エジプト:サウジとの間で運用開始された特別便で巡礼者ら840人が帰国開始

2024年06月24日付 Al-Ahram 紙

■サウジとエジプト間の空輸で抽選に選ばれた巡礼者840人が帰国開始

【メッカ:本紙】

エジプトの内務省行政担当次官兼ハッジ公式団長は、今日月曜日、同国とサウジアラビアの間で、抽選で選ばれた840人の巡礼者を帰国させるための特別航空路線の運用が開始したと発表した。

同次官は、抽選で選ばれた最初のグループにはミヌーフィーヤ県在住の計840人の巡礼者が該当することを明らかにし、彼らがジェッダ市のキング・アブドゥルアズィーズ国際空港を経由して、3便に分けて母国に帰国することを確認した。

さらに同次官は、ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港の抽選ハッジミッションの責任者らが、巡礼者を受け入れ、彼らの帰国手続きを円滑に進めるために準備の水準を向上させたと付言した。

これに関連し内務省行政担当次官兼ハッジ公式団長は、本日時点で、抽選で選ばれた第2陣の巡礼者3,045人がハッジの儀式を終えてメッカに滞在したのち、マディーナ(メディナ)に到着したと発表した。

同次官は、カイロ、ディムヤート、ポートサイードの各県出身の抽選ミッション巡礼者870人が今日、メッカからマディーナに移動したと明らかにした。

さらに同次官は、彼ら巡礼者が預言者のモスク付近で5日間過ごしたのち、金曜日にあたる6月28日にマディーナのムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ空港を経由して故郷に戻る予定であると述べた。


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翻訳者:藤澤千咲
記事ID:58199