■イスラエル軍がレバノンへ攻撃を開始する軍事計画に合意したと発表
【エルサレム:諸通信社】
今日火曜日、イスラエル軍はレバノンへの攻撃を開始する軍事計画に合意したことを発表した。ヒズブッラーとイスラエルは双方とも発言を激化させており、戦争の勃発を招く恐れが出てきている。
イスラエル軍は声明で「北部司令部司令官のオリ・ゴルディン少佐と作戦局長のオデド・バシュク少佐は、北部司令部の現状について共同で分析を行った。その中で、レバノンへの軍事攻撃の計画に合意し、戦線における軍の対応力を向上させ続けるための決定を下した」と述べた。
イスラエル政府が声明を出した直後、米国国防総省は「米国は中東でのより広範囲な戦争は望んでいない」と語った。
パトリック・ライダー少将は、「私は仮定の話もしないし、何が起こるか予測もしない。ただ、中東でのより広範囲な戦争は誰も望んでいない。」と述べた。
また同日、イスラエル軍の発表に先立ち、同国のイスラエル・カッツ外務大臣は、「もし『全面戦争』が勃発した場合には、ヒズブッラーを壊滅させる」と警告している。
そして同大臣は、「仮に米国が大規模な戦争の勃発を防ごうとしていても、ヒズブッラーとの全面戦争の決断は近いうちに下される」と忠告した。
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