遊牧部族の結婚式、数えきれない金の腕輪、金、リラ!

2024年06月12日付 Hurriyet 紙

シュルナク県ベイトゥシュ・シェバップ郡でジルキ部族の指導者のひとりであるジェミル・オテル氏(注)の弟オズジャン・オテル(27)とメルヴェ・アクプナル(23)ら二人は、二日二晩にわたる披露式で結婚した。約5000人の招待客が参加した 披露式では、花嫁に2キロの金、新郎へ275万リラが贈られた。

ベイトゥシュ・シェバップ郡でジルキ部族の指導者の一人であるジェミル・オテル氏の弟オズジャン・オテルさんとメルヴェ・アクプナルさんは、二日二晩にわたる披露式で結婚した。

350キロの肉料理を準備し振舞った披露式では、その土地の衣装を纏った招待客らは、トルコ語とクルド語の歌と花火とともにハライを踊った。

数メートルにわたって伸びるハライの人の列も空中から見られた。披露式では花嫁に2キロの金、花婿に275万リラが贈られた。披露式には郡の有力者、政党代表者、市民団体の代表者、周辺部族の指導者らも参加した。

◾️「団結と連帯の精神は古くからの文化である」

ジルキ族の指導者の1人で「ジェミル・アア」としても知られるジェミル・オテル氏は結婚式の参加者たちに関して「結婚式であれ、弔問であれ、団結と連帯の精神は古くからの文化である。どんな政治思想集会とも違う。参加できなかった者たちからのお祝いのメッセージも数えきれないほど届いた。今日付き添ってくださった全ての人に深く感謝する。」と述べた。花婿の他の兄であるメフメト・サーリフ・オテル氏も「私たちの結婚式はとても素晴らしいものになった。参加してくれた親戚、部族、全ての参加者に感謝する。」と述べた。

花婿の甥であるフェヴジ・オテルさんは「素晴らしいお祝いと贈り物を贈ってくれた全ての友人と親戚に深く感謝している。夫婦の許に275万リラと2キロの金が贈られた。」と話した。

(注)ジェミル・オテル氏傘下の人々は村落防衛隊員となり、クルディスタン労働者党と戦っている。


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翻訳者:橋本響
記事ID:58083