■ヘブライ語メディア:イスラエルはハマースとのいかなる取引を含む停戦を拒否
【アナトリア通信】
イスラエルのメディアは土曜日、同国政府は流布している情報とは異なり、ハマース運動との間で生じうるいかなる取引を含む停戦に合意することはないだろうとの見解を述べた。イスラエル軍のラジオ局は、「イスラエル政府はハマースとのいかなる取引を含む停戦に合意しない」とする同国当局者(匿名)の発言を引用した。
さらにこのイスラエル当局者は「人質解放のための停戦があってもなくても、軍はラファフに侵攻するだろう」と付け加えた。
民間の「チャンネル12」を含むヘブライ語メディアが土曜日に伝えたところによると、米国がエジプトとカタールを通じて、「イスラエル軍が今後ガザ地区から完全撤退し、停戦期間である124日の満期日に戦争を停止する」ことを誓約したことで、ハマースがエジプトの提案に対して、今日中に「前向きな」返答をするのではないかという非常に楽観的な見方が広がっている。
イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は、戦争の終結やラファフでの軍事作戦の撤回につながる取引を拒否するように増大する圧力に直面している。べザレル・スモトリッチ財務大臣とイタマル・ベン・グヴィル国家安全保障大臣の両者は以前、同様の事態が起これば政府を解散させると脅迫した。
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