ビレジキ産のネギ、全国へ
2024年04月26日付 Cumhuriyet 紙
トルコで青ネギの生産量の多い県の中で筆頭に位置するビレジキでは、ネギの最終の収穫が始まり、トルコの多くの県に送られている。
マルマラ地域の野菜生産の中心地の一つであるビレジキ県のソウト郡とインヒサル郡に属する村々のビニールハウスでは、ネギの最終収穫が行われ、洗浄された後、販売地へ送られている。気候上で微気候の特徴を持つ地域で「マルマラの小アンタルヤ」とい命名される一方で、ビニール栽培が行われる村々では、12月頃に始まった青ネギの収穫は終わりを迎えている。青ネギの収穫と洗浄で働く人々の多くは女性であり、朝家事を終わらせてから畑で集めたネギの泥を洗浄し、それを束にしている。収穫の負担と苦労を担う女性たちは、青ネギの植え付け、収穫、収集、洗浄、包装などのすべての段階で働いている。綺麗にされた青ネギはマルマラ地域を始めとしてトルコの多くの県に送られている。
◾️「このようにしてイスタンブル、アンカラ、ブルサなどの大都市に出荷する」
今年の収穫が終了した青ネギについて話したヤカジュク村の村長、ヒュセイン・ユルドゥルムさんは、「マルマラの小アンタルヤ」と名付けられる平野で暮らしてます。レタスとともに青ネギの収穫が始まった。一定の量で青ネギを生産し、大都市へ送っている。私たちの村には青ネギは50ドニュム(50×1000m2)、60ドニュム[の土地]で作ってる。私たちはこれの乾いたのを得て、植え付け、青ネギを生産する。50ドニュムはおよそ500〜600トンの玉ねぎを産み、植えることになる、この村では。もちろん、村の外でもあるし、より多くの生産をしている。私たちは青ネギを自ら生産し、農業労働者の仕事もする。このようにしてイスタンブル、アンカラ、ブルサのような大都市へ送る。」と述べた。
ユルドゥルムさんは、続けて、「収穫をする、それから屋内で洗浄をし、きれいに包装している。昨年はそれほどではなかったが、今年はかなり収穫が多い。例えば、昨年よりも少なくとも100〜150トン多く作付けが行われている。価格は現在、定まっていない。私たちの青ネギはここでは30から40リラの間である。もちろん、状況によって変化している。」と話した。
◾️「青ネギの農業労働者は少し難しい」
青ネギ生産者、キャーミレ・アクタシュさんは、「ここでは8ドニュムとなっている。今の時期、青ネギを作り、植えている。今月末にも作っている。ネギが終わってからは、トマトに取り掛かり、植えている。現在、価格は低い。下がるときもあれば、上がるときもある。ネギで農業労働者を使うとなると、少し難しい。」と述べた。
一方、同県では通常、1877デカール(デカール=1000m2)の土地で年に7600トンを超える青ネギが生産されている。
この記事の原文はこちら
翻訳者:大屋千寛
記事ID:57766