■ガザの子ども10人中9人が栄養不足にさらされている
【ガザ:本紙】
イスラエルの戦争による、ガザ地区の人道的状況の深刻さを示すさらなる証拠として、国連児童基金(ユニセフ)が述べたところによると、ガザ地区の子ども10人のうち9人が、健康的な成長と発育を確保するのに十分な食品群の栄養素を摂取できていないという。
ユニセフは、「戦争と人道援助の制限が、食料・保健システムを崩壊させ、子どもとその家族に壊滅的な結果をもたらした 」と強調した。
また、パレスチナ国営通信『ワファー』が伝えた声明で、ユニセフは「2023年12月から2024年4月にかけて収集された5つのデータによると、ガザ地区の子ども10人に9人が深刻な食の貧困に苦しんでおり、これは生きるための一日あたり食品群のうち2種類かそれ以下しか摂取できていないことを意味している」と指摘した。
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