イスラエル:ネタニヤフ首相と米大統領特使、イスラエル・ヒズブッラー間の全面戦争回避に向けた協議

2024年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙

■バイデン大統領特使、ヒズブッラーとの全面戦争回避のためにネタニヤフ首相と会談

【テルアビブ、ワシントン:諸通信社】

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は月曜日、アモス・ホッホシュタイン米大統領特使とイスラエル・ヒズブッラーの緊張関係について会談した。

イスラエルのニュースチャンネル「i24 News」は、「会議には、ロン・デルメル戦略問題相、ツァチ・ブレイバーマン内閣官房長官、ロマン・ゴフマン首相軍事秘書官、オフィル・フォーク政策顧問、ステファニー・ハレット駐イスラエル米国副大使が出席した」と伝えた。

ホッホシュタイン特使は、イスラエルとヒズブッラーの全面戦争を回避するために数か月前から始まった外交努力の一環として、すでに月曜日にはイスラエルに到着していた。複数のメディアは、(会談後)特使はレバノンを訪問する予定だと報じている。

ヒズブッラーは、イスラエルによるガザ地区への激しい攻撃が始まって以来、ほぼ毎日のようにイスラエル軍と銃撃戦を繰り広げている。

米国とフランスは、米国や西側諸国にとって「都合の悪い時期」に、ヒズブッラーとイスラエルが本格的な戦争に入らないように、停戦合意に向けた仲介努力を主導している。

アモス・ホッホシュタイン特使は、(米国の)ユダヤ人政治家で、占領下の(東)エルサレムで生まれた。若い頃は、宗教シオニストの青年運動であるブネイ・アキヴァ運動で活動していたが、その後アメリカ国務省の要職に就いた。


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翻訳者:吉田最音
記事ID:58122