凄まじい大移動が始まった!トカト県ニクサル郡では、春の訪れとともに羊たちが高原に送られる。以下詳細。
トカト県のニクサル郡で、春の訪れとともに羊の群れの、夏営地への大移動が始まった。酪農家らは、羊とともに高地にある夏営地に向かって凄まじい大移動に出発した。この大移動の後、酪農家は羊の群れとともに約4,5カ月の間高原で過ごすことになる。
ニクサル郡では小型家畜の飼育が行われており、4月には天候の条件のもとで夏営地に向かって移動が始まった。毎年行っているように、今年も県中心部や村落部から集った酪農家は羊たちとともに夏営地へ向かった。特に、羊たちに草を食べさせることを目的として夏営地へ出発した人々は、冬の時期に消費する乳製品を手に入れながら、羊が食べる牧草の需要も満たしている。小型家畜を飼育し、生贄用の動物の準備も行う酪農家は、牧人や牧羊犬を伴って夕方ごろに県内の通りや路地を過ぎていくところが撮影された。この伝統的な夏営地への大移動は、家畜の世話や酪農家の生活様式の観点から、重要な時期であるということを表している。
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翻訳者:橋本響
記事ID:57830