ガザ: 戦車とドローンに包囲され、新しい住居を奪われる市民たち(2)

2024年06月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザ:ジェノサイドにより新しい住居を奪われた殉教者たち… ラファは戦車とドローンに包囲される

【ガザ:本紙】

ラファでは、イスラエル占領軍の戦車がラファ北西部の避難民用テントがあるマワーシー地区郊外まで進軍した。

関係者によると、イスラエル占領軍とハマース勢力との間で激しい衝突が起きた。

戦車とドローン(クワッドコプター)がラファを四方八方から包囲しているなか、遺体は市北部のタル・アッ=スルターン地区とウライバ地区をはじめとした数カ所の道路に遺棄されている。一方、ラファ市西部にあるサウーディー地区でも新しい居住区域が爆破された。

6月1日にラファ中部と西部で撮影された衛星写真は、ここ数週間で避難民のための何千ものテントが消失したことを記録しており、ラファ西部で撮影された写真には、居住地があったのちに無人となった地域が示されている。写真にはまた、巨大難民キャンプが位置するタル・アッ=スルターン地区の広範な地にテントが一張もない様子も写されている。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:荒岡麻里
記事ID:58185