UAEの歌手、ガザへ人道支援
2024年06月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■フサイン・ジャスミー氏:危険とはいえ、私のガザ訪問は人道的義務である
【ガザ:本紙】
「特命親善大使」とのあだ名で知られるUAEのアーティスト、フサイン・ジャスミー氏がガザ地区のパレスチナ市民への人道支援キャラバンを率いた。
同氏はUAE赤新月社とともに、カイロからアリーシを経由し、ラファ検問所を通ってガザ地区に到着した。この訪問の目的は、「日々イスラエルによる攻撃と敵対行為にさらされているガザ地区のパレスチナ市民への支援」であった。
同氏は爆撃の被害を受けた子供、若者、高齢者を含む多くのガザの人々と面会した。最初の訪問地は、UAE赤新月社がガザに設置したUAE・パレスチナ野戦病院であった。
同氏は声明の中で、自身のガザ訪問は「残忍なイスラエルの敵対行為とその危険があるとはいえ、UAEの政府と国民を代表して、敵対行為にさらされたガザの人々に対する人道的義務を果たすため」と強調した。さらに、「ガザへの敵対行為を阻止するためのUAEの努力は止まらない。UAEは、パレスチナやガザ地区の人々への人道的義務に基づき、爆撃と爆音の中、物質的支援や緊急医療支援を提供し、UAE赤新月社による野戦病院を設置した最初の国の一つである。」と続けた。
同氏と救援キャラバンはエジプト軍の部隊を伴った厳重な警備のもと国境に到着した。同氏は、ガザのパレスチナ市民への人道的任務を行う際に、キャラバン全員を保護し、安全を確保してくれたこの部隊が果たした役割について称賛した。
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翻訳者:中原葉
記事ID:58196