■「カッサーム旅団」と「ヒズブッラー」のミサイルが(レバノン)南部からイスラエルへ向けて発射される、南部の村々では激しい空爆
【ベイルート:本紙】
イスラエル軍がレバノン南部への空爆と砲撃を行う中、ハマースの軍事部門カッサーム旅団とヒズブッラーはそれぞれレバノン南部から軍事作戦を展開した。
最初にカッサーム旅団が月曜日の午後、テレグラムを通じて、レバノン南部からイスラエル軍の軍事施設をミサイルで集中的な空爆を行ったと発表した。
一方、ヒズブッラーは同日夕方、クファル・シュバ丘陵のルワイサート・アラム陣地付近に集結するイスラエル軍兵士を砲撃し、直接の被害を与えたと声明を出した。
(それによると)ヒズブッラーは、ヒルバト・マーイル軍事基地とその砲台、および周辺に配備されていた敵(イスラエル)軍兵士をミサイルと大砲で集中攻撃したという。
別の声明でヒズブッラーは、敵軍イスラエルによる南部の不屈な村々とその民家への攻撃、直近ではヒヤーム村やシャブアー農場に対する攻撃の報復として、メトゥラ入植地のイスラエル兵が配置されている複数の建物を標的とした直接攻撃を行ったことを明らかにした。
イスラエル軍のドローンは、これまでにアイター・シャアブ村の競技場周辺に向けて2発のミサイルを発射していた。また、(イスラエル軍)戦闘機は、ヒヤーム村の屠畜場周辺に向けて2回、サリーラ村郊外に2回、タイルハルファー村のモスク近くに1回空爆を行い、アイター・シャアブ村とジェッバイン村も標的となった。
地上でもイスラエル軍はすでにタイルハルファー村、シーヒーン村、ジェッバイン村周辺に砲撃を加えている。