ベイオール、ノスタルジック路面電車を廃止しバッテリー式路面電車へ

2024年04月21日付 Cumhuriyet 紙

イスタンブルの中心地、イスティクラル通りにある電線が撤去され、景観破壊に終止符が打たれることになる。これに関連してノスタルジック路面電車に代わってバッテリー式路面電車計画が実施される。

ベイオールのイスティクラル通りのシンボルのひとつはノスタルジック路面電車である。これに代わって運転される電動のバッテリー式路面電車が、試運転の後に運用が開始される。

イスタンブル広域市が行った説明によると、イスタンブル広域市管轄下のイスタンブル電動トラム・地下ケーブルカー管理局が、1914年を開業年とするイスティクラル通りのT2路線(タクスィム-テュネル間)のノスタルジック路面電車を将来に繋ぐため、電力で動くバッテリー式路面電車の運用を実現させることが明らかにされた。

また計画中の車両が、電線から得たエネルギーで運転されている既存の4車両の路面電車と同じデザインになると説明された。

電力で動くバッテリー式路面電車が1回のチャージで150キロメートル走行でき、定員60名の乗客の安全を鏡にカメラを内包したシステムで確保し、乗客が[車両の]外から掴まって危険な運行とならないようなデザインに設計される、と述べられた。

◾️景観破壊に終止符

完成した最初の路面電車の試運転がイスティクラル通りで開始され、それが終了次第、運行を実現させることが判明した。

徐々に全ての車両がバッテリー式に代わるとした説明の中では、大通りの電線が撤去されることで景観破壊が改善されるとされた。


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翻訳者:松田麻歩
記事ID:57741