イラン:大統領選挙の開票が始まるなか、正体不明の武装集団が投票箱を積んだ車両を襲撃
2024年06月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■大統領選挙の開票が始まるなか、正体不明の武装集団が投票箱を積んだ車両を襲撃
【テヘラン:諸通信社】
第14回大統領選挙における投票が終わり、イラン当局は有権者の票の集計を開始した。投票は国全土で3度にわたって延長され、計18時間に及んだ。
国家選挙管理委員会のモフセン・エスラーミー報道官は報道声明で、投票は現地時間0時ちょうど(GMT+3:30)に終了したと発表した。
イラン国営通信(IRNA)は、関係当局が投票締め切り後に選挙の票の集計を開始したと報じた。
同通信は、投票は有権者たちがまだ中にいるセンターで継続されており、投票終了後に開票作業が開始されると指摘した。
第14回イラン大統領選挙は、現地時間金曜午前8時(GMT:4:30)にイラン全土の58,640か所の投票所で始まった。
選挙の終了時刻は3度にわたって2時間ずつ延長されたことにより、当初の午後6時までから深夜0時までとなった。
イランの第9代大統領を決める第14回大統領選挙では、サイード・ジャリリ氏、モハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ氏、モスタファ・プルモハンマディー氏、マスード・ペゼシュキアン氏の、4人の候補者の中から選出される。
これに関連しイラン国営メディアは、スィースターン・バルーチェスターン州で正体不明の武装集団が投票箱を積んだ車両を襲撃し、治安部隊員2人が殺害されたと報じた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:山中李咲
記事ID:58327