レバノン: イスラエル軍によるレバノン南部攻撃

2024年05月27日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルによるレバノン南部攻撃でヒズブッラー戦闘員5人と民間人2人が死亡

【ベイルート:諸通信社】

国営通信社およびイランと同盟関係にあるヒズブッラーによると、日曜(26日)、レバノン南部を標的としたイスラエルの攻撃で、ヒズブッラー戦闘員5人と民間人2人が殉教したという。

イスラエルのガザに対する血腥い攻撃が始まって以来、ヒズブッラーとイスラエルはほぼ毎日のように越境爆撃を行っている。

レバノン国営通信社は、イスラエルによる襲撃はレバノン南部のフーラー、アイタ・シャアブ、ナークーラの3つの村にあるバイクを標的にしたものだったと報じた。

また同通信社は、イスラエルのリン弾を使用した爆撃により、いくつかの場所で火災も発生したと説明した。

イスラエル軍は声明で、アイタ・シャアブで活動していたヒズブッラー戦闘員2人を標的にしたと発表した。

ヒズブッラーは戦闘員5人の死を悼み、「エルサレムへの道の途上で殉教者となった」と述べた。

一方、イスラエル軍は、レバノン南部で「日曜日に7人のヒズブッラー戦闘員を空爆で排除した」ことを発表した。

ヒズブッラーは日曜のイスラエルの複数の拠点に対する攻撃についての個別に声明を出し、ナークーラ、アイタ・シャアブおよび南部の村々に対するイスラエルの攻撃への報復だと述べた。

双方による越境爆撃の開始以来、ヒズブッラーはガザを支持し「その抵抗を支援する」ためにイスラエルの拠点、スパイ機関、軍事拠点を標的にすると発表している。


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翻訳者:荒岡麻里
記事ID:57984