シムシェキ財務相、エルドアンとの対立の噂を否定

2024年04月16日付 Milliyet 紙
メフメト=シェムシキ国庫財務相は、一部のマスメディアが報じた「エルドアン大統領とシェムシキ経済相の間に対立が生じ、危機はグローバルシステムの介入によって解決した」という情報に関し、ソーシャルメディアで声明を出した。

メフメト=シェムシキ国庫財務大臣は「市民たちへ願うのは、捏造された噂を信用せず、政治に関し我々が伝えていないあらゆる情報または噂をどうか信じないでください」と述べた。

シェムシキ大臣は、ソーシャルメディアで発表を行い、ここのところ誤った情報で意図的な形で問題が生じるよう画策されているとし、次のように言及した。

「私たちが心を砕いているのは祖国への奉仕であり、課題は多々ある。この地理的に難しい位置にある我々の国の問題を解決し、可能性と成果を向上するためになすべき仕事が数多くある。我々は、インフレーションを抑制し、経常赤字を縮小し、予算規律を確立して、構造的な諸問題を解決することに関して揺るぎない。大統領が当初から終始全サポートを与えるプログラムをより強固なものにしていくだろう。プログラムの目標を達した際には、市民たちの幸福度も恒久的に増すだろう。市民たちへ願うのは、捏造された噂を信用せず、政治に関し我々が伝えていないあらゆる情報または噂をどうか信じないでください。」

◾️偽情報対策本部:危機の情報は誤り

大統領府情報局の偽情報対策本部は、エルドアン大統領とメフメト=シェムシキ国庫財務大臣の間に対立が生じているという情報は正確ではないと述べた。

同本部により行われた発表では、以下の表現があった。

「一部のマスメディアが報じた、『エルドアン大統領とシェムシキ経済相の間に対立が生じ、危機はグローバルシステムの介入により解決に至った』という情報は正確ではない。レジェプ=タイイプ=エルドアン大統領閣下とメフメトシェムシキ国庫財政大臣の間には言われているようないかなる緊張も存在していない。私たちの国の経済の道しるべを示す中期プログラムと第12次開発計画は、今日までと同様に、今後も揺るぎなく続いていくだろう。」


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翻訳者:安孫子織絵
記事ID:57698