エルドアン大統領「政治的対立、軟化の時代へ」―CHP党首との会談後

2024年05月04日付 Cumhuriyet 紙

金曜の礼拝後、記者らの質問に答えた公正発展党(以下AKP)のエルドアン大統領は、共和人民党(CHP)党首オズギュル・オゼル氏の訪問について、「トルコはこれを必要としている。できるだけ早くCHPを訪問し、トルコ政治の緊張緩和プロセスを開始したい」と述べた。エルドアン大統領は、イスラエルとの貿易を停止した決定についても語った。

AKP党首でもあるエルドアン大統領は、金曜礼拝後に会見を行った。
同氏は、CHP党首オズギュル・オゼル氏の訪問について、「トルコはこれを必要としている。できるだけ早く、私もCHPを訪ねトルコ政治の緊張緩和プロセスを開始したい」と述べた。 

■「トルコはこれを必要としている」

エルドアン大統領の会見の中で重要な点は以下の通り

「(オズギュル・オゼル氏が)党首となった後、このような訪問を行うことは、政権と最大野党の間でよい進展となった。これまで、このような進展は見られなかった。この展開により、我が国の政治がさらなる緊張緩和の時代に入るのを目にした。私もできるだけ早くオズギュル氏の訪問に応えたい。トルコはそれを必要としている。できるだけ早く訪問を実現し、トルコ政府の緊張緩和プロセスを開始したい」

■イスラエルとの貿易停止を決定

「ネタニヤフは非人道的である。残念なことに、これを子供たちや女性、年輩者にも示している。それ(ネタニヤフ政権)に未来はない。西側諸国はイスラエルに働きかけている。アメリカを筆頭に、イスラエルに働きかけている。手を打つべきであったので、実行した」


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:57835