殺害されたスィナン・アテシュの妻、CHP党首と面会

2024年06月10日付 Cumhuriyet 紙

殺害された灰色の狼のリーダーであったスィナン・アテシュの妻アイシェ・アテシュさんは、共和人民党本部で共和人民党オズギュル・オゼル党首と面会した。共和人民党首脳部に感謝したアテシュさんは、「夫スィナンが友達と思っていた人は敵になり、敵だと思っていた人は親友になった。私たちは、このことをとてもつらい形で経験した。」と述べた。

殺害された灰色の狼の元リーダーであるスィナン・アテシュの妻アイシェ・アテシュさんは、アンカラにある共和人民党本部でオズギュル・オゼル党首と面会した。

約1時間にわたる面会後にアイシェ・アテシュさんは、新聞記者に会見を行った。アテシュさんは10日前にハサン・ドアン大統領特別補佐官が電話してきたと述べ、「大統領が先週平日、私と会うと話した。しかし、すぐ後に民族主義者行動党の会派会議があった。デブレット・バフチェリ党首は、いつものように私達を中傷し、誹謗して咎めた。そこで呼びかけを行った。『彼らを慰撫してはいけない』と述べた。私の考えでは、大統領と私が行う予定の面会について知ったのだ。だから、大統領にメッセージを送ったと考えている。思うに、私達はこの理由で呼ばれなかった。通常、先週私たちは会う必要があった。しかし、面会が実現しなかった。バフチェリの呼びかけが功を奏したのだと思う。」と述べた。

■敵と思っていた人々が親友だった

アイシェ・アテシュさんは、オゼル党首との面会に関しても「私は彼を裁判所に誘い、彼は来ると語った。スィナンは生前に、オズギュル・オゼルとクルチダルオールについて酷い発言を行ったにも関わらず、彼らは私達を後援した。とても感謝している。友達と思っていた人々は敵になり、敵だと思っていた人は親友になった。私たちは、このことをとてもつらい形で経験した。」と話した。


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翻訳者:新井慧
記事ID:58071