キルギス政府国家安全委員会は、クーデター計画が未然に防がれたことを伝えた。
キルギス政府国家安全委員会は、国家転覆を計画したグループのメンバーが逮捕されたと伝えた。会見では、「キルギスの諜報機関が、政権を奪取しようという計画を阻止した」と語られた。
■破壊組織の企てを阻止
会見では、クーデターを企て、国家の社会政治的状況を不安と反乱で揺るがそうとした破壊組織の計画が阻止されたことが明らかにされた。
捜査によって、この組織のメンバーが「犯罪イデオロギーを支持し、同時に狂信的宗教イデオロギーを擁護する」人々から成ることがわかった。捜査と作戦の結果、「K.B.A」、「M.E.C」、「B.B.K」、「M.A.C」、「S.A.B」という名のキルギス人が逮捕されたと伝えられた。また、捜査は続いていることも伝えられた。
会見では、作戦時、逮捕者の自宅や車の中で火器や手製爆弾、弾薬、無線、保安官の制服、無人飛行機、その他禁止されている出版物が見つかったことが伝えられた。
同時に、キルギスで1月に集団的暴動により国家転覆の準備をした疑いで、あるグループへの捜査が行われた。会合を開いてクーデター計画を組織したことが罪に問われた41歳の実業家イマミディン・タショフが、匿われていた村で4月22日に逮捕された。
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翻訳者:関口ひなた
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