レバノン:米国はイスラエルにレバノンとの全面戦争を避けるよう圧力をかける(2)

2024年05月18日付 Al-Nahar 紙

■戦闘がレバノン南部からベカーまで拡大…米当局者「米国政府はレバノン全土での戦争を始めないようイスラエルに圧力をかけている」

【ベイルート:本紙】

今日の戦況の展開

今日の最新のイスラエルの攻撃については、ナークーラ村でドローンがバイクを攻撃した。この攻撃によってバイクの運転手が負傷し、スール市内の病院へ搬送された。

また早朝の数時間では、キリヤット・シュモナを含む、フーラ渓谷と上ガリラヤにあるイスラエル入植地計15地点で、レバノンからドローンが侵入した疑いにより警戒サイレンが5回連続で鳴り響いた。

これに関して、ヒズブッラーはブラーニート兵舎の周りにいたイスラエル兵の集団をミサイル兵器によって攻撃し、直接被害を与えたと発表した。

これとは別の文脈で、レバノン軍がイスラエルによって発射されたものの爆発しなかったミサイル1機の爆破作業に取り組む予定であることがわかった。この攻撃は昨日の朝、ザフラーニー地区にあるバラーク果樹園を標的にして行われたもので、この攻撃によりシリア人2人が死亡した。また同時に、ナッジャーリーヤ村も戦闘機とドローンによって計2度の攻撃を受けた。

さらにレバノン南部では、夜間も数時間にわたって激しい襲撃が行われていた。真夜中過ぎにはイスラエルの戦闘機がヒヤーム村、アサーフィール渓谷、バーブ・サニーヤ、またヒヤーム村の南部郊外を立て続けに爆撃した。

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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57937