イスラエル:軍はラファから発射された2発のロケット砲弾を迎撃したと主張

2024年05月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエル軍、ラファから発射された2発のロケット弾を迎撃したと主張

【エルサレム:アナトリア通信】

イスラエル軍は金曜日、ガザ地区南部のケレム・シャローム検問所でサイレンを鳴らしたのと同時刻に、ラファ地区から発射された2発のロケット砲弾を迎撃したと発表した。

軍は声明で次のように述べた。「ケレム・シャローム検問所で先刻発令された警報に続き、ロケット砲弾1発がラファ地区からガザ周辺地区に飛来したのが観測された。なお、防空戦闘機が迎撃に成功している。」

さらに、以下のように続けた。「その後すぐに、ケレム・シャローム地区で別の警報が発令され、その間に防空戦闘機がラファ地区から飛来した別のロケット砲弾の迎撃にも成功した。」

これは、イスラエル軍が月曜日以降ラファの東側地域で攻撃と地上作戦を続ける中での出来事だ。なお、攻撃と地上作戦の結果、同地域からガザ地区の南西に10万人以上のパレスチナ人が避難している。

10月7日に始まったイスラエルによるガザへの戦争は、パレスチナ人に数万人の殉教者と負傷者(そのほとんどが子供と女性)を出した。また、大規模な破壊の中で約1万人が行方不明となり、飢餓が子供や高齢者の命を奪っている。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR
記事ID:57878