ガザ: 戦車とドローンに包囲され、新しい住居を奪われる市民たち(1)

2024年06月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザ:ジェノサイドにより新しい住居を奪われた殉教者たち… ラファは戦車とドローンに包囲される

【ガザ:本紙】

イスラエル軍はガザ地区各地、特に住宅への爆撃を止めず、死傷者が発生している。ラファ(ラファフ)では戦車とドローンによる包囲、家屋の爆破が見られた。

ガザ市南部サブラ地区の住宅を狙った爆撃では、10人の死者と多数の負傷者が出た。

パレスチナ国営通信『ワファー』は地元からの情報として、「占領軍の戦闘機が近隣の住宅を標的とし、住民8人が死亡、数十人が負傷した」と伝えた。

さらに、「ガザ地区中心部にあるヌサイラート難民キャンプ北の発電所近くで市民たちが戦闘機に狙われ、市民2人が死亡、他2人が負傷した」と付け加えた。

ガザ市西部のシャーティイ難民キャンプにあるタバーザ家の住宅をイスラエルの戦闘機が爆撃し、子ども2人も死亡した。

また、ガザ市中心部のダビート交差点付近にあるジャアルール家の住宅が狙われ、3人の死亡者と数人の負傷者が出た。

トゥッファーフ地区のヤーファー通りにある別の住宅も標的となり、市民3人が死亡した。

同時に、ガザ市西部の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職業訓練校本部を狙ったイスラエルの爆撃により、パレスチナ人8人が死亡、ほか複数人が負傷した。

医療関係者はアナトリア通信に対し、イスラエル戦闘機によるUNRWA職業訓練校本部爆撃後、8人の死亡者と多数の負傷者がガザ市中心部のマアマダーニー病院に到着したと報告した。


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翻訳者:荒岡麻里
記事ID:58184