■ヒズブッラーがイスラエル北部の入植地と軍の司令部本部を砲撃したと発表
【ベイルート:本紙】
ヒズブッラーは木曜日(28日)、占領軍がレバノン南部の村々に対する爆撃を続けるなか、イスラエル北部にある占領軍の司令本部と、グールーン、シュルーミー両入植地を攻撃したと発表した。
同組織は声明で、「敵であるイスラエルによる南部の村々や民間人の家屋に対する攻撃、特にナークーラ村での虐殺やタイル・ハルファー村と同村の医療従事者らに対する攻撃に反撃するため、グールーン、シュルーミー両入植地をミサイル兵器および迫撃弾で攻撃した」と述べた。
水曜日(27日)夕方には、昨年10月に国境付近の対立が勃発して以降のイスラエルによるレバノンに対するもっとも激しいエスカレーションの潮流のなかで、レバノン南部に対するイスラエルの空爆で9人が死亡し、これにより過去24時間以内での死亡者数が計16人に増加した。
さらに同組織はのちの声明で、構成員らが「(イスラエル北部)リーマーン大隊の司令本部を迫撃弾で攻撃した」と強調した。
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