レバノン:フランスの和平案への各当事者の反応(5)

2024年05月04日付 Al-Nahar 紙

■イスラエルが軍事演習を開始…そして「二者」が交渉を独占

【本紙】

イスラエルによる(レバノン)南部への爆撃は続いており、ヒヤーム村は何度も砲撃を受けた。またナークーラ村やマジュダル・ズーン村の郊外、ブラート山も砲撃されたほか、東部地区のマルカバー村の郊外もイスラエルによる攻撃を受けた。

さらに、レバノン南部からはイスラエル北部のメロン山に向けて大規模なミサイル攻撃が行われ、メロン軍事基地周辺で爆発音が観測された。イスラエルの「チャンネル12」は、「防空システムが上ガリラヤにおいてレバノンから発射された不審な飛行体を撃墜した」と明かした。またナハリヤ西部、上ガリラヤのアクレにある複数の村では警戒サイレンが鳴り響いていたという。さらにイスラエルは戦闘機でビント・ジュバイル、マールーン・ラアス、アイタルーン、クファルキラーを相次いで攻撃した。

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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57935