コロンビア:国連にガザへの平和維持軍派遣を要請

2024年05月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■コロンビア:国連にガザへの平和維持軍派遣を要請

【ボゴタ:アナトリア通信】

コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は水曜日(29日)、国連に対してガザに平和維持軍を派遣するための行動を求めた。

Xへの投稿で、ペトロ大統領は次のように述べた。「ガザ地区に国連平和維持軍を派遣するしかない。コロンビアはこの部隊の一員となるだろう。」

イスラエル軍がラファ市のパレスチナ人避難民キャンプを攻撃した後、彼は個人のXアカウントからイスラエルを非難するニュースを投稿し、パレスチナへの支持を表明した。

さらに彼は昨日火曜日の投稿で、イスラエルがラファで「虐殺」を続けていると指摘した。

今月5月3日、コロンビアは、イスラエルがガザのパレスチナ人に対する攻撃を続けていることを背景に、イスラエルとの国交断絶を正式に発表した。

ガザの政府メディア局によると、日曜日の夕方から48時間の間にイスラエルは、同国政府が「安全」であると主張していた西部ラファ県内の地域で、避難民のキャンプを標的とした3度の虐殺を行い、73人の避難民を殺害したという。

国際司法裁判所(ICJ)は金曜日に、イスラエルに対し「ラファへの攻撃を直ちに停止すること」、「ガザへの援助物資搬入を容易にするためにラファ検問所の開放を維持すること」、そしてこれらの点について「1カ月以内にイスラエル政府がとった措置について報告すること」を求める新たな暫定措置を、賛成13、反対2という賛成多数で決定した。しかしこれにもかかわらず、ラファでの今回の虐殺は起こった。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:若杉宗一郎
記事ID:58004