選挙結果に関する発表を行った高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、「投票率が７８.１１％であった。速報によると、広域市長選の投票率は７８.１１％を達成した。」と述べた。

高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、３月３１日の統一地方総選挙に関する発表を行った。

「投票率は７８.１１％であった。最終結果に至らない情報によると、広域市長選の投票率は７8.１１％を達成した。」と述べたイェネル委員長は、「最終結果に至らない情報によると、共和人民党が３５、公正発展党が２４、人民の平等と民主主義の党が１０、民族主義者行動党が自治体の首長選に勝利した。」と発表した。

■広域市における最新状況は

イェネル委員長は、３０の広域市中、共和人民党が１４、公正発展党が１２、人民の平等と民主主義の党が３、新福祉党が１の広域市長選で勝利したと発表した。

同委員長は、「選挙は問題なく終わった。確定した結果の告示とともに、インターネットサイト上で署名入りの集計記録に国民がアクセス可能となろう。」と述べた。

イェネル委員長は、政党が手にした自治体首長選の数を次のように発表した。共和人民党３５、公正発展党２４、人民の平等と民主主義の党１０、民族主義者行動党８、新福祉党２、大統一党１、善良党が１。

イェネル会長の発表は次のとおり。

・統一地方総選挙に３４の政党が参加した。２０万７８４８の投票所で６１４４万１８８２の登録有権者が選挙に行った。最終結果に至らない情報によると、広域市長選の開票率は９９.９９％である。広域市長選の投票率は７８.１１％を達成した。

・自治体首長選の開票率は９９.９５％であり、投票率は７８.７％を達成した。自治体議会選(注)の開票率は９９.９３％であり、投票率は７８.7%を達成した。県議選の開票率は９９.９７％であり、投票率は８０.７％を達成した。

・最終結果に至らない情報によると、トルコ全体の自治体首長選で共和人民党が３５自治体、公正発展党が２４自治体、人民の平等と民主主義の党が１０自治体、民族主義者行動党が８自治体、新福祉党が２自治体、大統一党が１自治体、善良党が１自治体で勝利した。

・３０の広域市長選では共和人民党が１４広域市、公正発展党が１２広域市、人民の平等と民主主義の党が３広域市、新福祉党が１広域市で勝利した。

・[広域市制を導入していない県の]県自治体首長選ではというと、[51の県自治体中]４４の県自治体に関し集計記録がすぐに手に入った。これによると、共和人民党が１８県自治体、公正発展党が９県自治体、民族主義者行動党が８県自治体、人民の平等と民主主義の党が６県自治体、大統一党が１県自治体、善良党が１県自治体で勝利したとみられている。

９２２(注２)のイルチェ自治体選ですぐに８７８のイルチェ自治体に関し集計記録が入手された。これによると、公正発展党が３２４、共和人民党が３２２、民族主義者行動党が１１０、人民の平等と民主主義の党が５４、新福祉党が３７、優良党が１２、無所属が９、民主党が２、トルコ労働者党が１で勝利した。

個別の悲しい一部の出来事以外で選挙は、静寂と安全の中で実施され、終了した。

(注)自治体議会は広域市制が実施されている県とされていない県では異なる。広域市制が実施されている県では、イルチェ(仮に「区」としておく)自治体議会のみに投票を行う。広域市制が実施されておらず、県自治体制の県ではイルチェ(仮に「郡」としておく)自治体議会と県議会両方の投票を行う。
(注２)記事では92と記載されているが、922の間違えではないかと考えられる。トルコでは広域都市制を実施している30県と実施していない51県がある。30県では広域都市制実施下のなかでイルチェ(仮に「区」としておく)自治体首長選挙が行われ、その数は519である。実施していない県自治体下の51県では、合計403のイルチェ(仮に「郡」としておく)自治体首長の選挙が実施される。