CHP国会議員のボアジチ大学入構、認められず―裁判事案に

2024年07月11日付 Cumhuriyet 紙

共和人民党(CHP)は、党の国会議員がボアジチ大学への入構を許可されなかったことに関して、アンカラ首席検察庁に刑事告訴を行った。

共和人民党のスアト・オズチャウダス副党首率いる一行は、刑事告訴の書類をアンカラ首席検察庁に手渡すためにアンカラ裁判所を訪れた。

共和人民党のオズチャウダス副党首は、ボアジチ大学第157回卒業式に参加し同大学で1279日間に亘り続く活動を支援するため、7月5日にイスタンブルで集ったと明かし、ボアジチ大学への入構を職員たちに通達された命令の元で妨げられたと話した。

オズチャウダス副党首は、ボアジチ大学で生じている問題を現場で聞くため訪問を計画したと説明し、「しかし、そこの職員たちが直に言ったところでは、学長で教授のメフメト・ナジ・インジ博士の指示により国会議員が構内に入らぬように求められたと。これはトルコ刑法の第257項にある『職権の乱用』と、『職務の遂行を妨げるための抵抗』を指す第265項の条項に違反する行為である。したがって、本日ここアンカラ首席検察庁に来た。」と話した。

共和人民党の一行は、刑事告訴の書類をアンカラ主席検察庁に引き渡した後、「トルコ世紀教育モデル」という新しい指導要領の実行中止を申請するために行政裁判所へ向かった。


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翻訳者:今田杏佳
記事ID:58328