世界を救いたいのなら、こうするしかない… イランは全ての核分野へ参入(2)

2024年05月09日付 Hamshahri 紙

−(続き)−
◆世界を救いたいのなら、こうするしかない…

 第1回国際原子力会議事務局のホセイン・アーファリーデ氏はこの世界を守り、人々の生活をより良くしたいのならば、原子力産業へ投資する他ないと強調した。

 同氏は国際原子力会議において核燃料サイクルにおける13の様々な分野が議題とされたことに言及し、付け加えた。「イランはほとんど全ての分野に参入した。分野によって差はあれど、放射線利用・発電所・原子炉・放射性医薬品・燃料といった分野では優位にある。そしてこのような国際会議の開催によって、これらの分野における情報交換が可能である」


◆IAEAはイランの人的資本に頼ることができる

 アーファリーデ氏は、イランとIAEAの交流の状況とこの会議におけるIAEAの専門家の存在について、次のように話した。「IAEAは様々な分野においてイランでプロジェクトを進めているが、我々は技術・科学・教育面での相互協力がさらに促進されることを期待している。イランは《ハイテク》産業・原子力産業において域内の有力国であり、IAEAはイランの人的資本に頼ることができる」

 同氏はこう続けた。「この会議の来賓の中にはIAEAの専門家の方々もおり、中には国際的にも卓越した専門家もいる」


◆今日では女性が科学技術分野で台頭している

 アーファリーデ氏は核分野の学問・産業での目を見張る女性の活躍ぶりについて、次のように話した。「今日では女性が科学技術分野で台頭している。現に、上記の国際会議事務局の専門職員は皆我々の専門家の女性だった」

 同氏はさらに続けた。「今日この分野の大学生の中で最も多いのは女性であり、恐らく将来、次のステップにおいても、管理職レベルで女性の卓越した活躍が見られるだろう」


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翻訳者:TM
記事ID:57955