ガザ:イスラエル軍が病院を爆撃

2024年05月28日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍がガザ北部の病院とその発電機を爆撃

【ガザ:アナトリア通信】

火曜日(28日)、イスラエル軍はガザ地区北部にある「カマール・アドワーン」病院の建物の1つを爆撃し、建物内の発電機を攻撃した。

目撃者らによると、イスラエル軍はベイトゥ・ラヒアにある「カマール・アドワーン病院」の建物の1つとその発電機を爆撃したという。

同日の早い時間帯に、医療関係者は「カマール・アドワーン病院」周辺でのイスラエル軍の銃撃によりパレスチナ人6人が死亡、医師を含む負傷者が出たと報告した。

国連や国際機関は以前、イスラエル軍に対し、ガザ地区の保健システムや医療スタッフを標的にしないよう警告していた。しかし、軍はこれらの警告を無視し多くの病院を標的にしてサービスを停止させ、それがガザ地区内の状況を悪化させた。

昨年10月7日以来、イスラエルはガザ地区で壊滅的な戦争を行っている。子どもや高齢者の命を奪った大規模な破壊と飢餓の中で、そのほとんどが子供と女性である11万7,000人以上のパレスチナ人が死傷し、約1万人が行方不明者となっている。


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翻訳者:山崎陽生
記事ID:57989