■イスラエル軍がレバノンへ攻撃を開始する軍事計画に合意したと発表
【エルサレム:諸通信社】
ホッホシュタイン特使は今日火曜日、レバノン軍の司令官と面会、また、レバノン国民議会の議長でありアマル運動の指導者でもあるナビーフ・ビッリー氏との会談し、その後記者会見を行った。アマル運動はヒズブッラーと同盟関係にある武装組織で、同組織も過去数ヶ月の間にイスラエルへ向けてミサイルを複数発射している。
米国とフランスは、レバノン国境における軍事行動の停止を保証するため、交渉を通じた外交努力を行っている。
またヒズブッラーは、偵察機が撮影したとする、ハイファの港や空港といったイスラエルの複数の地点を撮影した9分31秒の動画を公開した。ハイファはレバノン国境から27kmの地点に位置する。
そして、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が、中国とインドの会社が運営するハイファの港を攻撃すると警告したことを受け、カッツ外務大臣はX上で、「我々がヒズブッラーとレバノンに対するルールを変える決断をする瞬間は非常に近づいている」と述べた。
同大臣は、「全面戦争により、ヒズブッラーは壊滅し、レバノンは大きな敗北を味わうことになるだろう」と続けた。
さらに、「イスラエルは大きな代償を払うことになるだろうが、国は団結しており、北部の住民らのもとには安全が戻されるべきである」と述べた。
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