■イスラエル軍がレバノンへ攻撃を開始する軍事計画に合意したと発表
【エルサレム:諸通信社】
一方、米国のアモス・ホッホシュタイン特使はレバノンを訪問し、緊張状態にある事態の沈静化を図った。これは、ヒズブッラーがハイファへの攻撃の可能性をほのめかし、レバノン南部の国境からの砲撃が激化したことを受けてのものだった。
ガザ地区で進行中の戦争と並行して、ヒズブッラーは8ヶ月にわたりイスラエルと交戦している。そして先週には、幹部の命がイスラエルの攻撃によって奪われたことを受け、イスラエルの複数の軍事拠点へ向けて、これまでで最も多くのロケット弾や無人攻撃機を発射した。これに対し、イスラエルのスポークスマンは今日火曜日に、ヒズブッラーの航空部隊を標的とした一連の攻撃を新たに行ったと述べた。
なおヒズブッラーは、ガザ地区での戦争を止めない限り、ヒズブッラーもイスラエルへの攻撃を止めないとしている。
ホッホシュタイン米特使は、イスラエルへの短い訪問後にレバノンを訪問したことについて、国境地帯の危険な情勢を踏まえた米国のジョー・バイデン大統領の指示によるものだと明かした。
特使は、「過去数週間で事態が激化する様を我々は見てきた。バイデン大統領が望んでいるのは、大規模な戦争に発展するほど激化が進むのを回避することである」と加えた。
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