エルドアン大統領、シリアの接近に前向き姿勢

2024年06月28日付 Cumhuriyet 紙

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、シリア指導者のバッシャール・アサド氏と再び会談できると明らかにし、「過去のアットホームな会談ができるようになるまで、アサド氏とこうした会談を過去に行なったとしても、近々にはない、ということは決してない」と述べた。

AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後、記者らの質問に回答した。

エルドアン大統領が語ったことは以下の通り。

◾️イスタンブルでの建物倒壊

このような違法建築で地盤調査が正しく行われてこなかった場所では、都市再生計画を行ってはならない。今倒壊した建物で、問題を目の当たりにしている。3階分が違法建築、違法であるがために取り壊しの対象となった。私は自治体首長を経験した大統領であるから、そのような事柄についてはよく知っている。今日まで都市再生計画をいかに成功裏に行ってきたならば、国全体でも着実に行っていきたいと考えている。

◾️共和連合の動向

ご存知のように、共和連合の主要な代表者であるデブレット(・バフチェリ)氏と長きに渡り協働している。会談は継続的に行っており、今後も続けていく。どのような悪用も許さない。デブレット氏と共に、我が国の政治的展開において何が起きているのか、どのような措置を講じる必要があるのか、そのようなことを議論している。民族主義者行動党(MHP)、AKP両者で措置を講じている。

◾️シリア、アサドとの関係

これまでがそうであったように、今日でも協働していく。我々がシリアの内政に干渉していくような懸念は全くない。シリアの国民は、我々の兄弟として共に生きてきた人々である。過去のアットホームな会談ができるようになるまで、ご存知のように、アサド氏とこうした会談を過去に重ねており、近々にはない、というようなことは決してない。また可能なのだ。シリアの内政に干渉するような懸念は全くない。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:58222