■リクードの幹部たちへ:ネタニヤフとその一派に「第三神殿の破壊」を許すな
【シキ・レヴィ】
第三次レバノン戦争の可能性は高く、日々増している。ヒズブッラー、そしておそらくはイランとの戦争が、いずれかの段階において避けられないと考える人がいる。またその他の人々は、知恵と外交によってシーア派の脅威を無力化できると考えている。
しかしすべての人が同意するのは、仮にそのような戦争が発生すれば、それはイスラエルがこれまで経験したことのない規模の人的・物的被害ともなう、存在をかけた戦争になるだろうという事実である。
この戦争は国家の存続を真の危機にさらすものである。そのような賭けに出るという戦略的選択肢は、以下の4つの条件が満たされないかぎり取られ得ないものだ。
1.より悪質性が低い代替案の欠如。
2.国民が国家指導部の背後に結束し、戦争の目的を理解し、他に選択肢がないことを理解していること。
3.軍が人的面および武器面で準備が整っていること。
4.米国の軍事的・政治的支援が得られること。
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