ガザ:居住地区に33万トン以上のゴミ

2024年06月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■UNRWA:ガザの居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積―(ブログ)

【ガザ:アナトリア通信】

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は木曜日、ガザ地区全域の居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積していると発表し、「壊滅的な」環境と健康のリスクを警告した。

「UNRWA」は「X」で、「ガザ地区全域の居住地区には33万トンを超える廃棄物が蓄積しており、壊滅的な環境と健康上のリスクをもたらしている」と述べた。

また、「子供たちは毎日ゴミを物色している」と説明した。

同機関はガザ地区で、「人道支援が妨げられることなく到達すること、そして停戦が、人道的な生活環境を回復するために極めて重要である」と強調した。

昨年10月7日以来、イスラエルはガザに対し戦争を行っており、これにより約12万2000人のパレスチナ人が殉教、負傷している。そのほとんどが子供と女性であり、1万人以上が行方不明となっている。

国連安全保障理事会が即時の停戦を決議し、また国際司法裁判所がガザ地区南部のラファ(ラファフ)への侵攻を止め、「大量虐殺」行為の発生を防止しガザの悲惨な人道的状況を改善するための措置を講じるよう命じたにも関わらず、イスラエルは戦争を継続している。


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翻訳者:山崎陽生
記事ID:58094