モロッコ:ガザ停戦を訴える連帯活動

2024年05月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ モロッコ:ガザにおけるイスラエルの「ジェノサイド」戦争の終結を求める3都市での連帯活動

【ラバト:アナトリア通信】

日曜日午後、数百人のモロッコ人が、ガザ地区で8ヶ月間続いているイスラエルによる「ジェノサイド」戦争の終結を訴えた。

昨年10月7日以来、イスラエルはガザで戦争を続けており、子供や高齢者の命を奪った大規模な破壊と飢餓で、11万6千人以上のパレスチナ人が死傷した。そのほとんどは女性や子供であり、約1万人が行方不明になっている。

アナトリア通信の特派員によると、モロッコ国家問題支援機構(民間組織)を含む市民団体の呼びかけで、テトゥアン(北部)、ケニトラ、カサブランカ(西部)の各都市で、数百人のモロッコ人が連帯集会に参加した。

参加者たちは、ガザにおける「ジェノサイド」戦争を終結させ、人道的支援がガザ地区に入るために検問所を再開する必要性を強調し、人道的・社会的に困難な状況が及ぼす影響に警告を発した。

イスラエルは18年前からガザ地区を包囲しており、この戦争によって、約200万人のガザ住民、ざっと230万人のパレスチナ人が、食料、水、医薬品の深刻な不足という壊滅的な状況の中、避難を余儀なくされている。

デモ参加者たちは、イスラエルがガザを空爆し、民間人を標的にし続けているにもかかわらず、米国がイスラエルを支援し、武器を供給し続けていることを批判し、"シオニストと米国人を踏みつけろ"等のスローガンを唱えた。

戦争勃発以来、米国は同盟国イスラエルに対し、軍事、情報、外交の各レベルで強力な支援を提供している。

(後略)


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翻訳者:鶴田さくら
記事ID:57983