イラン:ヘリコプターの墜落事故で大統領と外相が死亡(1)

2024年05月20日付 al-Mudun 紙

■イランはイブラヒーム・ライースィ大統領と外相の死亡を正式に発表

【n.p.:本紙】

イラン政府は月曜日(20日)、「イラン西部のアゼルバイジャンとの国境付近で日曜日、ヘリコプターが墜落し、イランのイブラヒーム・ライースィ大統領とフサイン・アミール・アブドゥッラヒヤーン外相、および同乗していた随行員らが死亡した」と発表した。

イラン国営通信(IRNA)はテレグラムを通じて声明を発表し、「ヘリコプターの墜落事故で、ライースィ大統領とその随行員らが死亡した」と報じた。

イランの半公式通信である「タスニーム通信」と「メフル通信」も、墜落事故によりヘリコプターの搭乗者全員が死亡したと伝えた。

(事故を起こした)ヘリコプターには、ライースィ大統領とアブドゥッラヒヤーン外相の他、マーリク・ラフマティー東アゼルバイジャン州知事とタブリーズ県の金曜礼拝のイマーム、ムハンマド・アリー・アール・ハーシム氏が搭乗しており、ヘリコプターの乗組員と政府高官ら計5人も同乗していた。

ヘリコプターは、ライースィ大統領が日曜日朝、アゼルバイジャンのイルハーム・アリーフ大統領とともに両国国境のアラス川の共同ダムの竣工式に出席して帰国途中、悪天候のなか、険しい山岳地帯のジョルファー地区に墜落した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57946