棄権に罰則はあるのだろうか。以下詳細。

投票棄権の罰則は、トルコ統一地方選挙が間近となった目下の議題でも、最もよく論じられる話題の中に位置する。

投票受付は、2024年3月31日日曜日に東部の32県では午前7時に始まり、午後4時に終了する。他の県では午前8時から午後5時の間で行われる。

◾️選挙での投票は強制なのか?

298号の選挙基本規定と有権者登録名簿に関する法律の第25条によれば、選挙での投票は法定の義務を負うとのことだ。

◾️投票棄権には罰則があるのか?

投票が実行されなかった場合には高等選挙委員会(YSK)による罰則が適用される。

各個人の、市民としての義務である投票手続きを実施しない場合には、罰則は高等選挙委員会によって定められる。

選挙日に投票棄権した場合、有権者には行政上の罰金のみが課せられ、その他いかなる罰則や法的責任も生じない。

投票を棄権した有権者には罰則通知が送られる。罰則通知が届くと、書類上に支払手続きに関する情報も記載されている。

支払い手続きは財政省あるいは郵便局といった機構を通して行われる。

◾️投票棄権の罰金はいくら?

2023年に行われた総選挙における投票棄権の罰金は、高等選挙委員会によって300リラと定められた。

3月31日の統一地方選挙で投票棄権の罰金がいくらになるのかは未だ明らかにされていない。高等選挙委員会によって下される決定に沿って投票棄権の罰則は明らかになるだろう。


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翻訳者:橋本響
記事ID:57566