ガザ:イスラエルがパレスチナ赤新月社スタッフ2人を解放

2024年04月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■50日間の拘束を経て…イスラエルがガザ地区で赤新月社スタッフ2人を解放

【ガザ:アナトリア通信】

パレスチナ赤新月社は月曜日、イスラエルがガザ地区南部のハーン・ユーニス市で50日前に拘束していた同社スタッフ2人を解放したが、他の6人は引き続き拘留されていると発表した。

同社は声明で、「(イスラエル)占領軍がつい先ほど、アマル病院から患者を避難させている最中にハーン・ユーニスの軍事検問所で拘束された救急スタッフ2人を、50日間におよんだ拘留を経て解放した」と述べた。

さらに同社は、「占領軍は現在にいたるまで赤新月社のスタッフ6人を拘留し続けており、彼らの運命はいまだ不明である」と付け加えた。

パレスチナ赤新月社はこれに先立つ3月28日にも、イスラエルが前2月にアマル病院を襲撃した際に拘束したスタッフ7人を解放したものの、他の8人は依然として拘留下に置かれていると発表していた。

パレスチナの医療関係諸局によると、イスラエル占領軍は2023年10月7日にガザで戦争を開始して以来、同地区全域の医療設備、病院、救急スタッフを攻撃しており、これにより医療システムの破壊が生じた。

(後略)


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翻訳者:坂本彩華・大西優梅
記事ID:57884