ガザ:停戦交渉の進展に期待感を示すアメリカ

2024年06月03日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ アメリカ政府:イスラエルはガザ地区における軍事目標のほとんどを達成した‎

【ワシントン:本紙】

ホワイトハウス国家安全保障会議広報調整官ジョン・カービー氏によれば、もしハマースがガザでの戦闘を終わらせるための最新の3段階の提案に同意するなら、イスラエルは「イエスと言うだろう」と米国は期待しているという。

カービー氏はABCニュースの番組『This Week』で、「これはイスラエルの提案であり、イスラエルの国家安全保障チームや国務省との激しい外交の末にたどり着いたものだ」と語った。また、「現時点で、イスラエル側の提案であるこの提案が既にハマースに提示されており、米国時間で木曜日の夕方に提出された。私たちはハマースからの正式な返答を待っている。そして、ハマース幹部が公の場に姿を現し、この提案を歓迎したことは指摘しておきたい。」と続けた。

カービー氏はさらに、「ハマースが、正式にイスラエルの提案が伝えられたものとして本提案に同意すれば、イスラエルもそれに同意するだろうと我々は期待している」と付け加えた。

金曜日、ジョー・バイデン大統領はガザ戦争終結のための提案を詳細に発表した。同氏によれば、まずその第1段階は6週間続き、そこには「完全かつ完璧な停戦、ガザ地区のすべての居住地域からのイスラエル軍の撤退、そして多くの人質の解放」が含まれるという。

(後略)


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翻訳者:鶴田さくら
記事ID:58031