高齢化するトルコ社会

2024年07月12日付 Cumhuriyet 紙
[イスタンブル広域市に付属する]イスタンブル計画機関(以下IPA)のブーラ・ギョクチェ代表は、トルコの高齢化する人口に関して注目すべきデータを公開した。これによると、2002年に若者人口の影響で絶好の機会を掴んでいたトルコは、すでに「超高齢化国家」の一員になっている。

IPAのデータによると、トルコは8500万人の人口を抱えて世界194か国中18位となっており、世界の人口の1.1%を占めている。IPAの発表では2023年の世界人口が80億4500万人であることに触れ、次のように述べられた。「人口世界最多の国は14億2800万人のインドである。中国が14億2500万人、アメリカが3億4000万人、そしてインドネシアが2億7800万人でインドに次いでいる。」

トルコにおける人口推移に言及したデータによれば、この10年間で0~4歳の人口が減少した一方で、65歳以上は48.1%増加して870万人に上った。トルコは人口の10.2%が高齢者の「超高齢化国家」の一つになった。

◾️イスタンブルの人口

イスタンブル全体では0~4歳の人口が減少している一方で、65歳以上の人口は増加を続けている。2023年にはイスタンブルの出生数と出生率は過去最低レベルにまで低下した。

記録によると、イスタンブルで生まれた新生児は15万6708人で、出生率は1.20に後退した。

ブーラ・ギョクチェ代表は、Xアカウント上の投稿で、2002年時点では若者の人口がトルコにとって大きなアドバンテージであったが、今日ではもはやこの絶好の機会は終わりを告げようとしていると強調した。

ギョクチェ代表は、トルコがすでに「超高齢化国家」に分類されていると述べた。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:58341